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トイレを覗きたい(後編)
有村さんが愛用するトイレが判明して以来、僕は潜入を繰り返して覗き計画の細部を詰めていった。
そして遂に計画を実行に移す時がやってきた。
昼休み、有村さんが友人達と話しているところで席を立った。小さなポーチを鞄から取り出して抱えていた。それがサニタリーポーチと呼ばれるものだと知ったのは最近の話だ。
女子がポーチを手にして一人で向かう場所は十中八九トイレだ。
覗き道を邁進する中で自然と観察眼が磨かれていた。
僕は元よりぼっち飯なので、食事の途中でも気兼ねなく席を立てる。慌てて追い掛けなくても見失う心配はない。
行くべき場所は決まっている――特別棟三階の女子トイレだ。
*
トイレを覗くことを決意した日、女子トイレに初めて足を踏み入れた。 冬場には寒々しいタイル張りの床に、曇りガラスから差し込む西日が反射して薄暗い室内を照らしていた。
二つの洗面台と掃除用具入れは、男子トイレと線対称になるように配置されている。
「やっぱり違うところもあるな」
男子トイレであれば小便器が並んだ場所には代わりに個室トイレが並んでいた。向かい合う形で二つずつ合計四つの個室がある。古い校舎なのでどれも和式トイレだった。
「なんだこれ?」
個室の隅に小さな白い箱が置かれていた。半円形の蓋を開けてみると中には黒いビニール袋が広げられていた。
「ゴミ箱? わざわざ個室ごとに? ……あっ、そういうことか」
捨てられているものが使用済みの生理用品だと気付いて、少しだけ興奮を覚えてしまう。後から知ったことだが、サニタリーボックスと呼ばれており、女子トイレにはどこでも大体備え付けられているものらしい。もう僕は有村さんのパンチラを見てからサニタリーという言葉を聞くだけで過敏に反応してしまう身体になっていた。
性欲を刺激されたせいか、女子トイレというだけで良い匂いが漂っているような気がしてくる。
「やばい、誰か来た」
僕は個室の一つに飛び込んだ。
鍵を締めて息を潜める。
既に先客が居るので引き返すと思ったが、向かい側にある個室の扉を開ける音が聞こえてきた。
僕は足元の隙間を確認する。扉側には隙間があり手や足先ぐらいなら通せそうだ。次に天井を見上げた。個室の上側は開いており壁に身を乗り出せば中を見ることはできる。
覗く方法を考えている内に、誰かが入った先程の個室から衣擦れの音が漏れ聞こえる。
興奮に吐息が漏れ出しそうになり、慌てて口元を押さえ込んだ。
女子生徒の正体が有村さんだと妄想してみると、それだけで股間が膨らみ出した。
――ちょろちょろ。
トイレの水面に水滴が弾ける音が聞こえ出した。
やがて勢いが強まっていく。
――ショワァァァァ、じょぼじょぼじょぼ!
股の間から迸る尿が水面を泡立てる光景が目に浮かんだ
やがて静かになり、カラカラとトイレットペーパーを引き出す音が聞こえる。
紙と肌が擦れ合う音、衣擦れの音、水が流される大きな音。
個室の扉が開けられて、洗面台で手を洗い、足音はトイレから離れていった。
僕はそこまで聞き届けて慎重に個室から出た。女子トイレの角から後ろ姿――見覚えのあるボブカットの茶髪で確信する。
有村さんだ。
先程まで聞いていたトイレの音が有村さんのものであったことの興奮と、視覚では味わえなかった後悔が同時に押し寄せてきた。
*
下見時の後悔を思い出して、僕は今日こそは有村さんのおしっこを覗いてみせると決意を新たにした。
個室の扉を締める音が聞いてから、僕は足音を殺さず普通を装って女子トイレに入る。
扉が閉じられた個室の位置を確認して、一番離れた斜向かいの個室の扉を開けて閉める。他の女子生徒がトイレに入ったように偽装した。
準備を整えた僕は有村さんが入った個室の前に立った。
個室の中を気付かれないように覗くにはどうすればいいのか。
計画の初期段階から大きな障壁となって立ちはだかった難問を解決するために、僕は長い時間を費やした。
最初はカメラを仕込んで盗撮を考えた。しかし資金面の問題と隠し場所の無さからすぐに断念することになった。それから現場検証を繰り返した結果、堂々と撮ってしまえばいいという結論に至った。
トイレ覗き計画の大前提として、昼休みの特別棟三階には他の誰も現れないことがあった。裏を返せば何をしようと有村さんにさえ見られなければ犯行は露見しても、犯人は決して特定されない。
今日のために僕は普段使っているスマホとは別に、機種変前の旧スマホを持ってきていた。SIMカードがないので機能の制限はあるがカメラの撮影に支障はない。
これで撮影に気付かれて学校内で問題になったとても、持ち物検査前に何食わぬ顔でスマホを破棄できるというわけだ。
個室の中から衣擦れの音が聞こえてきた。
(……よし、始めよう!)
