【完結】彼女が18になった

チャフ

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俺と彼女と幼馴染み

★19

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「はうぅん♡」

 身体の力が抜けたのか、夏実の上半身がくらりとその場に落ちようとする。

「頭危ないっ!」

 大事な彼女の頭が床に着く前にしっかりキャッチして、敷布団の布地にするりと滑り込ませるように、横抱きした彼女の身体をその上に乗せてやる。

「っ……」

 恥ずかしさで「ありがとう」すら言えなくなっている半開きの彼女の口に己の舌を差し入れて一度だけ中を搔き回し、中の甘い蜜をチュルッと吸い上げた俺は

「しちゃダメなんて言わないよ。ただ、可愛いなぁって思ってるだけだから」

 彼女にそう言って口角をあげ、2枚のケットを一瞬にして一気にバッと片手で掴んで適当に投げ捨てる。

「!!」

 投げ捨てたケットが、丸まったショーツや部屋着のキュロットの上にバサっと落ちるのを視界の端で確認した後、俺はしっかりと彼女の赤く染まった水蜜桃みたいな頬に目線を向けた。

「なんで……1人で……エッチな事してるって、分かったの?」

(この期に及んで夏実はまだそんな台詞を吐くのか。なんなんだ? この可愛い生物は)

「うーん……逆に分からないとしたらそいつは童貞よりもガキ……いや、赤ん坊だなきっと」

 彼女の可愛い問いに、俺は顔をニヤつかせながらそう答えて、手淫しゅいんの効果のほどをじっくりと確認する。

「やっ……」

 彼女の膝裏に己の手を両方とも差し入れて、グッと強く押す。
 それによって彼女の腰は持ち上がり、広がっていく薔薇色の秘部が蜜でベチョベチョに濡れているのを視覚で、女の匂いをそこからぷんぷんに放っているのを嗅覚で、しっかりと確認出来たので、俺は口角をあげながらその白い脚をM字にゆっくり開かせた。

「その『や』は『やらしい』の、や?
 それとも……『やりたい』の、やだったりして」
「やぁん♡」

 俺は部屋着のポケットに入れておいた薄膜の個装を手の中に隠しておくと共に、2枚の衣類を尻から一気に脱がして夏実と同じ格好になる。

 勿論俺は夏実から発せられる「や」の意味が、その2つのどちらでもない事もやはり理解している。
 わざとあおりの台詞をこっちから吐いてやらないと、ドクドクと波打つ血管張り巡らす己の醜い棒を彼女の前に晒す勇気が持てなかったのだ。

「1人でいじってたのが俺にバレて恥ずかしい?俺にエッチな汁がダラダラ垂れてる部分を見られて、やっぱり恥ずかしいって……自分はやらしい女なんだって自覚しちゃう?」

 尚も煽りの台詞を彼女の濡れた秘部に浴びせながら棒に薄いゴム膜を被せると、薔薇色の果実の中にそのままそれを埋め込み……やわらかな果肉の感触をたっぷりと味わった。

「んはぁあぁ………」

 初めて棒の切先を夏実の奥の奥まで到達させて以来、何度かこれを経験している。
 痛がっていた夏実のその部分はこれまでの経験によって少しずつ慣れていってくれたようで、今日の挿入で彼女は心地良さそうなトロトロの表情を俺の前に晒し、無音に近い純粋な吐息を大きく開かれた口から出す。

「今日の俺、いつもと違うの分かる?」
「っぁ……」
「俺もね、夏実が欲しくて欲しくてたまんなくて、風呂に入ってる時から勃起が止まらないんだよ」
「っんぅ」
「俺もすごく恥ずかしくて、ヤバくらいデカくなっちゃってるなぁって……」

 奥に鈴口をピッタリと密着させてグリグリ圧していくと、いつもよりもキュンッと締まっていく感触がある。まるで夏実の本能が俺の本能をハグしてくれているみたいで嬉しい。

「いつもよりぬるぬるで、グチュグチュで、キュンキュンしてきて……夏実の身体のどこもかしこも熱くって……俺、幸せ過ぎて溶けるかも」
「っぁ……んはぁああ……っあぁああ……」

 俺の腰がゆさゆさと揺れる度に夏実の背中が反り、夏実の口から甘くトロトロした声が出てきて、俺の身体が耳からも鈴口の割れ目からも溶かされていくような感覚を経験する。

「夏実も俺も、ヤバいくらい溶けちゃうかな……」

 いつもよりも感じて恥ずかしい。
 けれども気持ちいいから繋がっていたい。

 その想いはきっと、繋がる陰部を通じて同じ感覚を互いに経験しているのだと思う。


「はあぁぅ……きもちい…………」

 ゆっくりと、ゆったりとした動きに身体をゆだねた夏実から、トロトロの甘い声が言葉と共に漏れる。

「気持ちいいよね……俺も気持ちいいよ。
 もっと夏実のキュンキュンを感じて……ずっとこうしていたいくらい気持ちいい」

 実家の自室でした事もあったが、やはり俺ら2人きりの家の中でゆったりまったり愛ある行為にふけるのは本当に心地が良かった。
 他の誰にも邪魔される可能性が皆無であるというのが余計に心地良さを生むのかもしれない。

「でもね、夏実……今日はちょっと喋りたい事があるから……だから早く済ませちゃうね」

 バキバキだった俺の棒が夏実の中で溶かされていきそうな快感に負けそうになりながらも、
俺はほんの少しだけ残していた男の部分を夏実に向け、腰の振りを段々と激しくしていって、
水音をクチュクチュグチュグチュ奏でさせた。

 互いの実家の部屋では口を閉じさせたり塞がらせていたけれど、完全に俺と夏実しか居ないこの空間ではそんな小細工は不要だ。
 俺は夏実の声を独り占めしようと、夏実の両手を恋人繋ぎにしながら激しく打ち付け……やはり耳から、鈴口の割れ目から、じわじわと己の棒を溶かす作業に移る。

 途切れなく断続的に発せられる、強くて甘い喘ぎ声を身体全身に浴びながら

「っぁ……はあ…………あああ」

 男の情けない息と液体をその身から放出させた。

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