副団長にはどうやら秘密が沢山あるようです

無一物

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副団長の秘密のお仕事

2 副団長のもう一つのお仕事


◆◆◆◆◆


 ミロシュは上機嫌だった。
 偶然入った飲み屋で、思わぬ収穫があったからだ。
 
 隣国の金持ちたちからだまし取って来た大金を抱え、久しぶりに帰って来たメストで豪遊してみたものの、媚びを売ってくる女たちに飽きてきていた。
 急にミロシュは若い頃のように男を抱いてみたくなった。
 とはいっても男娼は駄目だ。
 媚びを売ってくるのは、さほど娼婦と変わりない。
 だから男娼街ではなく、敢えて普通の歓楽街の一角にある店を何軒か物色していた。

 せっかくならば同じ捕食者として男を征服したい。
 とはいってもむさい男では勃たない。
 中性的な美青年がいい。
 だが、そんな男などそう簡単に見つかるはずもなく、どれももじゃもじゃと髭を生やした野郎ばかりだ。
 
 しかし、何軒目かに入った店にその青年はやって来た。
 二十代半ばから後半くらいのどこか陰のある、だが気の強そうなその美貌が視界に入った時、股間が熱く反応した。

 これは間違いない……本能が求めていたものだ。
 
 ミロシュは確信して、チラチラとその青年を観察した。
 全体的にほっそりとした身体つきだが、なんとも言えない悩ましい腰つきをしている。
 
 相手は男だ。
 男娼街ではないので口説いても断られるかもしれない。
 だが上手い具合に話が進み、無事に青年を店から連れ出すことに成功した。
 
 護衛に雇っている元騎士のホンザが、先に扉を開け怪しい者がいないか安全を確かめて外に出る。
 通りは、向こうに男が一人歩いているだけだった。
 店を何軒もはしごするうちに、いつの間にかこんな寂しい通りまで来ていたようだ。

 チラリと横を見るが、青年は普通に歩いている。
 
(——おかしいな……)
 
 アレがぜんぜん効いているようには見えない。

 しかしいざという時は、ホンザがいるからなにがあっても大丈夫だ。
 この美しい青年が、どのように鳴くのか楽しみでたまらない。


「あれ……? こんな所で会うなんて奇遇だねぇ」
 
 いきなり、通りを歩いていた男から声をかけられる。
 最初、誰に話しかけられているのか全くわからなかった。
 
 すっとホンザが、男とミロシュの間に庇うように身体を入れる。
 こんなくたびれた風貌の男が、自分に危害を与えるようにはとても思えないが、なにが起こるかわからない。

「なんだ。俺の顔忘れたのかよ。偽貴族さん」
 
 人の悪そうな笑みを浮かべた顔を見て、ミロシュは男の正体を思い出す。

「あっ!? お前は『運び屋』!」
 
 厄介な相手に会ってしまった。
 ミロシュをわざわざ偽貴族呼ばわりするのは、脅しのつもりなのだろうか。

 この時ミロシュは、一緒にいた青年のことなどすっかり頭から抜け落ちていた。


「隣国《レロ》でたんまり稼いだみたいじゃねえか? 俺が指輪の対価に持って帰ったあの杯も、古代王朝時代の貴重な骨董品なんだって? レロは古い貴族が多いからなぁ……その指輪も貴族を騙るのにさぞ役に立ったんだろ?」

 指輪の代金として『運び屋』に金を持たせればそのまま横領される恐れがあるので、金に換えにくい骨董品の杯と物々交換した。
 そこまで慎重に取引きしていたが、プラヴセはあの杯の価値に気付いたのだろう。
 
(——抜け目のない奴め……)

「残念だったな。あの杯はレロの侯爵家に代々伝わるものでな、門外不出のものが隣国(ドロステア)の商人の屋敷で発見されて大問題になったんだよ。それに、その指輪だ。我が君が与えた物を、偽貴族が詐欺に利用するとは許されるべきことではない」

(……我が君……?)
 
『運び屋』ふぜいが吐く台詞にしては、なにやら大仰に聞こえる。

 それにその指輪を国外に持ち出して偽貴族の元に運んだのは自分だろうに、人ばかり詐欺師呼ばわりして、おかしな話だ。

「お前がそれを言うか?」
 
 思わずミロシュは言い返す。

「他国で手が出しにくいから泳がせておいたが、まさかのこのこメストに帰って来るなんてな。馬鹿な奴だ」

「お前も同じ穴の狢だろっ、さっきからいったいなにを言ってる!」
 
 本当に馬鹿でも見るような目で見られ、ミロシュは我慢ならずついに吠えた。

「——これがなにかわかるか?」
 
「……っ!?」
 
 いつの間にか『運び屋』が手にしていた記章、この国の偽貴族を騙るミロシュが、最も恐れている存在だった。



 国王個人の家紋に、幻とされるドロステア山猫が合わさったその記章が意味するものは——

 国王直属の捜査機関、『ディヴォカ・コチカ』——通称『山猫』の記章。
 主に貴族の犯罪や、戦後の混乱に紛れて偽貴族を騙る者たちを取り締まる組織だ。

 その存在を口にする者は誰もいない。
 姿を目にしたものは、厳しい箝口令を敷かれ、逮捕された犯人は……断頭台の露となり消えてしまうからである。

(——まさか……こんな男が『山猫ディヴォカ・コチカ』だったなんて……)

