どうやら家族から嫌われているようなので、私は騎士になり家族に一泡吹かせたいと思います!

りまり

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 ケガはしてないが一応と言うことで医師に診てもらった。

 これでも鍛えているのでこんなことではびくともしない自信がある。

 「大丈夫と言ったのに……」

 「「それでも心配なんだ」」

 「お二人とも過保護です」

 私はようやく解放され、お兄様の所に行くもまた抱きしめられたのだ。

 「無事でよかった」

 「お姉さまは一体何がしたかったんです?」

 「わからない、ああなったのは母さんの影響だと思う」

 母は、姉を異常に溺愛していた。

 自分にそっくりの姉がかわいかったのかもしれない。

 姉なら王子たちも求めてくれるだろうと思ったのかもしれない。

 母は何故そこまでして、王子妃にこだわったのだろう?

 「それは私がお話しましょう、彼女とは陛下を取り合う仲だったのです。
 結果は私が選ばれ、彼女は公爵家に嫁ぎました」

 「わしは、二人とも愛していたのだが……彼女が手段を択ばなくなってね。
 それで彼女には悪いが……」

 「そうですか……」

 せっかくのチャンスを逃したのは母じゃないか!!!!

 それなのに……逆恨みまでして、みっともないったらない!!!!

 理由は分かった。

 後は父が答えを出すだろう。

 「それでも、母のしたことは間違ってます。
 正々堂々相手に立ち向かわねばならなかったのに……」

 「本当にあなたはお父様に似ているのですね」

 「そうでしょうか?
 なら嬉しいです」

 これは本心だ。

 父よ兄は大好きだ。

 でも母と姉に一泡吹かせるつもりで騎士になったのだが……他のことでざまぁされてしまった……

 だからと言って今更騎士団を辞めるつもりはない!!!

 ここが自分の居場所なのだから……これからは少しはいい関係を気付いていけたらいいなと思う。


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