双子の妹の代わりに学園に来ているのですが、どうやら乙女ゲームの世界だったようです。

殿下side

　俺には小さいころから婚約者がいる。

　きれいだがこいつは俺と同じ匂いがする奴だ。

　だから他の奴らのいる前では本性を出さないで、お互い猫をかぶっているのだが……知れば知るほどこいつとはどこまでも平行線をたどる。

　まさか好きな女のタイプまで同じとは思わなかったが、あの子は女の子ではなく男の子だったな。きちんとシンボルがついていた。

　この世界は女が少ない。

　少ないと言ってもびっくりするほど少ないわけではないのだが、そのせいかごくまれに孕むことが男の子が生まれるのだがまさにマリーと名乗るあの子がそうだ。

　俺たちは徹底的にあの子の身辺を調べたらこれまた出るわ出るわ、どこから突っついてやろうかと思うぐらいにはでた。

　気を失っているマリーを起こさない様に微量だが睡眠薬を嗅がせ、マリーのかわいいシンボルに口に銜えた。初めての刺激なのか寝ているのにも関わらずかわいい反応を返してくれる。

　「本当に可愛いな……もう少し堪能したいが流石に起きちまうよな」

　俺はそれなりに堪能するときれいに何事もなかったようにふるまった。

　少し違和感があるのかお尻を気にしているのがかわいい。

　尻穴に指を入れ刺激したからな、痛がりながらも反応は良かった。

　その事をあいつに話すとすっごく怒られ、今度マリーとお泊り会をするんだと嬉しそうに話しているのにこいつの顔はすっごいエロい顔で遠くを眺めていた。

　こいつと二人にしたらマリーの貞操が危ない！！！！！

　俺は無理やり泊り会に交じることにしたのは言うまでもない。

　上がってきた報告書を読みながら、一応陛下に報告すると嫌な顔で俺にマリーを連れてくるよう言ったのだ。