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異世界惑星探求編
アークガルドの決戦③
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グロリアは肩を手で押さえながら息を切らしていた。先程のジークの蹴りが肩にヒットして以来力が入らなくなった肩を庇うように手で押さえていた。
崖の上からスレイア大国とアークガルドの旗が大量に現れたと思ったら、崖の上から大群が押し寄せ、魔物どもが撤退していった。おそらくあの大群は敵の援軍だったのだろう。誰が見てもこの戦いはグルタニア魔王国の敗北だとグロリアは思った。
俺は撤退していく魔物を見ながらグロリアに言った。
「もう諦めろ。あんた達の作戦は失敗だ。投降しろ!」
「誰にものを言っている!!!」
グロリアは肩で息をしながら、俺を睨みつけた。暫くしてフッと笑うと喋り始めた。
「いいことを教えてやる。お前たちの探している娘はもうこの世にはいない」
「なんだと!! どう言うことだ!!」
「私が殺した」
「なんだと?!」
「彗星の軌道を示した地図をわざと見せてこの星に誘い込み捕まえて殺した」
「どうして…? 何も罪のない子供を殺すんだ!!」
俺は力が暴走し始めるのを感じた。
「やっぱりお前は許さない!!」
「そうだ!! その力だ!! 怒れ!! そして私と戦え!!!」
俺は怒りに任せて力を解放した。星の引き付ける力と俺の力が相まって星全体が震えるのがわかった。
俺はものすごい速さでグロリアの後ろに回り込んだ、グロリアはあまりの早さに驚いた表情をしていた。俺はグロリアが振り返るのをまって、振り返ったグロリアの腹に一撃を加えた。
グロリアは口から嗚咽を出しながら倒れた。俺は倒れたグロリアの顔面にパンチを繰り出したが、当たる直前に待って、と声がしたので止めた。
俺が振り返るとパルタとイザベラが立っていた。グロリアはイザベラに気がつくとびっくりした表情で話しかけた。
「な……なんで…お前がいる?」
「久しぶりだな。グロリア」
「なるほど……お前が私たちの宇宙船を破壊したのか」
「そういうことだ。グロリアもう終わりだ観念しろ」
パルタは拘束具を取り出してグロリアを拘束した。
「こんな拘束具で私を抑えることができると思うのか?」
グロリアはパルタに向かって凄んで見せたが、パルタは冷静に返した。
「今のあなたの力では、この拘束具ですら外せないはずよ」
グロリアは何度か力を入れてみたがどうやっても外れないため諦めた。
「銀河パトロールがもうすぐ来るわ。宇宙船の残骸もあちこちに散らばってるから言い逃れはできないわね」
パルタはグロリアに質問をした。
「まだアル=シオンと繋がりがあるのね」
グロリアはパルタの質問に答えなかった。パルタはさらに沈黙を続けるグロリアに言った。
「惚けてもむだよ。光学迷彩の広域展開装置やメデューサを所持している惑星は限られているから調べればすぐにわかるわ」
「フッ。お前は相変わらず鋭いな。お前の言う通りアル=シオンのドミニク大公が裏で手を引いているよ」
グロリアは白状した。パルタはそれでも何故グロリアがドミニク大公の命令を聞くのか分からず聞いた。
「どうしてこんなことをしたの? ドミニク大公とあなたにどんな繋がりがあるの?」
グロリアはパルタを見つめると笑いながら答えた。
「特に何もない。私はただ死に場所を探しているだけだ」
「馬鹿げてる! そんなことで言われるまま悪事に手を染めてたのか!?」
俺はたまらなくなりグロリアの襟首を両手で掴んだ、グロリアは俺を睨むと吐き捨てる様に言った。
「私は惑星ドロイドの生き残りだ。あそこで生き残った者は全員こうなる」
「惑星ドロイド?」
俺は意味がわからずパルタに問いただした。パルタは首を振ってわからないと言った。
「一個のAIに支配された惑星……」
イザベラがポツリとつぶやいた。俺がイザベラにどう言うことだと聞くとイザベラもそれ以上はわからないと言った。俺はグロリアに聞いたが、惑星ドロイドでのことは言いたくない、と言って黙ってしまった。
「ジーク!!」
後ろから声がしたので振り返るとロマネスとウォルトと大勢の兵士がいた。俺はウォルトの近くに行って肩を掴んで言った。
「ウォルト! アークガルドと戦争してたんじゃないのか?」
