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疑惑編-4
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不倫相手が死んだからと言って、文花は悲しくはなかった。ただ喜べるほどの気持ちにはなれず、モヤモヤとしたスッキリとしない感情を抱えた。
夫はまだ過去の不倫相手と切れてなかったという聞きたくない事実まで知ってしまった。
タッチーやナオコからメールの返事がきた。憎い相手が死んだからと言って二人とも喜んでいないどころかショックを受けていた。特にタッチーは心を痛めていて、ミイのアンチだけでオフ会などやって、ミイの占いまでもしたことを後悔しているようだった。
占いは結果的に当たってしまったが、タッチーは悲しんでいて、しばらく文花と会ったりメールする機会も無さそうだった。本心では桜村糖子の事も聞きたかったが、心を痛めている人に負担をかけたくなかった。
一方、華は大喜びだった。文花にも躊躇いがなく、「天罰だ」「自業自得」とメールを送っていた。あまりにも正直な反応だったが、文花は気持ちだけはわかるので華を非難するつもりはなかった。
ただ、近所の人からは今まで以上に白い目で見られるようになった。ほとんど近所付き合いはないが、ミイを殺したのは文花や夫だという噂が広がっているらしかった。
事件の日、手を血に染めて走っている夫や服に血をつけて走っている文花を見たという人が少なからずいたらしい。無理もない。
近所でも夫の不倫癖は有名だったし、大学生や独身のOLのいる家庭では警戒されてる始末。
ミイと夫が不倫していた事も、想像以上に知れ渡っているのかもしれない。
夫はともかくアリバイがある文花は気にする事ではないのかもしれないが、やはりこのまま放っておく事ができなかった。
こういう時相談する人は決まっていた。
電車に乗り、船橋駅で降り南口からとあるビルに向かった。繁華街を抜けて静かな裏道にある古びたビルだった。
階段を登り、ニ階の扉の前にたどり着く。小さく看板が出ていた。「向井探偵事務所」。
ノックをして女性の事務員に通され、ソファに座り向井を待った。
結婚当初、夫が不倫をし始めたと勘づいた時、向井に相談に行った。不倫の証拠を掴んで欲しいと泣きついたが、向井は現実的だった。依頼料をふっかけられた。向井はスキンヘッドのいかつい容姿だった為余計に怖かった。ヤクザの事務所にでも間違って来てしまったのかとさえ思ったぐらいだ。
文花は一人で夫の不倫の証拠を掴む事に決めた。
ただ向井は何故か親身になってくれ時々尾行や証拠の写真を撮る時のコツなどを教えてくれ、結局向井が驚くほどに夫の不倫について調査できるほどになった。以来、愛人調査で事で困ったことががあると時々向井の元へ足を運んだ。
「へぇー、今回の愛人死んじゃったの」
向井に事情を説明すると、なぜか彼は口元に笑みを浮かべていた。怖い顔だちの男が薄ら笑いしていると不気味だ。歳は五十歳と言っていたが、どことなく年齢不詳の雰囲気がある。あまり敵にはしたくないタイプだ。
「どうしましょうね。私も夫も犯人だと疑われてるかも」
「その状況じゃね。文花さん、あの愛人ノート持ってるか?」
「ええ」
カバンから愛人ノートを取り出して向井に見せた。向井はこのノートの存在を知っており、なぜか時々中身をチェックする。
「浅山ミイか。あ、こいつ知ってる。思い出したわ」
「向井さん知ってるの?」
「数ヶ月前の依頼者のターゲットだが」
「え? すごい偶然」
向井は立ち上がって事務所の方に行き、ファイルを持って文花のいる方の応接室に戻ってきた。
「依頼主は浅山武。こいつの夫だ。浮気調査だったが、結局証拠は見つけられんかったんだよ」
