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第三章 転機と誓い
13話 孤独
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あの街を出た私は、あてのない旅をした。
持ってきたお金を少しずつ使って何とか生きた。
身体は生きているけれど、心は死んでいた。
空っぽだった。
電車を使うのは勿体ないから、ずっと歩いた。
着ている服はヨレヨレになるし、お風呂だって入れてないし、傍から見ればホームレスのような姿をしていると思う。
他人にどう思われても平気だった。
腫れ物扱いをされるけど、直接何かされる訳では無いし。
家族が死んで、今日で1ヶ月。
ニュースや新聞によると、私の家が燃えたのは放火が原因らしい。
でも、犯人はまだ分かっていない。
私は自分の手をさすった。
秋の終わりが近い。
今ですら風が冷たくて寒いのに、これから本格的な冬が始まるのだ。
私、生きていけるだろうか。
どんどん寒くなるから、外で寝るにもいずれ限界が来る。
お金も、いつか尽きてしまう。
私、何がしたいんだろう。
全てを失ったのに、何でまだ生きてるんだろう。
もう、分からないや。
草木も枯れ、寒い冬がやってきた。
街を出て3ヶ月。
限界だった。
お金も底をついたし、体力も残っていない。
私は人気のない道で倒れ込んだ。
体が痛い。重い。
熱が出てるような気がする。
このまま、死ぬのだろう。
そう思った。
ふと、美雪のことを想った。
また会おうねって約束したのに…
ごめんね。美雪ちゃん。
約束、守れそうにないや。
だって、こんなにも惨めで、情けなくて。
こんな姿を見せたくない。
美雪ちゃん、私のことを一番だって言ってくれてありがとう。
でも、もういいよ。
私はもう死ぬだろうから、一番じゃなくてもいいよ。
覚えててくれるだけで十分。
何一つ信じられない世界で、唯一の希望だった。
もう、さよならだね。
「お父、さん。お母…さん。………宙」
私も、そっちに行くから。
笑顔で、迎えてくれる?
1人で、よく頑張ったねって、褒めてくれる?
寒空の下、私は口だけで笑顔を作った。
目は半分閉じている。
なんだか、凄く暖かい。
さっきまでの、凍えるような寒さが嘘みたい。
眠くなってきちゃった……。
私は、瞼を閉じた。
持ってきたお金を少しずつ使って何とか生きた。
身体は生きているけれど、心は死んでいた。
空っぽだった。
電車を使うのは勿体ないから、ずっと歩いた。
着ている服はヨレヨレになるし、お風呂だって入れてないし、傍から見ればホームレスのような姿をしていると思う。
他人にどう思われても平気だった。
腫れ物扱いをされるけど、直接何かされる訳では無いし。
家族が死んで、今日で1ヶ月。
ニュースや新聞によると、私の家が燃えたのは放火が原因らしい。
でも、犯人はまだ分かっていない。
私は自分の手をさすった。
秋の終わりが近い。
今ですら風が冷たくて寒いのに、これから本格的な冬が始まるのだ。
私、生きていけるだろうか。
どんどん寒くなるから、外で寝るにもいずれ限界が来る。
お金も、いつか尽きてしまう。
私、何がしたいんだろう。
全てを失ったのに、何でまだ生きてるんだろう。
もう、分からないや。
草木も枯れ、寒い冬がやってきた。
街を出て3ヶ月。
限界だった。
お金も底をついたし、体力も残っていない。
私は人気のない道で倒れ込んだ。
体が痛い。重い。
熱が出てるような気がする。
このまま、死ぬのだろう。
そう思った。
ふと、美雪のことを想った。
また会おうねって約束したのに…
ごめんね。美雪ちゃん。
約束、守れそうにないや。
だって、こんなにも惨めで、情けなくて。
こんな姿を見せたくない。
美雪ちゃん、私のことを一番だって言ってくれてありがとう。
でも、もういいよ。
私はもう死ぬだろうから、一番じゃなくてもいいよ。
覚えててくれるだけで十分。
何一つ信じられない世界で、唯一の希望だった。
もう、さよならだね。
「お父、さん。お母…さん。………宙」
私も、そっちに行くから。
笑顔で、迎えてくれる?
1人で、よく頑張ったねって、褒めてくれる?
寒空の下、私は口だけで笑顔を作った。
目は半分閉じている。
なんだか、凄く暖かい。
さっきまでの、凍えるような寒さが嘘みたい。
眠くなってきちゃった……。
私は、瞼を閉じた。
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