呪縛

とうこ

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呪縛

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 あの知らせを聞いた瞬間から、俺は感情が消えた。
 見えるけど見えない、聴こえるけど聴こえない、お前がいない…
 圭吾が呼ぶ声、笑う声、困った顔、一度だけ凄く怒った綺麗な顔。
 全部思い出せるのに、圭吾おまえの感触だけ思い出せない…
 なあ…本当にもういなくなったって事なのか?圭吾の肌の感触が思い出せないのはそのせいなのか?
 俺は圭吾が死ぬなって言ったから死ねないよ。だけどそれは辛いよ。お前のところに行けないって事なんだから。
 どうしたらいい?俺はどうしたらいいんだ?圭吾。
 待ってるけど…来るか判らないお前を待ってるしかないけど…もしお前がもう居ないなら、この呪縛を解きに来てくれよ…。
 圭吾の所に…行きたいから
 
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