「向井さんはミイの裏垢見つけた?」
「もちろん。だから一応ミイの独身時代、アパレルメーカーに勤めた時の不倫は分かったんだがな」
そう言ってファイルを見ながら、向井はおでこをかく。
「地元ではいじめっ子で有名。教師を自殺未遂まで追い込めたのも有名な話みたいだった。ただその教師も被害者も結婚して専業主婦だ。今更恨んでるとは思えないな」
「やっぱり地元でいじめっ子っていう噂は本当だったのね」
匿名掲示板の噂といえど、本当だったようだ。匿名とはいえ侮れない。
「ミイがアパレルメーカーに勤めていたときの不倫の奥さん、彼女について向井さん何か知ってる?」
華によればミイの嫌がらせでノイローゼになってしまったという。まだ日常生活に支障があると聞いた。時々抑うつ状態だったり、悪夢に悩まされているらしい。子供も実家に預けていて、あまり会う事もできない。
華を通して会える事になったが、そう長い時間話が聞けるかわからなかった。ただ同じミイに不倫された被害者という事で会っても良いという事になったのだが。ミイの死亡のニュースを聞いて奥さんはだいぶ元気になったと華から聞いた。
「いや、それは初耳だよ。どっから調べたんだ」
「ミイのアンチでブログ書いてる人と連絡とって、アンチ同志でオフ会開いたのよ」
「それは俺はできんな」
そう言って向井は声を立てずに笑った。半分呆れているようだった。
「ミイの旦那は何でここに来たの?」
「ミイが浮気してるんじゃないかって疑っててね」
「どんな人だった?」
「大人しそうなイケメンだった。IT企業に勤めてるって。仕事でミイの事をほったらかしてる事後悔していたよ」
「ミイは裏垢で夫は不倫してるって悲劇のヒロインのようなポエム書いてたんだけど」
「それは誤解だよ。あの旦那さんにそんな暇ない」
向井が言うのだからそうなのだろう。それに殺人現場での浅山武の言動も、不自然ではなく、夫に対して殴り掛かろうとしたのも理解できる。自分が逆の立場だったらもっと怒り狂いパニックになっていたかもしれない。もっとも夫は殺しても死ななそうな図太いタイプに見えるが。
それに被害者ぶって不倫されてると嘘ついていたミイの悪質さに辟易とする。夫にもおそらく似たような事を言っていたのに違いない。
「やっぱり桜村糖子が呪い殺したのかしら?」
「おいおい、そんな非科学的な事はないだろ。占い師の妄想か宣伝だろ。炎上マーケティングってやつだよ」
「そう? まあ確かに桜村糖子にはハッキリとしたアリバイがあるのよね」
「そうだろう。それに占い師から客の素性を調査してくれって時々依頼があるんだよ。まあ、占いなんて全部インチキだ」
文花はため息混じりにつぶやいた。
やはり呪い殺すなんて言うのは非科学的だ。ネットでは呪い殺す事で盛り上がっているが、やはりあり得ない。
「向井さん、私これからどうしたら良い?」
「文花さんが犯人見つけろ」
やけに断定的だった。
警察の仕事ではあるが、動機で言えば自分も疑われてもおかしくない。
ミイの死んだ事は、別に悲しくはない。悲しくはないが、不倫相手の妻に謝罪する機会は永遠に無い事になる。結局ミイは不倫について少し罪悪感を持たずに死んでしまった。そう思うとミイを殺した犯人を見つけたいという気持ちになった。
「でも難しいわ。犯人見つけられるかしらね」
「ミイを恨んでる相手は、だいたいわかってるだろ。そいつらとまず話してみるんだな」
「そんなんでわかるかしら」
「まあ何かあれば、うちに連絡しろよ。こっちは浅山武にも接触してみるかな」
向井は明らかに面白がっていた。
「殺人事件に巻き込まれるなんて、面白いよなぁ。俺なんて浮気調査ばっかりで飽き飽きだよ。殺人事件かぁ、良いな」