「最初からここに来るために兵士を集めてたんだよ」
「そうなのか? なぜ最初からそう言わないんだ」
「敵を騙すには味方から、と言うだろ」
俺はウォルトと笑いながら抱き合った。それをみていたロマネスが俺とウォルトの間に入って来た。ロマネスは俺とウォルトを離すと俺に抱きついて言った。
「ジーク!! 私たち勝ったんだね!」
俺がそうだなというと、兵士の一人がロマネスに向かって言った。
「ロマネス殿、勝ち鬨をお願いしたい」
「え?…私が?…」
ロマネスが困惑しているとその兵士が肩肘をついてロマネスに跪いた。兵士たちは一人二人とロマネスに次々と跪き、スレイア大国の兵士も強人族の兵士も含めその場にいる兵士全員がロマネスに跪く格好になった。それはロマネスが最も好きだと言っていた聖女ミルファの一場面のようだった。ロマネスは感極まって泣いていた。
ロマネスは泣きながら俺を見てジーク貴方のおかげで夢が叶ったわありがとう、と言った。
俺は泣いているロマネスの手を取って首を横に振って答えた。
「夢はただ望むだけでは叶わないと思うよ。どれだけその夢のために努力できたかだと思う。君が夢を叶える事ができたのは、どれだけ馬鹿にされようとも、どれだけ蔑まれようとも諦めずに努力した結果だよ。迷ったり、時には挫けそうになっても自分を信じて努力した積み重ねが今に繋がっている。俺はそう思うよ」
俺は最後にロマネスの前で跪き言った。
「ロマネス。君がこの勝利の一番の功労者だよ。勝ち鬨をあげてくれ」
ロマネスは涙を拭くと大きな声で勝鬨をあげた。
「我々アークガルドとスレイア大国と強人族の連合軍の勝利だーーーーーーーーーー!!!!」
ロマネスが叫ぶと周りの兵士たちが一斉に立ち上がり叫んだ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーー!!!」
その叫びはアークガルド城内にまで響いた。
俺はロマネスと共に勝利の喜びを堪能していた。不意にパルタが焦ったように俺に向かって叫んだ。
「大変よジーク。エレオノーラとカレンの乗った宇宙船がインバルト星を出ていったわ」
「なに? どこに向かっているんだ?」
「わからない」
パルタが行き先を探しているとグロリアがポツリと答えた。
「PKM○=05××」
「何? そこに向かっているの?」
グロリアはそうだ、と言って続けてそこにソフィーもいる、と答えた。
「何? 生きているのか?」
「生きているのかわからない。その惑星に送っただけだ」
俺はパルタにすぐに出発しようと言った。パルタもそうね、と答えるとパルタはストレイシープを呼び寄せた。俺たちがストレイシープに乗り込もうとしていると後ろからロマネスが声をかけてきた。
「ジーク!!」
俺が振り返ると目に涙を浮かべたロマネスがいた。
「ジーク。もう行ってしまうの?」
「ああ。いつかまた来るよ」
俺がそう言うとロマネスは首を横にふりながら答えた。
「いいの。あなたは人々の希望の光、その光で暗闇の中でもがいている、人達を照らしてあげて!」
俺はああそうするよ、と言う言葉しか出なかった。俺が振り返ってパルタと行こうとした時にまたロマネスに呼び止められた。俺が再び振り返った時に、俺の顔の前にロマネスの顔があった。次の瞬間俺の唇に生暖かい感触が広がった。ロマネスは俺に抱きつくとキスをしてきた。
暫くの間ロマネスは俺に抱きついてキスをしていたが、離れるとありがとう、と言ってきた。
俺はまた必ず戻って来る、と約束して惑星を後にした。
ジークたちが惑星を去った後、入れ替わるように銀河パトロールが惑星に到着した。グロリアは観念したように項垂れていた。イザベラは何かグロリアの様子が気になって話しかけた。
「アル=シオンのドミニク大公ももう終わりだな」
グロリアはイザベラを見つめるとニャリと笑みを浮かべて話し始めた。
「本当にそう思うか? 私がたとえ全部喋ったとしてもドミニク大公を捕まえることはできない」
「何を馬鹿なことを? たとえアル=シオンでもエイシェントを相手に逃げる事は出来まい」
「エイシェントだから倒せないと言ったらどうする?」
「何?……何があるんだ? 全部話せ!!」
銀河パトロールの隊員はグロリアを連行するため、立ち上がらせた。銀河パトロールに連合されながらグロリアは言った。
「ドミニク大公に歯向かうものは必ず死ぬ。それは確実だ。特にエイシェントはそれが確実になる!!」