僕は意を決して録画ボタンを押したスマホを掲げる。現場検証のお陰で中を撮影できる角度は把握できていた。
足が床と擦れる音。
パンツを下ろし終えて、スカートをたくし上げた有村さんが便器に向かって座り込んだ姿が映っていた。
僕は屈み込んで今度は下の隙間からスマホを差し込んだ。
スマホの画面に有村さんの顔が映る。どこか緊張した様子に見えるのは気のせいだろうか。他に誰か入ってきている状況なので音が出るのを気にしているのかも知れない。
スカートの中を覗けるようにスマホの角度を調整する。
便器を跨ぐ形で大きく開いた太腿に引っ張られて、ピンク色のパンツが細く丸まって伸びていた。
(――見えたっ!!!!)
便器を跨ぐ形で大きく開いたふと共に引っ張られて、大陰唇が左右に広がっていた。
普段はスリットに隠れた腟が丸見えだった。M字の中心で薄く茂った陰毛に隠れるように、外気に晒されたピンク色の秘肉がひくひくと震えている。
「はふぅ……」
有村さんが大きく息をついて肩を揺らす。
それを合図にしたように、尿道から黄色い雫が漏れ出した。
――ちょろちょろ……ちょろろろろろ。
勢いを増した尿が黄色いアーチを描く。
女性の尿を聖水と呼ぶ気持ちが何となく分かった気がする。とても淫らでありながら神々しい光景だった。
――シュィィィじょぼじょぼ、シュィィじょぼぼ。
何度か繰り返すように飛沫が上がる。
「んっ、ふっ、んっ」
勢いが途切れる度に有村さんの口から悩ましい吐息が漏れる。
やがて放出の勢いを失った尿が会陰を伝って、ぽたぽたとこぼれ落ちていった。
――ぴちょ、ぴちょん。
残った僅かな尿が水面を叩く音が少しだけ続いた。
有村さんの手がトイレットペーパーを取って、膣前庭を丁寧に拭う。濡れた陰毛が淫靡な輝きを帯びていた。
「……んーっ」
お尻まで垂れた尿を拭き取るために、有村さんは爪先立ちになり腰を突き出した。角度的に見ることが叶わなかったお尻の穴までカメラに収まった。
「ふぅっ……」
拭き終えた紙を便器に捨てると、有村さんは立ち上がった。
僕は計画通り撤退準備を開始する。トイレに来た時に偽装した個室に入って鍵を締めた。そのまま有村さんがトイレを出ていくまで、息を殺してその場で待機した。
「よしっ」
僕は完全に人の気配がなくなったのを確認してから男子トイレに移動する。
個室へと入り、スマホにイヤホンを差して、撮影したばかりの動画を再生する
やり切った安堵から全身から汗が吹き出していた。
「おおっ!」
音までばっちり入っている。
これまで何度も覗きを繰り返してきたが、こうして手元にデータが残る形なのは初めてだ。帰ったら何重にもバックアップを取ることにしよう。
「えっ……こ、これはっ!?」
動画の中の有村さんと目が合った。
浮かれていた気分が消え去る。燃え滾るように熱くなっていた身体が一瞬で冷め切った。
粘ついた冷や汗が背筋を垂れていく。
小便を終えた有村さんが立ち上がる直前、確かにカメラ目線になっていた。
「いやいやいや、気付いたなら悲鳴を上げるだろう。これは気のせいだ……それか偶然にもそう見えただけだよ」
すぐさまデータを退避させて、スマホを予め決めていた場所に破棄する。幾ら犯行がばれても問題ないように対策をしていたが、いざ実際にその状況に陥ると冷静ではいられないものだと痛感させられる。
その日、僕は学校が終わるまで気が気でなかった――しかし、何事もなく放課後を迎えて、明日がやってきて、明後日となり、やがて一週間も経つ頃にはもう平常心を取り戻せていた。
有村さんに変わった様子はなく、今でも笑顔で声を掛けてくれる。
やはり気付かれたと思っていたが気のせいだったのだ。
僕は僅かに残った後ろめたさを、有村さんの放尿動画をリピートして発散した。
そして遂に計画を実行に移す時がやってきた。
昼休み、有村さんが友人達と話しているところで席を立った。小さなポーチを鞄から取り出して抱えていた。それがサニタリーポーチと呼ばれるものだと知ったのは最近の話だ。
女子がポーチを手にして一人で向かう場所は十中八九トイレだ。
覗き道を邁進する中で自然と観察眼が磨かれていた。
