【完結】彼女が18になった

チャフ

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俺と彼女の甘い露

★12

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「んぁ♡」

 プチュプチュのキスとキスの合間に夏実が甘い声を出すものだから、熱くなった血液が股間へと急激に流れていく。
 更に胡座をかいた俺の膝の上に乗っかっている夏実の巻き毛が勃起した俺のモノがサワサワと弄りだしたものだから殊更興奮して……

「湊人のえっちー♡」

 唇を離したらすぐに夏実は可愛らしく笑った。

「っ……」

 何がどうエッチなのかをストレートに表現してはいないのだが……

「んふ♡」

 聡明な夏実がうっとりとした目つきでモノを触ってきたので

「昨夜から何度も言ってるけど、俺はエッチなおっさんなんだよ!」

 セクシャルかつ可愛らしいその唇を貪った。

 照れ臭さや恥ずかしさの中に、昨夜は一つも触れようとしなかった俺の股間にようやく触れてくれたという嬉しさもやはりあって。
 一度離れた夏実の頭を抱え、顔を俺に近付けさせる。

 プチュッ……プチュ

「んっ♡」

 上の口では柔らかい唇のプチュプチュ音を立てながら、下でもクチュクチュ音を立てたくなって

 プチュプチュ……

「んっふ♡」

 プチュッ

 ッチュック……

 起立している元気なモノを片手で支え、夏実のヘアやそのヘアが濃くクルンと巻いてある秘部に向かってくっつけようと腰も合わせて動かす。


 チャクッ……チャク……

 クチュッ……クチュッ

 プチュッ……プチュッ、プチュ……

「んっ……ふうぅん♡」

 俺が腰を動かす意味に気付いた夏実も自分の腰を落とし、たどたどしく身体を上下させてきたのが嬉しい。

「夏実は本当にエッチな子だ。バージンなのに俺のココをぬるぬるの汁でこんなに濡らして。
 そんなにもコレを欲しがっているのか? まだ経験もしてない癖に、何をそんなに期待してるんだ?」

 肉棒の先端でヘアを擦る刺激しかしていないのに、夏実陰部は棒をベチョベチョに濡らし粘質な水音まで奏で始めている。

「いやああん♡」

 柔らかい唇を食むのをめ、試しに俺の頭の中で思いついたまま言葉責めをしてやると、夏実は蕩けた表情を浮かべ尻を前後に振りながら「いや」とか言い出した。

「淫乱な女の顔をしているね。バージンなのにもうそんな顔が出来るのはどうしてか言ってみなよ。天性のものか? それとも夏実の身体に一切手を触れない俺にれながらもその裏では俺を都合よく妄想してアソコを濡らす準備でもしてたのか?」
「はあああん♡」

 女の表情で口にする「いや」は額面通り受け取らない。それは世代差関係なく共通しているんじゃないかと思う。
 それを証拠に、更に言葉で追い立てる俺の腕の中で夏実は「いや」と発したはずの口元を一層緩ませて荒い息や甘い露をはしたなく垂らしている。

(ああ……このままナカにれてしまいたい)

 既に先走った汁が滲み出ていている俺の鈴口は毛や淫肉を擦るだけでは飽き足らず、より奥へと遊ばせんとしていて、夏実の蜜壺はブチュブチュグジュグジュと尚も淫らな音を奏でている。

(今、俺が肉棒を支えるこの手を離したら夏実は腰を落として俺を求めるんだろうか?
 いや、まだ少女の素質が残っている夏実に果たしてそんな芸当が出来るものだろうか?)

 しかも今の俺の様相は完璧とは言えず、寝癖で髪が跳ねたボサボサ頭だけでなく無精髭までさらした中年男の汚い見た目をしている。
 8歳の夏実が俺に憧憬しょうけいの眼差しを向けた「王子様」の要素はどこにもなく、女子高生が寄ってくるような甘いフェロモンだって醸し出していない。そんな俺に可憐な夏実は女を全面に出すとは考えにくい。

「俺をよく見なよ。夏実は本当に今の俺にキュンキュンしたのか? 夢でも見てるんじゃないか?」

 だから尚更、夏実がハグをしながら俺に言い放った『キュンキュンしてエッチな事をしたくてたまらなくなる』が俺の男ゴコロをグッと掴んだ反面、やはり地球の言語とは思えなかった。その言葉はある意味嘘で、自分の目の前で胡座をかく汚い男の顔を都合の良いイケメン俳優かなんかに勝手に置き換えて自分なりの自慰行為をしたいんじゃないかと、つい穿うがった見方をしてしまう。
 そうでもしないとこの状況は、気を少しでも抜くと欲望のまま夏実の腰を無理矢理落として一気に奥まで貫いてしまいそうという見方も正直あった。

 まだ少女の夏実に少しでも「綺麗で気持ち良く愛ある行為」を経験させてやりたい。一気に貫きたい欲望の裏にまだ、俺はそんな希望を残している。

 昨夜から感じていたが、俺という人間は少女を想う気持ちを強くすればするほど己の性器を極限まで焦らして苦しめる性質を持っているらしい。

 「夢でも見てるんじゃないか?」という問いに答えられないままハアハアと息と露を漏らし続ける夏実の頭を、俺は自分の呼吸を整えて湧き上がる気持ちを落ち着かせ

「ちょっと準備してくる」

 と、夏実の身体を俺から外しながら優しく声をかけた。

「ええ~~…… じゅんびってなぁにぃ?」

 夏実はまるで絶頂に達する寸前にお預けされた性欲全開の美少年みたいな表情をして、ベッドを降りパンイチ姿で部屋をうろつく俺をジッと見つめている。

「準備は色々だよ。まず、部屋を見てみなよ。朝とは言え今日も梅雨空で外が薄暗いのにこの部屋は夜の時のまま照明ついてるだろ?
 カーテン開けっ放しにずっとしてるから、さっきまでの俺らのイチャイチャは絶対誰かに見られてる。このホテルが海の岬や山の中にでもあれば違ったんだけどな」

 俺は夏実に易しく説明しながら照明のスイッチを切っていくと

「いやああん♡見られてるなんて恥ずかしい!!」

 という年相応の女の子みたいな声が背後から聞こえて俺は少しホッとした。
 最近の女子高生は俺の世代よりも明け透けになってきてはいるがやはり手を加えられていない少女の恥じらう声は美しく、中年男の性欲を更に煽ってくれる。
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