百年越しの求愛譚【R18】政略結婚〜白い結婚歴100年 王妃への嫌がらせに始めた性行為に沼る王様【主人公は沢山の苦難あってこそ!】

玉龍堂

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第13章

13-8

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 食後のカフェインの多いティーも禁じられ、白湯を注いだカップに夫婦そろって飲んでいると、
「何だか、不思議ですね。
 3ヶ月前まで、百年間も言葉を交わさなかった夫とこんな風に、
 夫婦としての時間を過ごす事になるとは思ってもいなかった。」
 正直な感想を述べる正妃雪華。
「お互いに誤解もあったし、100年前は色々あった直後で正妃にあたってしまった事を謝罪する。」
 龍王アーウィスは雪華の手を掴み、
 更に腰を抱いて引き寄せると膝の上に乗せる。

「噂では聞いてはいた。
 私も子供を産むのが条件だったけど・・・、
 正直、性生活など経験なくて怖かったからある意味ホッとしていた。」
「私は初夜を拒絶した事を後悔している。」
「えっ?」
 雪華は素で問い返す。
「雪華をもっと愛でられた」


 雪華の頬は紅くなって、視線を逸らして
「そういえば、ルオークとミシェルは無事だろうか?」
 思いっきり話を逸らす。
 騎士団は、この時期国境近くにある辺境貴族が王都に集まるので代わりに王都の騎士団が警備の指導者として派遣されている。
 今年は第1、第3騎士団が派遣される年なのだ。
「私の子供だ。
 大丈夫だろう。」
 龍王は断言してみせる。
「そうだな、無事の帰還を祈っておくよ」
 雪華はアーウィスの言葉に破顔する。

「・・ところで・・」
 もじもじと、雪華は膝を擦り合わせる。
「言葉にしないと、わからないよ!」
 雪華の耳元でアーウィスは囁く。
 雪華は顔を俯けて、プルプルと膝の上で手を振るわせると、

「オシッコしたいの・・・・」
 雪華は顔を上げてアーウィスを見上げ、
 目を潤ませて、頬を染めている。
「じゃあ行こうか?」
 アーウィスは雪華を抱き上げると、龍宮へと通じる仮眠室の扉を開けて去っていった。
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