辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

文字の大きさ
48 / 462

悪党に人権なし!!

しおりを挟む
いきなり頭を下げて来たシアを見ながら苦笑し口を開く。



「気にしなくていいよ、私はシアの悲しむ顔を見なくて済んだからね」



私はただシアが悲しまなければそれでいいんだよって思ってたら私の顔が柔らかい物に挟まれて息が出来なくなるほど締め付けられた。



「ああ!!もう本当にリアっていい子なんだから!って言うか久々に抱きしめたけどあの頃よりも数段柔らかい!!」



と喜びの声を上げるシアを見ていたアインハルト兄さんが溜息をつきながら口を開く。



「シアそろそろ放してあげなさい、リアがぐったりとし始めたよ?」



「あ!ごめんリア!!」



解放された私はしっかりと空気を体内に取り込んだ後シアを睨みながら口を開く。



「部下さんを助けた報酬がこれ?酷くない?」



めっちゃ苦しかったんですけど!!



「ごめんねリア!!そういう訳じゃないの!!!」



おろおろしながらそう言って来るシアを見て思わず笑い出してしまう。



「もう・・・リアもこの6年で意地悪になったわ」



口を尖らせそう言って来るシアを見て苦笑しながら口を開く。



「気のせいだよ、まあそれは置いておいて皆が無事でよかったよ」



私がそう言うとシアは真剣な顔にになり頷き口を開く。



「オーガエンペラーとやりあったと聞いて心臓が止まるかと思ったわ、でも貴女の機転で雇った探索者達のお陰で部下達は無事だった・・・本当にありがとう」



もう一度頭を下げて来るシアに私は微笑みながら口を開く。



「お礼なら付き合ってくれた探索者達・・・・・アゴットとレティシアにお礼を言っておいて」



私がそう言うとシアは微笑みながら口を開く。



「もちろんよ、後でその2人にお礼を言いに行くわ」



まあ今日は解散したからギルドにはいないだろうから後日行った方がいいだろうね。



「そうしてあげて」



私がそう言うとシアは頷き口を開く。



「一応領主にはそろそろ構成員全員を連れて帰るとは伝えて来たわ、それと私達の旅に必要な物資も手配済みよ、けど今回の活性化せいで探索者達を集められないかもしれなかから少し出発が遅れるかもしれないわ」



「まあ仕方ないよ、探索者達は活性化してる時が稼ぎ時だからね」



無理に森に入るという危険を冒さなくてもいいからね、皆張り切るんだよね。



「そこはアグリならではね、アインハルトから話を聞いた時は驚いたわ」



まあ他の街じゃ活性化は深刻な問題だろうからね。



「アグリには変わった奴が多くいるからね」



誰とは言わないけど【酔いどれ聖女】とか言われてる人とか!!と思っているとシアが溜息をついた後口を開く。



「確かに変わった人が多くいるわね」



・・・・・・・何でそんな目で私を見るの?ねえ?ってアインハルト兄さんも同じような目で私を見てる!!



「何でそんな目で見るのかな?私は普通の女の子だよ?」



「普通の女の子は犯罪者を使って魔術の実験はしないわ」



「う」



それを言われるとなんて言っていいか・・・・・あ!!



「ほら!!帝国の法でも『悪党に人権なし!!』ってあるじゃん」



「そんなの無いよリア」



溜息をつきながら言わないでアインハルト兄さん!!



しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!

碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!? 「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。 そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ! 小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。

逆行転生って胎児から!?

章槻雅希
ファンタジー
冤罪によって処刑されたログス公爵令嬢シャンセ。母の命と引き換えに生まれた彼女は冷遇され、その膨大な魔力を国のために有効に利用する目的で王太子の婚約者として王家に縛られていた。家族に冷遇され王家に酷使された彼女は言われるままに動くマリオネットと化していた。 そんな彼女を疎んだ王太子による冤罪で彼女は処刑されたのだが、気づけば時を遡っていた。 そう、胎児にまで。 別の連載ものを書いてる最中にふと思いついて書いた1時間クオリティ。 長編予定にしていたけど、プロローグ的な部分を書いているつもりで、これだけでも短編として成り立つかなと、一先ずショートショートで投稿。長編化するなら、後半の国王・王妃とのあれこれは無くなる予定。

わたし、不正なんて一切しておりませんけど!!

頭フェアリータイプ
ファンタジー
書類偽装の罪でヒーローに断罪されるはずの侍女に転生したことに就職初日に気がついた!断罪なんてされてたまるか!!!

学園長からのお話です

ラララキヲ
ファンタジー
 学園長の声が学園に響く。 『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』  昨日ピンク髪の女生徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。  学園長の話はまだまだ続く…… ◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない) ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げています。

冤罪スローライフ

一樹
ファンタジー
いろいろあったおっさんが外国で田舎暮らしする話です。 小説家になろうで連載投稿してます。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

処理中です...