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目が覚めるとそこは知らないところだった。
誰だよ!
嫌がらせにも程がある。
あたりを見回したが森の中としかわからない。
こんな嫌がらせをする人物は一人しか思いつかない。
「ふざけるな!
どうやって帰れって言うんだ」
こんな所にいても仕方ない、朝になったら森を抜けて民家に助けを求めることにした。
もう一度周りを見渡すと知っている顔が二人寝ているではないか!
一人はバイト仲間で烈火、もう一人は幼なじみで姉と同級生のこの嫌がらせをしたと思っていたひじりだ。
「ひじりの嫌がらせじゃないの?
それとも‥‥」
首を振り二人から少し離れた場所に座り寝直すことにした。
少女が寝直すこと10分後、ひじりが目を覚まし辺りを見回して、ある一点を見ると顔をしかめた。
ムッとしながらも頭はいたく冷静で冴えていた。
「寝た振りはいいから、そいつから離れろ」
「ばれていたか」
そっと少女の身体の下から腕を引き抜くと、頭を撫でた。
「おい!そいつに触るな!」
「命令される覚えはない!さくらちゃんが君の幼なじみと聞いている。だからと言って、さくらちゃんの行動に一々口を挟むのはどうかと思うよ」
二人は一歩も譲る気がなく睨みあい、そこだけブリザードが吹雪いていた。
話し声に気付きふっと目を覚ますと犬猿の中なのか、二人は睨みあっている。
ひじりは少女ことさくらが男といるだけで不機嫌になり邪魔しにくる、お陰様で彼氏ができたことはないし、バイトも長く続いたためしはなかった。
ましてやこんな知らない場所でいがみあってもらいたくはない、こんな奴等でも知り合いがいるというだけでも心強いし、安心できる。険悪な雰囲気に目が覚めたとは告げられず、もう一度寝直すことにした。
誰だよ!
嫌がらせにも程がある。
あたりを見回したが森の中としかわからない。
こんな嫌がらせをする人物は一人しか思いつかない。
「ふざけるな!
どうやって帰れって言うんだ」
こんな所にいても仕方ない、朝になったら森を抜けて民家に助けを求めることにした。
もう一度周りを見渡すと知っている顔が二人寝ているではないか!
一人はバイト仲間で烈火、もう一人は幼なじみで姉と同級生のこの嫌がらせをしたと思っていたひじりだ。
「ひじりの嫌がらせじゃないの?
それとも‥‥」
首を振り二人から少し離れた場所に座り寝直すことにした。
少女が寝直すこと10分後、ひじりが目を覚まし辺りを見回して、ある一点を見ると顔をしかめた。
ムッとしながらも頭はいたく冷静で冴えていた。
「寝た振りはいいから、そいつから離れろ」
「ばれていたか」
そっと少女の身体の下から腕を引き抜くと、頭を撫でた。
「おい!そいつに触るな!」
「命令される覚えはない!さくらちゃんが君の幼なじみと聞いている。だからと言って、さくらちゃんの行動に一々口を挟むのはどうかと思うよ」
二人は一歩も譲る気がなく睨みあい、そこだけブリザードが吹雪いていた。
話し声に気付きふっと目を覚ますと犬猿の中なのか、二人は睨みあっている。
ひじりは少女ことさくらが男といるだけで不機嫌になり邪魔しにくる、お陰様で彼氏ができたことはないし、バイトも長く続いたためしはなかった。
ましてやこんな知らない場所でいがみあってもらいたくはない、こんな奴等でも知り合いがいるというだけでも心強いし、安心できる。険悪な雰囲気に目が覚めたとは告げられず、もう一度寝直すことにした。
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