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男の子は、いつも注目の的だった。
隣のクラスのガキ大将とよく廊下で喧嘩したり、休み時間は、みんなと一緒にヒーローごっこしたり、目立つことばかりしていた。
男の子は、ツッキーとハルちゃんの3人でよく遊んでいたのが印象に残っている。
気が合うのか、3人で行動していることが多く、ツッキーとハルちゃんが他の生徒と喧嘩している時、彼がよく加勢しに突っ込んだりしていたものだ。
そしてウチは、そんな彼が眩しく見えた。
男の子は、他の人とは違う感性も持っていた。
自由帳に自分が知っていることを書き込んだ自作の図鑑や自分が考案したゲームを周囲に広めたりしていたのだ。
皆の反応はいまいちだったが、夢中になって語る男の子は、とても楽しそうだった。
図工の授業で家から転がるものを持ってきて、それを工作することがあった。
各自家からビー玉やラップの芯など丸い形状のものを持参したのだが、なぜか男の子だけはティッシュ箱を持ってきていた。
どうしてティッシュ箱なのか尋ねると――。
――投げれば転がるから。
と、返されてしまう。
また、ある時は、老人ホームに入居している方々へ手紙を書くという行事があった。
下手なひらがなや覚えたての漢字で精一杯書く中、彼だけは白紙で提出したのだった。
先生は、なぜ白紙なのか尋ねると――。
――普通、手紙って知ってる人に渡すんじゃないの?
知らない人に手紙なんて書けないよ。
と返されてしまい、先生の思惑通りに行かず、難儀していたこともあった。
純粋すぎるのか、他人とは違う考えを持っていたり、皆を引きつける才能があった。
そんな彼を面白く感じるようになっていた。
ある日、ウチがハルちゃんにいじめられていたことがり、いかがわしい発言や抱きついてきたりして、嫌がる反応を面白がっていたのだ。
そこへ、たまたま通りかかった男の子がハルちゃんに蹴りを入れ、殴り倒しては、女の子いじめるなと本気で怒ってくれた。
その後、ハルちゃんが泣きながら謝り、一件落着した。
しかし、それよりも、助けてくれた時の男の子の目がとても印象に残ってて、気づけばウチは、そんな彼を――。
「――ん」
目を覚ましたウチは、ベッドでうずくまっていた。
また、変な夢――。
重い目蓋を少しだけ開け、窓の陽光を見つめる。
紺のキャミソールにショートパンツ。
長い金髪は二束にしてシュシュで軽く結んでいた。
最近変な夢ばかり見てる。
落合真弓は気怠く伸びをし、ゆっくり上体を起こした。
前までは、怖くて辛い感じだったけど、今回はとても懐かしい感じ…。
情景からして小学生の頃、約10年前の記憶。
当時は、よく男の子と一緒に遊ぶことが多かった。
体を動かすのは好きだったし、ゲームをしたり、アニメの今後の展開を予想するなんてすごく盛り上がったものだ。
特に、ツッキー、ハルちゃん、それと…。
「…んむ」
もう1人の顔がぼやけて、はっきりと思い出せない。
「ん~」
なぜ、今更こんな夢を見るのか、覚醒したばかりの頭では分からなかった。
そして、毎回登場するあの男の子の名前が浮かび上がってこず、妙に気になってばかりいる。
あの子は、確か同じクラスだったハズなのだが、何せ10年前の記憶、掘り起こすのも一苦労だ。
うなりながら枕に顔を埋め、眠気には敵わず、再度寝直すことにした。
すると、階段を登ってくる足音が徐々に強まり、やがて部屋の前まで迫ってきた。
「ちょっと真弓ィ!!」
「ッ!?」
勢い良くドアが開いたと共に怒声が発せられたため、ウチは驚きのあまり飛び起きた。
「あんた休みだからっていつまで寝てんだでェ!!」
金髪ポニーテールに褐色肌、黒Tシャツに足のラインが綺麗なスキニデニムを履いた母であった。
「ちょッ!! ママッ!! ノック無しで入ってこないでっていつも言ってんじゃん!!」
「しましたァ! ママちゃんと2回ノックしましたァ!!」
「嘘じゃん絶対ッ!!」
突然の母の襲来と同時に壁の時計を見て、さらに怒りが増す。
「って、まだ8時じゃんッ!!
