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わたしの気持ち
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「はははっやはりこの時間は手薄だ!簡単に入れたぞ!」
男達が、神殿の篭城ができたことに喜び下びた笑いが響いている。
もはやここに住んでいる神官達はいない。皆通いのもの達だ。
夜当番として泊まる者がいるが、要はその者たちを退けば占拠は完了である。
アトスが放った配下は神殿の監視をする形で随時報告を入れてくる。
神官たちだけなら兵を攻めさせ鎮圧させればいいが、ユエが人質となっている。
神官らも追い込まれれば、何をするかわからない。ユエに危害を加えるかもしれない。それを懸念して、とにかく情報収集として、配下を監視させている。
俺は出来るうる限りの配置を指示し、準備に備える。
本当はすぐにでも中に入り、ユエを救出したいのをぐっと堪える。
ことが起きるから儀式の時。
それまでは、ユエが殺されるの事はないはず。その確信はある。
大丈夫だ必ず助けられる。
「ミコト様。」
俺は誰もいない所でミコト様を呼んだ。
するとすぐに姿を現してくれた。顔はなんとも不機嫌ではあるが、協力を頼むのにこれ程頼りになる者はいない。
「私はお前の小間使いではではないぞ!私は神だぞ!わかっているのか⁈」
どうやら、不満は隠すつもりはないらしい。
「すみません。お願いがあって…
ユエのそばにいてもらえませんか。儀式が始まるまで、俺は行く事は叶いません。
せめて、そばにいて安心させてやってくれませんか。」
「言われなくともそのつもりだ。大体私の部屋で篭っておるのだしな。
まぁいい……これが終わったらそれ相応の対価は覚悟しておくのだな。」
「たくさんの茶菓子を用意させてもらいますよ。」
容姿が子供のままであるがために、つい子供が喜びそうなものを言ってしまった。
でも、いつもユエとミコト様は一緒にティータイムを楽しんでいる。俺はそれが見るのが好きだった。
是非またティータイムをしてほしい。俺も混ぜてほしけど。
「……ふん。子供扱いしおって。ユエの分も忘れるなよ。」
そう言い、ミコト様は姿を消した。
まんざらでもなかったようだ。
俺は緊迫した状態で、肩に力が入っていたのか、今ので少し力が抜けたようだ。
俺はもう一度、配下を呼び準備にかかった。
**********
目が覚めたら神殿の際奥深く部ミコトを祀っている部屋だった。
わたしが起きたことにまた男たちは背を向けており、わたしに気付いていない。
そこでわたしは下手に騒ぐより、寝たふりをして隙を見つけることにした。
幸い薬の吸引を少なめにできたのか効果は薄かったようだ。眠っている間に殺されたのでは堪らない。
「ユエ。起きた?」
そばにミコトが姿現した。話すことができないので、静かに頷く。
「もう、夕刻だよ。儀式までまだ少しあるけど、このまま寝たふりを続ける?」
こくこくと返事をし、ミコトは「わかった」と、隣でいてくれた。
ミコトから、アトス様がわたしの救出のために動いていると言う。
もちろん今回の騒ぎを起こしてるこの男達を捕らえることも大事だが、何よりわたしの身を案じてくれているらしい。そのためにミコトにそばにいてやってほしいとお願いしてきたらしいが、それはミコトには不服だったらしく、「そんなこと言われなくてもするわ!」と言っていた。
2人のやりとりが目に浮かぶ。ミコトとアトス様は仲がいいのかわからないが、共通のこととなると率先して手を組んでいる。
こんな時に心強い味方だ。
男達が、神殿の篭城ができたことに喜び下びた笑いが響いている。
もはやここに住んでいる神官達はいない。皆通いのもの達だ。
夜当番として泊まる者がいるが、要はその者たちを退けば占拠は完了である。
アトスが放った配下は神殿の監視をする形で随時報告を入れてくる。
神官たちだけなら兵を攻めさせ鎮圧させればいいが、ユエが人質となっている。
神官らも追い込まれれば、何をするかわからない。ユエに危害を加えるかもしれない。それを懸念して、とにかく情報収集として、配下を監視させている。
俺は出来るうる限りの配置を指示し、準備に備える。
本当はすぐにでも中に入り、ユエを救出したいのをぐっと堪える。
ことが起きるから儀式の時。
それまでは、ユエが殺されるの事はないはず。その確信はある。
大丈夫だ必ず助けられる。
「ミコト様。」
俺は誰もいない所でミコト様を呼んだ。
するとすぐに姿を現してくれた。顔はなんとも不機嫌ではあるが、協力を頼むのにこれ程頼りになる者はいない。
「私はお前の小間使いではではないぞ!私は神だぞ!わかっているのか⁈」
どうやら、不満は隠すつもりはないらしい。
「すみません。お願いがあって…
ユエのそばにいてもらえませんか。儀式が始まるまで、俺は行く事は叶いません。
せめて、そばにいて安心させてやってくれませんか。」
「言われなくともそのつもりだ。大体私の部屋で篭っておるのだしな。
まぁいい……これが終わったらそれ相応の対価は覚悟しておくのだな。」
「たくさんの茶菓子を用意させてもらいますよ。」
容姿が子供のままであるがために、つい子供が喜びそうなものを言ってしまった。
でも、いつもユエとミコト様は一緒にティータイムを楽しんでいる。俺はそれが見るのが好きだった。
是非またティータイムをしてほしい。俺も混ぜてほしけど。
「……ふん。子供扱いしおって。ユエの分も忘れるなよ。」
そう言い、ミコト様は姿を消した。
まんざらでもなかったようだ。
俺は緊迫した状態で、肩に力が入っていたのか、今ので少し力が抜けたようだ。
俺はもう一度、配下を呼び準備にかかった。
**********
目が覚めたら神殿の際奥深く部ミコトを祀っている部屋だった。
わたしが起きたことにまた男たちは背を向けており、わたしに気付いていない。
そこでわたしは下手に騒ぐより、寝たふりをして隙を見つけることにした。
幸い薬の吸引を少なめにできたのか効果は薄かったようだ。眠っている間に殺されたのでは堪らない。
「ユエ。起きた?」
そばにミコトが姿現した。話すことができないので、静かに頷く。
「もう、夕刻だよ。儀式までまだ少しあるけど、このまま寝たふりを続ける?」
こくこくと返事をし、ミコトは「わかった」と、隣でいてくれた。
ミコトから、アトス様がわたしの救出のために動いていると言う。
もちろん今回の騒ぎを起こしてるこの男達を捕らえることも大事だが、何よりわたしの身を案じてくれているらしい。そのためにミコトにそばにいてやってほしいとお願いしてきたらしいが、それはミコトには不服だったらしく、「そんなこと言われなくてもするわ!」と言っていた。
2人のやりとりが目に浮かぶ。ミコトとアトス様は仲がいいのかわからないが、共通のこととなると率先して手を組んでいる。
こんな時に心強い味方だ。
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