グロリアはそれだけを言い残すと銀河パトロールの宇宙船に収監された。イザベラはグロリアの最後の言葉が気になっていた。
崖の上からスレイア大国とアークガルドの旗が大量に現れたと思ったら、崖の上から大群が押し寄せ、魔物どもが撤退していった。おそらくあの大群は敵の援軍だったのだろう。誰が見てもこの戦いはグルタニア魔王国の敗北だとグロリアは思った。
俺は撤退していく魔物を見ながらグロリアに言った。
「もう諦めろ。あんた達の作戦は失敗だ。投降しろ!」
「誰にものを言っている!!!」
グロリアは肩で息をしながら、俺を睨みつけた。暫くしてフッと笑うと喋り始めた。
「いいことを教えてやる。お前たちの探している娘はもうこの世にはいない」
「なんだと!! どう言うことだ!!」
「私が殺した」
「なんだと?!」
「彗星の軌道を示した地図をわざと見せてこの星に誘い込み捕まえて殺した」
「どうして…? 何も罪のない子供を殺すんだ!!」
俺は力が暴走し始めるのを感じた。
「やっぱりお前は許さない!!」
「そうだ!! その力だ!! 怒れ!! そして私と戦え!!!」
俺は怒りに任せて力を解放した。星の引き付ける力と俺の力が相まって星全体が震えるのがわかった。
俺はものすごい速さでグロリアの後ろに回り込んだ、グロリアはあまりの早さに驚いた表情をしていた。俺はグロリアが振り返るのをまって、振り返ったグロリアの腹に一撃を加えた。
グロリアは口から嗚咽を出しながら倒れた。俺は倒れたグロリアの顔面にパンチを繰り出したが、当たる直前に待って、と声がしたので止めた。
俺が振り返るとパルタとイザベラが立っていた。グロリアはイザベラに気がつくとびっくりした表情で話しかけた。
「な……なんで…お前がいる?」
「久しぶりだな。グロリア」
「なるほど……お前が私たちの宇宙船を破壊したのか」
「そういうことだ。グロリアもう終わりだ観念しろ」
パルタは拘束具を取り出してグロリアを拘束した。
「こんな拘束具で私を抑えることができると思うのか?」
グロリアはパルタに向かって凄んで見せたが、パルタは冷静に返した。
「今のあなたの力では、この拘束具ですら外せないはずよ」
グロリアは何度か力を入れてみたがどうやっても外れないため諦めた。
「銀河パトロールがもうすぐ来るわ。宇宙船の残骸もあちこちに散らばってるから言い逃れはできないわね」
パルタはグロリアに質問をした。
「まだアル=シオンと繋がりがあるのね」
グロリアはパルタの質問に答えなかった。パルタはさらに沈黙を続けるグロリアに言った。
「惚けてもむだよ。光学迷彩の広域展開装置やメデューサを所持している惑星は限られているから調べればすぐにわかるわ」
「フッ。お前は相変わらず鋭いな。お前の言う通りアル=シオンのドミニク大公が裏で手を引いているよ」
グロリアは白状した。パルタはそれでも何故グロリアがドミニク大公の命令を聞くのか分からず聞いた。
「どうしてこんなことをしたの? ドミニク大公とあなたにどんな繋がりがあるの?」
グロリアはパルタを見つめると笑いながら答えた。
「特に何もない。私はただ死に場所を探しているだけだ」
「馬鹿げてる! そんなことで言われるまま悪事に手を染めてたのか!?」
俺はたまらなくなりグロリアの襟首を両手で掴んだ、グロリアは俺を睨むと吐き捨てる様に言った。
「私は惑星ドロイドの生き残りだ。あそこで生き残った者は全員こうなる」
「惑星ドロイド?」
俺は意味がわからずパルタに問いただした。パルタは首を振ってわからないと言った。
「一個のAIに支配された惑星……」
イザベラがポツリとつぶやいた。俺がイザベラにどう言うことだと聞くとイザベラもそれ以上はわからないと言った。俺はグロリアに聞いたが、惑星ドロイドでのことは言いたくない、と言って黙ってしまった。
「ジーク!!」
後ろから声がしたので振り返るとロマネスとウォルトと大勢の兵士がいた。俺はウォルトの近くに行って肩を掴んで言った。
「ウォルト! アークガルドと戦争してたんじゃないのか?」
「最初からここに来るために兵士を集めてたんだよ」
「そうなのか? なぜ最初からそう言わないんだ」
「敵を騙すには味方から、と言うだろ」
俺はウォルトと笑いながら抱き合った。それをみていたロマネスが俺とウォルトの間に入って来た。ロマネスは俺とウォルトを離すと俺に抱きついて言った。