「ミロシュ、お前を詐欺罪で逮捕する」
 
 貴族を騙る罪で捕まったら、死罪は逃れられない。


「——そうはさせんっ!」
 
 のっぴきならぬ展開に、ホンザが剣を抜く。

 周囲を見回すと、まるで人払いしたかのように人がいない。
 誰も見ていないなら好都合だ。
 こんな男、ホンザの一撃で終わる。

「おっと、俺を斬るつもりか? あいにくだが俺にも腕の立つ護衛がいるんだよ」
 
『運び屋』の言葉を受けて周りを見回すが、口説き落とした青年以外誰もいない。

「ふん、誰もいねえじゃねえか」
 
 素性がバレた今、この男の前で繕う必要もないので、ミロシュは地の言葉で喋る。
 
 とつぜん建物の陰から、剣を手に持った赤毛の男がこちらに向かって走って来た。
 
(あいつが護衛か?)

 だが得物であるはずの剣を、男は先ほど口説き落とした青年に向かって投げた。

「は?」
 
(あの赤毛の男が護衛じゃないのか?)

 ミロシュには目の前でいったいなにが起こっているのか把握できず、ぽかんと口を開けてその光景を眺めていた。


「——貴方の相手は、私です」

 ノーマークだった青年が、いきなり受け取った剣を抜いてホンザと対峙した。

 今までただの美青年だとしか思っていなかった人物から、禍々しいほどの殺気が迸る。
 一瞬にして、場の空気が凍てついた。
 用心棒として雇うようになって、今まで一度も負けたことのないホンザが、ぶるりと身震いしたのを、ミロシュは見逃さなかった。

(……どういうことだ!?) 
 
 今までホンザでさえ、あの青年が剣士であることを気付かなかったというのに、よっぽど殺気を消すことに長けているのか。

「まさかこんな綺麗な兄ちゃんが俺の護衛だなんて思わなかっただろ? お前が気付かずに口説いてたのにはさすがに笑ったけど」

「……いてっ!」
 
 ホンザが青年と対峙したことで自由になった『運び屋』が、今度はミロシュが逃げないように後ろから腕を捻り上げる。
 そして剣を投げた赤毛の男が隣にピタリと身体を寄せてきた。
 これでミロシュの逃げ場はない。

「休憩から戻ったら、いつの間にかルカを口説いてたからびっくりしたぜ。まさか自分からのこのこやって来るなんてな」
 
 赤毛の男もニヤニヤ笑ってミロシュを馬鹿にした。

「……お前たちグルだったのかっ!!」

「どっちの護衛が強いか一緒に見ようぜ。それにしてもルカの奴、珍しく殺気立ってるな。ゾクゾクするぜ……」
 
『運び屋』が興味深げに、剣を抜き対峙する二人に視線を向けた。


 元騎士のホンザは、それに見合った屈強な肉体を持ち合わせている。
 ぴんと伸ばした背筋は、毎日欠かさない鍛練で築き上げられたものだ。
 
 だからよけいに、青年の艶めかしさが浮き彫りになった。
 反りの強い片手剣で鞭を持つような独特の構えをとる青年は、身体を捻ることで腰の線が露わになり、男の劣情をくすぐる。

 一度戦闘になると、お互いに剣を抜いた時点で殺し合いの戦いになる。
 二人だけではない、これは命を懸けた『運び屋』とミロシュの戦いでもあった。

 気が付くと、ミロシュは自分の股間が熱く勃起していることに気付いた。
 生と死を賭けた戦いは、男の身体を熱く燃え上がらせる。

 酒場で口説いた時よりも、殺気を纏った青年は何倍も美しかった。
 いや……美しいという薄っぺらい言葉には収まりきれていない。

 ミロシュは、この青年に死が待っていると考えただけでも、身体中の血が滾《たぎ》るように興奮する。
 この艶めかしい生き物を血で汚し、滅茶苦茶に征服してやりたかった。

