辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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なんかめんどくさい!!

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仲間の首を撥れ驚き固まる盗賊共にアインハルト兄さんは睨みながら更に言葉を続ける。



「我等に戦いを挑んだ事を後悔せよ」



その言葉の後にアインハルト兄さんの部下達は盗賊共に戦いを仕掛け、それに続くように探索者達も戦いを再開する。

そして戦闘開始から10分もかからず戦闘は終了し盗賊共は全て倒れていた。



「生き残りをひとまとめにしてくれ、それと死体は集めて魔術師団に燃やしてもらえ、放っておいたら魔物がここに居すわって他の人を襲う事になる」



アインハルト兄さんはそう言って私達のいる馬車まで来てシアに視線を向けて口を開く。



「死体の処理が終ったら出発しよう、生き残りは騎士団の乗る馬車に放り込んで運ぶ、ついでに情報を聞き出しておくよ」



「頼むわ、多分キルアスキルの構成員ではないと思うけど息のかかった盗賊かもしれないからね」



シアの言葉にアインハルト兄さんは真剣な顔で頷く。



「アインハルト兄さん、怪我人はいる?いたらレティシアに治してもらえるから言ってね」



私がそう言うとアインハルト兄さんが微笑みながら口を開く。



「この程度の戦闘で怪我をするほどやわな鍛え方はしていないから大丈夫だよ」



私はその言葉に頷くが全然別の事を考えていた・・・・・それはアグリを出てからずっとレティシアは呑んでるか寝てるかのどちらかなのだ!!だからレティシアの事をこき使って欲しくてそう言ったんだよね!!そう思いながら馬車の中を見ると飲み終えたお酒の瓶を抱えてぐっすりと眠っていた。

・・・・・・・・・・・レティシアは一応護衛の探索者として一緒に来ているはずなんだけどなぁ・・・・おかしいよね!!



死体の処理をしてすぐに私達は馬車の旅を再開し1時間くらい進んだ所でいったん休憩をとろうとアインハルト兄さんから提案があり休むことになり開けた場所で馬車を止めて休むことにした。







「疲れてる所なのに集まってもらってすまない」



皆が休憩をしている時に今回参加している探索者のパーティーリーダーとシアとアインハルト兄さんと私が集まった所でアインハルト兄さんがそう口を開いた。



「先程の盗賊共襲撃の生き残りから得た情報の中に気になる事があったので皆に聞いておいて欲しいんだ」



真剣な顔でそう言って来たアインハルト兄さんに皆の視線が集まる。



「生き残りの中のリーダー格の男が『ここを通る大所帯の馬車集団は護衛もあまり連れていない大商会の荷馬車』と言う情報を吞み仲間から知らされたらしいんだ」



私はその言葉に首を傾げて口を開く。



「ん?私達大商会の荷馬車に乗ってる訳じゃないよね?勘違いして襲ったって事?」



シアはその言葉に首を左右に振り口を開く。



「違うわ・・・アインハルトが言いたいのはこの盗賊襲撃は『盗賊共を使った戦力分析だったかもしれない』って事よ」



・・・・・・・・・・ん?ああ!!誰かが遠くでこっちの戦ってるのを見ていたって事?



「何でそんなめんどくさい事をするの?さっさとこっちを襲撃すればいいんじゃないの?」



私がそう言うとアインハルト兄さんが真剣な顔で口を開く。



「恐ろしいほど慎重な者が指揮を執ってる可能性が高いって事だよ、恐らくキルアスキルの構成員を助ける為に来た可能性が高いと思ってる。向こうはチンピラ共を焚きつけるだけでこっちの戦力を確認出来て何の被害も無いんだやらない手はない」



って事はもう少ししたら襲撃される可能性があるって事だね・・・・なんかめんどくさい!!





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