辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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シアが落ち込んでる!!

「無いかな?・・・・でもなんで隠し部屋これを隠したんだろう?」



ふとそう思った私はもう一度隠し部屋を見渡してから結晶化してるエーテルの台を見る。



エーテルの結晶化に成功したのを誰にも渡してくなくてここに隠したのだろうか?あの夢の中で高齢の男性は少女を『誰』から隠したがっていた、この結晶では無かったはずだ。



「ん?エーテルの結晶化?ならこれにエーテルを流したらどうするのかな?」



ふと思った事に研究心がうずきだして私はエーテルの結晶化台に手をかざしてエーテルをかき集めて流し込む。



『パキッ!』



エーテルを流し込んですぐにそんな音がして・・・・・台の中心に一筋の線が入り・・・・そしてそこから左右に分かれて少し開いた所で動きが止まる。



「え?」



左右に開いた台を覗き込むと光に包まれた小さく黒い物体がその中央に浮いていた。



「・・・もしかしてこれって・・・封印されてた?」



きっとこの子が夢の中の女の子だ、何故かそう思う。



あの夢の中で高齢の男性は少女をここに連れて来て『誰』から守る為にエーテルを結晶化させてその中にこの子を封印するという形で守った・・・んだと思う。



私は眠るように目をつぶったまま動かない小さく黒い物体に手を差し伸べて・・・・触る。





『パキン!!!』



再度さっきと同じ音がしたと思ったら小さく黒い物体を包み込んでいた光が四散し無くなったと同時に黒い物体が下に落ち始めたので慌てて抱きとめた後に抱きよせる。



「暖かい」



抱き止めた後に改めて近くで見るとその辺でよく見る猫と同じように見える。



「なあ・・・・・フローリア?さっきの音はなんだ?」



少し離れた場所でこっちを見ていたアンディさんが恐る恐ると言った感じでそう聞いて来たので私は少し考えた後に口を開く。



「多分この台は封印の台だった・・・んだと思う」



私の言葉にアンディさんが首を傾げて口を開く。



「封印?何を封印していた?」



アンディさんの言葉に私は抱き抱えた子を抱えたまま振り返り口を開く。



「この子だよ」



私がそう言うと私を見ていた全員が目を見開き口を開く。



「「「「「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ????」」」」」」」」」」」



息ピッタリだね皆!!









「あ・・・目を覚ました」



私は封印されてた子を抱いたまま寛ぎながら見つけたノートを読んでいたら腕の中でピクリと動いたので腕の中にいる子に視線を向けると子猫?は不思議そうな顔で私を見ていた。



「おはよう」



私がそう声を掛けてもその言葉には反応しないで私を見たまま動かない。



私と子猫?が見つめ合ってると少し離れた場所でアンディさんと今後の話し合いをしていたシアが私の動きに気がつき駆け寄って来た。



「何かあったのリア?その子が目を覚ましたとか?」



その言葉に私は頷く。



「目を覚ましたよ、けど暴れる事も無く私を見て動かないんだよ」



私が腕の中で大人しく私を凝視している子を見ながらそう言うとシアが私に近寄って来て腕の中にいる子を見る・

いきなり現れたシアを見た子猫は毛を逆立たせ唸り声をあげ始める・・・・けど私の腕の中から抜け出す事はしなかった。



「・・・・・・・・・・何でシアは嫌われてるの?何かやった?」



シアが覗きこんだら威嚇するとか・・・さっきまで大人しくしてたからかなり驚いたんだけど?



「あ」



シアが落ち込んでる!!

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