 そしてそれと同じだけ、ホンザが負けた時の死の恐怖が、ミロシュに纏わりつく。

 こんなに興奮したことなど、ミロシュはこれまで一度もなかった。
 それはまるで……一滴だけ劇薬を混ぜ込んだ、甘美な酒のようだった。



 戦いは、突然始まった。

「うおおおおおっっっ!」
 
 重苦しい空気の中、ホンザが力強い雄たけびと共に相手に斬りかかる。
 それは猛烈な一撃だった。
 
 しかしその動きは完全に読まれていて、目視できぬ速さで飛び退き、青年は身体を鞭のようにしならせたかと思うと、一気に攻撃へと転化した。

 ホンザは一度は攻撃を避けた。
 片手剣は両手剣と違い、躱された場合も体勢を整えやすい。
 青年は、最初からホンザが攻撃を避けることまで織り込み済みだった。
 
 あんな片手剣のどこにそんな威力があるのかと思うほど、全ての力を剣に乗せ、まだ体勢を立て直すことのできていないホンザの首を刎ね飛ばした。

(嘘だろ……)

 
「また派手にやってくれたな……」
 
 呆れ顔で『運び屋』が呟くが、あまりの出来事にミロシュはブルブルと身体を震わせることしかできない。

「できるだけ苦しませずに殺したかったので」
 
 勝ったのに大して嬉しそうでもなく青年が呟く。

 青年はギリギリで避けたので、返り血一つ浴びていない。
 優雅な仕草で剣を一振りして血を落とし、鞘へと戻す。
 月光の光が差し込み、青に茶が滲んだ不思議な色合いの瞳が、妖しく煌めいていた。

 あのホンザが、一撃でやられてしまった。
 今晩の相手にと選んだ青年が、自分の護衛より強いなんて……信じられない。


「おいおい、ルカばっか見てんじゃねえよ。テメェは俺と一緒だ。——さて、こいつをちょっくら『悔恨の塔』まで運んで来るから、死体を片づけて部屋で待っててくれ」

『運び屋』は後の二人にそう言うと、あっという間に、ミロシュの手足を拘束する。
 そしてそのまま引っ立てられるように、いつの間に用意していたのか鉄格子の嵌った罪人用の荷車に転がされた。

『悔恨の塔』とは重い罪を犯した罪人が収容される場所だ。
 そこに一度入ったらもう二度と出て来ることはないといわれ市民から恐れられている。


「さあ、明日から俺がこってり絞ってやるよ」
 
 残忍な笑みを浮かべた『運び屋』は、ミロシュを見下ろした。
 そして御者の隣に座ると、荷車は『悔恨の塔』のある街外れへと走り出した。

 
 
◆◆◆◆◆


 実はルカとアランも、ドプラヴセが率いる『山猫』の一員だった。
 アランは手広い情報源として、ルカは腕の立つ剣士として、それぞれの役割を担っている。

「お前、なんでこんな派手な殺し方すんだよ」
 
 狭い建物と建物の間へと、首のない死体の足首をズルズルと引っ張りながら、アランが悪態を吐く。

 国中に仲間はいるが、住んでいる所が近いせいか、よくこうして三人で仕事をする。
 そしてルカは、なにかと小うるさいアランが苦手だった。
 でも好きとか嫌いとかではなくこういう関係性なのだと、割り切ることにしている。
 こんな奴でも、食えない性格のドプラヴセよりまだマシだ。

「仕方ないだろ。楽に死なせてやりたかったからな」
 
 生首を持って、ルカもアランの後に続く。
 元騎士だっただろう男は、自分の死に気付いていないような顔をして絶命していた。

「お前は、優しいのか残酷なのかわかんねえな……」
 
 アランが死体を人目につかない所まで運ぶと、ルカも倣って男の首を身体の横に置き、その上に打ち捨てられていたボロ布を被せる。
 そして自国の神へ、死者の冥福を祈った。



(——あれ……?)

 とりあえず一度ドプラヴセの部屋へ戻ろうと二人で歩いていると、ルカは身体に異変を感じる。

「……どうした?」
 
 急に立ち止まったルカに、怪訝な顔をしてアランが振り返る。

「……いや」
 
 気のせいだと思い、再び歩き出す。

 しかし歩く度に、服と擦れる肌がざわつく。
 なんだか動悸までしてきた。

『それよりも君、酔ったりはしてないかい?』

(もしかして……)
 
 店を出る時に偽貴族からかけられた言葉の意味を、今ごろになって知る。

 酒になにか仕込んであり、効き目を確かめていたのだ。
 あの尋ね方だと、媚薬の類だと思って間違いない。

 通常の人間なら、店を出る頃には薬の効き目が現れるのだろう。
 だがルカには半分人外の血が混じっているので、通常とは効きが異なる。

 今ごろになって、薬が効いてきた。

(クソ……)

 あと少しでドプラヴセの部屋だ、アランに気付かれずなんとかあそこまで辿り着こう。

 ルカは目の前の事象に対処するのが精いっぱいで、先のことまで冷静に考えられる状態ではなかった。
 その後、自分の短慮さを後悔する羽目になろうとは——
 

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