なんでそんな――ッ!!」
「もう8時なんだべよッ!!
せっかくのGW家に引きこもってどうすんだで!!」
痛いとこ突かれ、一瞬言葉が詰まる。
「とッ、特に予定がないからこもってんじゃん!!」
それを聞いた真弓ママは、呆れながら大きな溜息を吐いた。
「ママがっかりだで。
高2にもなって未だに彼氏できないんだなんて…」
「そんなん、ウチの――」
「ママの頃はとっくにパパ捕まえて、毎日ハッスルしてたってのに…」
「ちょッ!!やめてよッ!!
朝からそんなの聞きたくないッ!!」
真弓ママの惚気話に耳を塞ぐ。
「とにかくッ! 早く顔を洗ってご飯食べなで!!
いつまでも片付かないべよ!!」
「あッ、ママ!」
ママが退出する直前、とっさに呼び止めた。
「――何?」
「あのさ、小2の頃、ウチがよく遊んでたの誰だったっけ?」
唐突な質問に眉間にシワがよる。
「急になんだで?」
「いや、ちょっと、最近ふと思い出しちゃって――」
「…あ~」
天井を見上げ、娘が6歳の頃の記憶まで遡っていく。
「ハルちゃんとかイッチーじゃなくて、もう1人――」
「あ~ッ!!あの引っ越してった子!?」
検索ワードにヒットしたママ。
「引っ越した?」
「そうそう! 確か交通事故にあって、それを機に転校してったべした?」
「そうだっけ?」
新情報によって、わずかだが男の子に関することが徐々に浮かび上がってきた。
そうだ――。
確かにあの子は、入院してしばらくの間学校に来なかった時があった。
その後、無事退院し、夏休み前でどこかに転校していったのだった。
「だべしたァ、アンタがよくうちに連れてきて、枕投げとかしてたべしたァ」
「そッ、そうだったっけ!?」
次々と身に覚えのない思い出を振られ、ちょっと戸惑ってしまう。
「可愛い顔して結構やんちゃだったのは覚えてっけど、なんか嫌な噂もあったべした?」
「えッ? 何だっけ?」
「その子、虐待されてたって有名だったべよ」
それを聞いた途端、既視感を覚えた。
それって…。
そう、最近見たあの夢である。
隣のクラスのガキ大将とよく廊下で喧嘩したり、休み時間は、みんなと一緒にヒーローごっこしたり、目立つことばかりしていた。
男の子は、ツッキーとハルちゃんの3人でよく遊んでいたのが印象に残っている。
気が合うのか、3人で行動していることが多く、ツッキーとハルちゃんが他の生徒と喧嘩している時、彼がよく加勢しに突っ込んだりしていたものだ。
そしてウチは、そんな彼が眩しく見えた。
男の子は、他の人とは違う感性も持っていた。
自由帳に自分が知っていることを書き込んだ自作の図鑑や自分が考案したゲームを周囲に広めたりしていたのだ。
皆の反応はいまいちだったが、夢中になって語る男の子は、とても楽しそうだった。
図工の授業で家から転がるものを持ってきて、それを工作することがあった。
各自家からビー玉やラップの芯など丸い形状のものを持参したのだが、なぜか男の子だけはティッシュ箱を持ってきていた。
どうしてティッシュ箱なのか尋ねると――。
――投げれば転がるから。
と、返されてしまう。
また、ある時は、老人ホームに入居している方々へ手紙を書くという行事があった。
下手なひらがなや覚えたての漢字で精一杯書く中、彼だけは白紙で提出したのだった。
先生は、なぜ白紙なのか尋ねると――。
――普通、手紙って知ってる人に渡すんじゃないの?