「ジーク!! 私たち勝ったんだね!」
俺がそうだなというと、兵士の一人がロマネスに向かって言った。
「ロマネス殿、勝ち鬨をお願いしたい」
「え?…私が?…」
ロマネスが困惑しているとその兵士が肩肘をついてロマネスに跪いた。兵士たちは一人二人とロマネスに次々と跪き、スレイア大国の兵士も強人族の兵士も含めその場にいる兵士全員がロマネスに跪く格好になった。それはロマネスが最も好きだと言っていた聖女ミルファの一場面のようだった。ロマネスは感極まって泣いていた。
ロマネスは泣きながら俺を見てジーク貴方のおかげで夢が叶ったわありがとう、と言った。
俺は泣いているロマネスの手を取って首を横に振って答えた。
「夢はただ望むだけでは叶わないと思うよ。どれだけその夢のために努力できたかだと思う。君が夢を叶える事ができたのは、どれだけ馬鹿にされようとも、どれだけ蔑まれようとも諦めずに努力した結果だよ。迷ったり、時には挫けそうになっても自分を信じて努力した積み重ねが今に繋がっている。俺はそう思うよ」
俺は最後にロマネスの前で跪き言った。
「ロマネス。君がこの勝利の一番の功労者だよ。勝ち鬨をあげてくれ」
ロマネスは涙を拭くと大きな声で勝鬨をあげた。
「我々アークガルドとスレイア大国と強人族の連合軍の勝利だーーーーーーーーーー!!!!」
ロマネスが叫ぶと周りの兵士たちが一斉に立ち上がり叫んだ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーー!!!」
その叫びはアークガルド城内にまで響いた。
俺はロマネスと共に勝利の喜びを堪能していた。不意にパルタが焦ったように俺に向かって叫んだ。
「大変よジーク。エレオノーラとカレンの乗った宇宙船がインバルト星を出ていったわ」
「なに? どこに向かっているんだ?」
「わからない」
パルタが行き先を探しているとグロリアがポツリと答えた。
「PKM○=05××」
「何? そこに向かっているの?」
グロリアはそうだ、と言って続けてそこにソフィーもいる、と答えた。
「何? 生きているのか?」
「生きているのかわからない。その惑星に送っただけだ」
俺はパルタにすぐに出発しようと言った。パルタもそうね、と答えるとパルタはストレイシープを呼び寄せた。俺たちがストレイシープに乗り込もうとしていると後ろからロマネスが声をかけてきた。
「ジーク!!」
俺が振り返ると目に涙を浮かべたロマネスがいた。
「ジーク。もう行ってしまうの?」
「ああ。いつかまた来るよ」
俺がそう言うとロマネスは首を横にふりながら答えた。
「いいの。あなたは人々の希望の光、その光で暗闇の中でもがいている、人達を照らしてあげて!」
俺はああそうするよ、と言う言葉しか出なかった。俺が振り返ってパルタと行こうとした時にまたロマネスに呼び止められた。俺が再び振り返った時に、俺の顔の前にロマネスの顔があった。次の瞬間俺の唇に生暖かい感触が広がった。ロマネスは俺に抱きつくとキスをしてきた。
暫くの間ロマネスは俺に抱きついてキスをしていたが、離れるとありがとう、と言ってきた。
俺はまた必ず戻って来る、と約束して惑星を後にした。
ジークたちが惑星を去った後、入れ替わるように銀河パトロールが惑星に到着した。グロリアは観念したように項垂れていた。イザベラは何かグロリアの様子が気になって話しかけた。
「アル=シオンのドミニク大公ももう終わりだな」
グロリアはイザベラを見つめるとニャリと笑みを浮かべて話し始めた。
「本当にそう思うか? 私がたとえ全部喋ったとしてもドミニク大公を捕まえることはできない」
「何を馬鹿なことを? たとえアル=シオンでもエイシェントを相手に逃げる事は出来まい」
「エイシェントだから倒せないと言ったらどうする?」
「何?……何があるんだ? 全部話せ!!」
銀河パトロールの隊員はグロリアを連行するため、立ち上がらせた。銀河パトロールに連合されながらグロリアは言った。
「ドミニク大公に歯向かうものは必ず死ぬ。それは確実だ。特にエイシェントはそれが確実になる!!」
グロリアはそれだけを言い残すと銀河パトロールの宇宙船に収監された。イザベラはグロリアの最後の言葉が気になっていた。
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