僕は元よりぼっち飯なので、食事の途中でも気兼ねなく席を立てる。慌てて追い掛けなくても見失う心配はない。
行くべき場所は決まっている――特別棟三階の女子トイレだ。
*
トイレを覗くことを決意した日、女子トイレに初めて足を踏み入れた。 冬場には寒々しいタイル張りの床に、曇りガラスから差し込む西日が反射して薄暗い室内を照らしていた。
二つの洗面台と掃除用具入れは、男子トイレと線対称になるように配置されている。
「やっぱり違うところもあるな」
男子トイレであれば小便器が並んだ場所には代わりに個室トイレが並んでいた。向かい合う形で二つずつ合計四つの個室がある。古い校舎なのでどれも和式トイレだった。
「なんだこれ?」
個室の隅に小さな白い箱が置かれていた。半円形の蓋を開けてみると中には黒いビニール袋が広げられていた。
「ゴミ箱? わざわざ個室ごとに? ……あっ、そういうことか」
捨てられているものが使用済みの生理用品だと気付いて、少しだけ興奮を覚えてしまう。後から知ったことだが、サニタリーボックスと呼ばれており、女子トイレにはどこでも大体備え付けられているものらしい。もう僕は有村さんのパンチラを見てからサニタリーという言葉を聞くだけで過敏に反応してしまう身体になっていた。
性欲を刺激されたせいか、女子トイレというだけで良い匂いが漂っているような気がしてくる。
「やばい、誰か来た」
僕は個室の一つに飛び込んだ。
鍵を締めて息を潜める。
既に先客が居るので引き返すと思ったが、向かい側にある個室の扉を開ける音が聞こえてきた。
僕は足元の隙間を確認する。扉側には隙間があり手や足先ぐらいなら通せそうだ。次に天井を見上げた。個室の上側は開いており壁に身を乗り出せば中を見ることはできる。
覗く方法を考えている内に、誰かが入った先程の個室から衣擦れの音が漏れ聞こえる。
興奮に吐息が漏れ出しそうになり、慌てて口元を押さえ込んだ。
女子生徒の正体が有村さんだと妄想してみると、それだけで股間が膨らみ出した。
――ちょろちょろ。
トイレの水面に水滴が弾ける音が聞こえ出した。
やがて勢いが強まっていく。
――ショワァァァァ、じょぼじょぼじょぼ!
股の間から迸る尿が水面を泡立てる光景が目に浮かんだ
やがて静かになり、カラカラとトイレットペーパーを引き出す音が聞こえる。
紙と肌が擦れ合う音、衣擦れの音、水が流される大きな音。
個室の扉が開けられて、洗面台で手を洗い、足音はトイレから離れていった。
僕はそこまで聞き届けて慎重に個室から出た。女子トイレの角から後ろ姿――見覚えのあるボブカットの茶髪で確信する。
有村さんだ。
先程まで聞いていたトイレの音が有村さんのものであったことの興奮と、視覚では味わえなかった後悔が同時に押し寄せてきた。
*
下見時の後悔を思い出して、僕は今日こそは有村さんのおしっこを覗いてみせると決意を新たにした。
個室の扉を締める音が聞いてから、僕は足音を殺さず普通を装って女子トイレに入る。
扉が閉じられた個室の位置を確認して、一番離れた斜向かいの個室の扉を開けて閉める。他の女子生徒がトイレに入ったように偽装した。
準備を整えた僕は有村さんが入った個室の前に立った。
個室の中を気付かれないように覗くにはどうすればいいのか。
計画の初期段階から大きな障壁となって立ちはだかった難問を解決するために、僕は長い時間を費やした。
最初はカメラを仕込んで盗撮を考えた。しかし資金面の問題と隠し場所の無さからすぐに断念することになった。それから現場検証を繰り返した結果、堂々と撮ってしまえばいいという結論に至った。
トイレ覗き計画の大前提として、昼休みの特別棟三階には他の誰も現れないことがあった。裏を返せば何をしようと有村さんにさえ見られなければ犯行は露見しても、犯人は決して特定されない。
今日のために僕は普段使っているスマホとは別に、機種変前の旧スマホを持ってきていた。SIMカードがないので機能の制限はあるがカメラの撮影に支障はない。
これで撮影に気付かれて学校内で問題になったとても、持ち物検査前に何食わぬ顔でスマホを破棄できるというわけだ。
個室の中から衣擦れの音が聞こえてきた。
(……よし、始めよう!)