知らない人に手紙なんて書けないよ。
と返されてしまい、先生の思惑通りに行かず、難儀していたこともあった。
純粋すぎるのか、他人とは違う考えを持っていたり、皆を引きつける才能があった。
そんな彼を面白く感じるようになっていた。
ある日、ウチがハルちゃんにいじめられていたことがり、いかがわしい発言や抱きついてきたりして、嫌がる反応を面白がっていたのだ。
そこへ、たまたま通りかかった男の子がハルちゃんに蹴りを入れ、殴り倒しては、女の子いじめるなと本気で怒ってくれた。
その後、ハルちゃんが泣きながら謝り、一件落着した。
しかし、それよりも、助けてくれた時の男の子の目がとても印象に残ってて、気づけばウチは、そんな彼を――。
「――ん」
目を覚ましたウチは、ベッドでうずくまっていた。
また、変な夢――。
重い目蓋を少しだけ開け、窓の陽光を見つめる。
紺のキャミソールにショートパンツ。
長い金髪は二束にしてシュシュで軽く結んでいた。
最近変な夢ばかり見てる。
落合真弓は気怠く伸びをし、ゆっくり上体を起こした。
前までは、怖くて辛い感じだったけど、今回はとても懐かしい感じ…。
情景からして小学生の頃、約10年前の記憶。
当時は、よく男の子と一緒に遊ぶことが多かった。
体を動かすのは好きだったし、ゲームをしたり、アニメの今後の展開を予想するなんてすごく盛り上がったものだ。
特に、ツッキー、ハルちゃん、それと…。
「…んむ」
もう1人の顔がぼやけて、はっきりと思い出せない。
「ん~」
なぜ、今更こんな夢を見るのか、覚醒したばかりの頭では分からなかった。
そして、毎回登場するあの男の子の名前が浮かび上がってこず、妙に気になってばかりいる。
あの子は、確か同じクラスだったハズなのだが、何せ10年前の記憶、掘り起こすのも一苦労だ。
うなりながら枕に顔を埋め、眠気には敵わず、再度寝直すことにした。
すると、階段を登ってくる足音が徐々に強まり、やがて部屋の前まで迫ってきた。
「ちょっと真弓ィ!!」
「ッ!?」
勢い良くドアが開いたと共に怒声が発せられたため、ウチは驚きのあまり飛び起きた。
「あんた休みだからっていつまで寝てんだでェ!!」
金髪ポニーテールに褐色肌、黒Tシャツに足のラインが綺麗なスキニデニムを履いた母であった。
「ちょッ!! ママッ!! ノック無しで入ってこないでっていつも言ってんじゃん!!」
「しましたァ! ママちゃんと2回ノックしましたァ!!」
「嘘じゃん絶対ッ!!」
突然の母の襲来と同時に壁の時計を見て、さらに怒りが増す。
「って、まだ8時じゃんッ!!
なんでそんな――ッ!!」
「もう8時なんだべよッ!!
せっかくのGW家に引きこもってどうすんだで!!」
痛いとこ突かれ、一瞬言葉が詰まる。
「とッ、特に予定がないからこもってんじゃん!!」
それを聞いた真弓ママは、呆れながら大きな溜息を吐いた。
「ママがっかりだで。
高2にもなって未だに彼氏できないんだなんて…」
「そんなん、ウチの――」
「ママの頃はとっくにパパ捕まえて、毎日ハッスルしてたってのに…」
「ちょッ!!やめてよッ!!
朝からそんなの聞きたくないッ!!」
真弓ママの惚気話に耳を塞ぐ。
「とにかくッ! 早く顔を洗ってご飯食べなで!!
いつまでも片付かないべよ!!」
「あッ、ママ!」
ママが退出する直前、とっさに呼び止めた。
「――何?」
「あのさ、小2の頃、ウチがよく遊んでたの誰だったっけ?」
唐突な質問に眉間にシワがよる。
「急になんだで?」
「いや、ちょっと、最近ふと思い出しちゃって――」
「…あ~」
天井を見上げ、娘が6歳の頃の記憶まで遡っていく。
「ハルちゃんとかイッチーじゃなくて、もう1人――」
「あ~ッ!!あの引っ越してった子!?」
検索ワードにヒットしたママ。
「引っ越した?」
「そうそう! 確か交通事故にあって、それを機に転校してったべした?」
「そうだっけ?」
新情報によって、わずかだが男の子に関することが徐々に浮かび上がってきた。
そうだ――。
確かにあの子は、入院してしばらくの間学校に来なかった時があった。
その後、無事退院し、夏休み前でどこかに転校していったのだった。
「だべしたァ、アンタがよくうちに連れてきて、枕投げとかしてたべしたァ」
「そッ、そうだったっけ!?」
次々と身に覚えのない思い出を振られ、ちょっと戸惑ってしまう。
「可愛い顔して結構やんちゃだったのは覚えてっけど、なんか嫌な噂もあったべした?」
「えッ? 何だっけ?」
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