前世を思い出した巫女は神のもとに行きたい

だるま

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わたしの気持ち

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あれから数日…
うざい、うざい、うざい、うざい、うざい、うざーーい

「もう!アトス様離れてください!?」
とうとうわたしは切れた。
帰ってきてからと言うものアトス様は片時も、片時も(本当にうざいので二回言う)離れなくてストレスが溜まっている。
まさにおはようからおやすみまで!わたしは浄化以外は仕事できないし、アトス様の仕事に連行され執務室では膝の上!もちろん浄化もくっついてる!
唯一離れているのはお手洗いと風呂だけだ。しかもそれすらもドアの前で待っている。
なんなの?忠犬か?離れたら死ぬとかなの?
この2、3日は心配かけたから仕方ないと我慢したが、もう4日目にはうざいの一言だ。
わたしのプライベートな時間を返せ!?

爆発したわたしを前にアトス様は眉を八の字にして、わたしを見てはそれでもそばから離れようとはしない。そして黙っている。

「なんですか!?言いたいことあったら言ってくださいよ!」

「……ごめんね?」

頭から犬の耳が、尻尾が見える!ここに来て犬化か!?
「……可愛く言ってもダメです!は・な・れ・て!」

「却下。」
これである。







「ユエ。それいつまで続けるの?」
ミコトと一緒にアフタヌーンティーをしながら、わたしを膝に乗せているアトス様に若干引いている。

「わたしに言わないで、アトス様に言ってよ!」
ミコトから言ってもらえれば言うこと聞くかも、まさに鶴の一声!?

「ミコト様新作の菓子があるのですが、試されますか?」

「苦しゅうない!」
顔がキラキラして興味津々、うまく逸らされてしまった。

……ミコト釣られてるし…アトス様も扱いがわかってらっしゃる。


「はぁ…」
もう溜息しか出ない。


「そういえば今回の騒動を起こしたもの達の処分はどうしたのですか?」
気を取り直して、元神官達の事を聞いてみた。

「うん。まだ牢屋に入ってるよ。
罪状はもう固まってるからそろそろ判決は出そうと思ってるけど。」

「判決…どうするんですか?」

「主犯以外は鉱山での労働かな。後は…」

アトス様は最後まで言わなかった。目が冷たくなったから、言わなくてもわかった。

「主犯の人達に判決きつすぎませんか?」

「俺はそうは思わないよ。やったことは禁忌事項だった。そう神殿には言っていたのに、自分たちのいいように解釈して今回のことになってる。正直、情状酌量の余地は感じないな。
ユエはどうしてそう思うの?」

「今回は未遂だしと思って…」

「あいつらは君を殺すつもり満々だったよね?
今回は止められたけで、もしものことはあったんだよ?」

「うっ…」
言い返せない。

「ユエ…」
ギュッとわたしを抱きしめる。
今度は何?また不安なの?
これだけ、アトス様を不安にさせてしまったのは申し訳ないとは思ってはいるが、これについてはわたしには不可抗力だよね。
やれやれと、わたしはされるがままに大人しくする。


「ユエ、今度湖にピクニック行かないか?」

「?湖ですか?」
突然どうした?

「ああ、ずっと城にいても滅入るだろ?気分転換しよう。」

「出してくれないのは貴方のせいでしょ。まぁいいですよ。行きますよ。」
アトス様の意図してることがわからないが、確かに外でゆっくりはしたい。
事件後、祠と城の行き来だけで、監視アトス様付きだから、外に出れるのは嬉しい。
今回も監視アトス様付きだけどね…
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