僕は意を決して録画ボタンを押したスマホを掲げる。現場検証のお陰で中を撮影できる角度は把握できていた。
足が床と擦れる音。
パンツを下ろし終えて、スカートをたくし上げた有村さんが便器に向かって座り込んだ姿が映っていた。
僕は屈み込んで今度は下の隙間からスマホを差し込んだ。
スマホの画面に有村さんの顔が映る。どこか緊張した様子に見えるのは気のせいだろうか。他に誰か入ってきている状況なので音が出るのを気にしているのかも知れない。
スカートの中を覗けるようにスマホの角度を調整する。
便器を跨ぐ形で大きく開いた太腿に引っ張られて、ピンク色のパンツが細く丸まって伸びていた。
(――見えたっ!!!!)
便器を跨ぐ形で大きく開いたふと共に引っ張られて、大陰唇が左右に広がっていた。
普段はスリットに隠れた腟が丸見えだった。M字の中心で薄く茂った陰毛に隠れるように、外気に晒されたピンク色の秘肉がひくひくと震えている。
「はふぅ……」
有村さんが大きく息をついて肩を揺らす。
それを合図にしたように、尿道から黄色い雫が漏れ出した。
――ちょろちょろ……ちょろろろろろ。
勢いを増した尿が黄色いアーチを描く。
女性の尿を聖水と呼ぶ気持ちが何となく分かった気がする。とても淫らでありながら神々しい光景だった。
――シュィィィじょぼじょぼ、シュィィじょぼぼ。
何度か繰り返すように飛沫が上がる。
「んっ、ふっ、んっ」
勢いが途切れる度に有村さんの口から悩ましい吐息が漏れる。
やがて放出の勢いを失った尿が会陰を伝って、ぽたぽたとこぼれ落ちていった。
――ぴちょ、ぴちょん。
残った僅かな尿が水面を叩く音が少しだけ続いた。
有村さんの手がトイレットペーパーを取って、膣前庭を丁寧に拭う。濡れた陰毛が淫靡な輝きを帯びていた。
「……んーっ」
お尻まで垂れた尿を拭き取るために、有村さんは爪先立ちになり腰を突き出した。角度的に見ることが叶わなかったお尻の穴までカメラに収まった。
「ふぅっ……」
拭き終えた紙を便器に捨てると、有村さんは立ち上がった。
僕は計画通り撤退準備を開始する。トイレに来た時に偽装した個室に入って鍵を締めた。そのまま有村さんがトイレを出ていくまで、息を殺してその場で待機した。
「よしっ」
僕は完全に人の気配がなくなったのを確認してから男子トイレに移動する。
個室へと入り、スマホにイヤホンを差して、撮影したばかりの動画を再生する
やり切った安堵から全身から汗が吹き出していた。
「おおっ!」
音までばっちり入っている。
これまで何度も覗きを繰り返してきたが、こうして手元にデータが残る形なのは初めてだ。帰ったら何重にもバックアップを取ることにしよう。
「えっ……こ、これはっ!?」
動画の中の有村さんと目が合った。
浮かれていた気分が消え去る。燃え滾るように熱くなっていた身体が一瞬で冷め切った。
粘ついた冷や汗が背筋を垂れていく。
小便を終えた有村さんが立ち上がる直前、確かにカメラ目線になっていた。
「いやいやいや、気付いたなら悲鳴を上げるだろう。これは気のせいだ……それか偶然にもそう見えただけだよ」
すぐさまデータを退避させて、スマホを予め決めていた場所に破棄する。幾ら犯行がばれても問題ないように対策をしていたが、いざ実際にその状況に陥ると冷静ではいられないものだと痛感させられる。
その日、僕は学校が終わるまで気が気でなかった――しかし、何事もなく放課後を迎えて、明日がやってきて、明後日となり、やがて一週間も経つ頃にはもう平常心を取り戻せていた。
有村さんに変わった様子はなく、今でも笑顔で声を掛けてくれる。
やはり気付かれたと思っていたが気のせいだったのだ。
僕は僅かに残った後ろめたさを、有村さんの放尿動画をリピートして発散した。
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