【完結】私の全てを奪った姉に復讐をさせていただきます

りまり

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 ことの発端は私が生まれてからだと思います。

 両親曰く、姉は赤子の私に物を奪われたとか打たれただとか本当に些細なことで騒ぎ立てるのです。

 何度も注意しましたがそれもむなしくことあるごとに身体が弱いのをいいことにすぐに具合が悪いと言い出しらちが明かなかったそうです。

 お陰様で私は健康体に生まれたので幼少期よりそれはそれは厳しい淑女教育を始めましたけど、姉はそれすらも受けようとしないのです。

 両親はあきれ果て、いつしか姉は将来修道院にでも入れるかとさえ話していたのです。

 確かに姉は生まれた時からすぐに熱は出したり大変だったと聞いてますが、医療の進化で姉の病気もよくなったと聞いてます。それでも姉は可哀そうな私を演じているのです。

 社交界に出れる年になると更にそれはひどくなり、婚約者のいる殿方などに声をかけたりと本当にやりたい放題やり始めたのです。私と両親は頭を下げ謝りの繰り返しでした。

 姉にすれば自分が継ぐはずだと思っていた公爵家は妹の私が継ぐのだから面白くないのは分かります。

 ならなおのこと頑張って勉強なりマナーをしっかり身に付けて私に張り合えば良かったんだ。

 そうすれば両親だって姉に当主の座を譲ってもいいと思ってくれただろうに……両親はなんだかんだと姉のことを大切に思っているのだ。

 それなのに……両親に心労ばかりかけて最近は母が寝込むことが多くなったのに姉はそれすら気に留めない。

 そんな中で第三王子様の側近たちがお姉さまが殿下に近付いたことを教えてくれたのだ。

 なので今回の婚約破棄のイベントをやらかしたのだが、側近の皆さんグッジョブです。退路まで確保してくれ騎士の皆さんにも手伝ってもらい家路に付きそのまま隣国に逃げ込んだのです。



 

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