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第一章:川石男・『将来の夢』編
ロックマンの抱いた夢 2
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②、株のトレーダー
「俺、株を始めてみようと思うんだけど、どう思う?」
ロックマンからそんな相談を持ちかけられたのは、某IT企業社長が株で世間を騒がしている頃でした。おそらくテレビで見て『株やれば儲かる!』と、すっかりやる気になったのでしょう。
私は株に手を出した事もない素人ですが、それでも、『気軽に株に手を出して痛い目にあった』という話はよく聞いていました。だから、ロックマンに忠告をしたのです。
「株はロックマンが思っているほど簡単じゃないし、誰でも簡単に稼げるほど楽じゃない。どうしてもやりたいなら、資金を貯めて、ちゃんと勉強してからにしたほうがいいと思う」
露骨に嫌な顔をするロックマン。お金もないし、勉強するのも嫌なようです。
「……そもそも、株でどれぐらい稼ぎたいんだ?」
「月に1万円くらい」
こんな会話をしてしばらく経っても、ロックマンは一切の勉強をすることなく、株のトレーダーへの夢は潰えました。(概ね25歳)
③、通訳
「通訳のなり方を教えてくれ」
はい、またいつものロックマンです。そろそろ私も、まともに相手をするのがバカらしくなってきました。
「……ちなみに、なんで?」
「学生のとき英語が苦手だったから、それを仕事にできればかっこいいと思って」
かっこいい。誰もが憧れる理由かもしれません。
でも、ロックマンの場合は、子どもが戦隊ヒーローに憧れるようなものでしょう。
「……ヘー……ソーデスカー……とりあえず英語でも勉強してみれば?」
このときロックマンは、この『将来の夢』編の中で、唯一努力をしました。それは、『車の中で英会話のテープを何度か聴いた』事です。
……というか、それが唯一の努力って……もはや笑うしかありません。
言うまでもありませんが、英会話のテープも早々に出番をなくしました。(概ね26歳)
④、ラーメン職人
「俺、ラーメン職人になろうと思う」
ロックマンにしては現実的な選択です。
「俺はラーメンの食べ歩きが趣味だから、ラーメン職人に向いていると思うんだ」
……あれ? なんかおかしいぞ?
「チェーン店じゃなく、ガンコ親父のラーメン屋に弟子入りして、一から修行を積もうと思う。だから……群馬に修行に行こうと思うんだ!」
……やっぱりいつも通りのロックマンでした。
というか、なぜ群馬? 群馬ってラーメン有名なの?
「……なんで群馬?」
その問いに対するロックマンの答えを要約すると、
・地元は嫌だ。
・東京は怖いから行きたくない。
・地元より都会に近く、そこそこに発展している=群馬しかない。
意味が分かりません。
せめて、目をつけた老舗のラーメン屋とかないのでしょうか?
……いや、ないのはわかっているんですよ。だって、いつものロックマン的思考パターンの典型ですもん。
というわけで、今回も言っているだけで終わりました。(概ね26歳)
「俺、株を始めてみようと思うんだけど、どう思う?」
ロックマンからそんな相談を持ちかけられたのは、某IT企業社長が株で世間を騒がしている頃でした。おそらくテレビで見て『株やれば儲かる!』と、すっかりやる気になったのでしょう。
私は株に手を出した事もない素人ですが、それでも、『気軽に株に手を出して痛い目にあった』という話はよく聞いていました。だから、ロックマンに忠告をしたのです。
「株はロックマンが思っているほど簡単じゃないし、誰でも簡単に稼げるほど楽じゃない。どうしてもやりたいなら、資金を貯めて、ちゃんと勉強してからにしたほうがいいと思う」
露骨に嫌な顔をするロックマン。お金もないし、勉強するのも嫌なようです。
「……そもそも、株でどれぐらい稼ぎたいんだ?」
「月に1万円くらい」
こんな会話をしてしばらく経っても、ロックマンは一切の勉強をすることなく、株のトレーダーへの夢は潰えました。(概ね25歳)
③、通訳
「通訳のなり方を教えてくれ」
はい、またいつものロックマンです。そろそろ私も、まともに相手をするのがバカらしくなってきました。
「……ちなみに、なんで?」
「学生のとき英語が苦手だったから、それを仕事にできればかっこいいと思って」
かっこいい。誰もが憧れる理由かもしれません。
でも、ロックマンの場合は、子どもが戦隊ヒーローに憧れるようなものでしょう。
「……ヘー……ソーデスカー……とりあえず英語でも勉強してみれば?」
このときロックマンは、この『将来の夢』編の中で、唯一努力をしました。それは、『車の中で英会話のテープを何度か聴いた』事です。
……というか、それが唯一の努力って……もはや笑うしかありません。
言うまでもありませんが、英会話のテープも早々に出番をなくしました。(概ね26歳)
④、ラーメン職人
「俺、ラーメン職人になろうと思う」
ロックマンにしては現実的な選択です。
「俺はラーメンの食べ歩きが趣味だから、ラーメン職人に向いていると思うんだ」
……あれ? なんかおかしいぞ?
「チェーン店じゃなく、ガンコ親父のラーメン屋に弟子入りして、一から修行を積もうと思う。だから……群馬に修行に行こうと思うんだ!」
……やっぱりいつも通りのロックマンでした。
というか、なぜ群馬? 群馬ってラーメン有名なの?
「……なんで群馬?」
その問いに対するロックマンの答えを要約すると、
・地元は嫌だ。
・東京は怖いから行きたくない。
・地元より都会に近く、そこそこに発展している=群馬しかない。
意味が分かりません。
せめて、目をつけた老舗のラーメン屋とかないのでしょうか?
……いや、ないのはわかっているんですよ。だって、いつものロックマン的思考パターンの典型ですもん。
というわけで、今回も言っているだけで終わりました。(概ね26歳)
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