「悪趣味」
向井は子供の頃からミステリ好きで探偵になった以前言っていたが、現実はつまらないとぼやいていたのを思い出した。でもだからといって殺人事件が面白いというのは、やはり悪趣味だ。
「じゃあね、文花さん」
帰り際も向井は機嫌が良さそうだったが、文花の気持ち晴れなかった。
夫はまだ過去の不倫相手と切れてなかったという聞きたくない事実まで知ってしまった。
タッチーやナオコからメールの返事がきた。憎い相手が死んだからと言って二人とも喜んでいないどころかショックを受けていた。特にタッチーは心を痛めていて、ミイのアンチだけでオフ会などやって、ミイの占いまでもしたことを後悔しているようだった。
占いは結果的に当たってしまったが、タッチーは悲しんでいて、しばらく文花と会ったりメールする機会も無さそうだった。本心では桜村糖子の事も聞きたかったが、心を痛めている人に負担をかけたくなかった。
一方、華は大喜びだった。文花にも躊躇いがなく、「天罰だ」「自業自得」とメールを送っていた。あまりにも正直な反応だったが、文花は気持ちだけはわかるので華を非難するつもりはなかった。
ただ、近所の人からは今まで以上に白い目で見られるようになった。ほとんど近所付き合いはないが、ミイを殺したのは文花や夫だという噂が広がっているらしかった。
事件の日、手を血に染めて走っている夫や服に血をつけて走っている文花を見たという人が少なからずいたらしい。無理もない。
近所でも夫の不倫癖は有名だったし、大学生や独身のOLのいる家庭では警戒されてる始末。
ミイと夫が不倫していた事も、想像以上に知れ渡っているのかもしれない。
夫はともかくアリバイがある文花は気にする事ではないのかもしれないが、やはりこのまま放っておく事ができなかった。
こういう時相談する人は決まっていた。
電車に乗り、船橋駅で降り南口からとあるビルに向かった。繁華街を抜けて静かな裏道にある古びたビルだった。
階段を登り、ニ階の扉の前にたどり着く。小さく看板が出ていた。「向井探偵事務所」。
ノックをして女性の事務員に通され、ソファに座り向井を待った。
結婚当初、夫が不倫をし始めたと勘づいた時、向井に相談に行った。不倫の証拠を掴んで欲しいと泣きついたが、向井は現実的だった。依頼料をふっかけられた。向井はスキンヘッドのいかつい容姿だった為余計に怖かった。ヤクザの事務所にでも間違って来てしまったのかとさえ思ったぐらいだ。
文花は一人で夫の不倫の証拠を掴む事に決めた。
ただ向井は何故か親身になってくれ時々尾行や証拠の写真を撮る時のコツなどを教えてくれ、結局向井が驚くほどに夫の不倫について調査できるほどになった。以来、愛人調査で事で困ったことががあると時々向井の元へ足を運んだ。
「へぇー、今回の愛人死んじゃったの」
向井に事情を説明すると、なぜか彼は口元に笑みを浮かべていた。怖い顔だちの男が薄ら笑いしていると不気味だ。歳は五十歳と言っていたが、どことなく年齢不詳の雰囲気がある。あまり敵にはしたくないタイプだ。
「どうしましょうね。私も夫も犯人だと疑われてるかも」
「その状況じゃね。文花さん、あの愛人ノート持ってるか?」
「ええ」
カバンから愛人ノートを取り出して向井に見せた。向井はこのノートの存在を知っており、なぜか時々中身をチェックする。
「浅山ミイか。あ、こいつ知ってる。思い出したわ」
「向井さん知ってるの?」
「数ヶ月前の依頼者のターゲットだが」
「え? すごい偶然」
向井は立ち上がって事務所の方に行き、ファイルを持って文花のいる方の応接室に戻ってきた。
「依頼主は浅山武。こいつの夫だ。浮気調査だったが、結局証拠は見つけられんかったんだよ」
「向井さんはミイの裏垢見つけた?」
「もちろん。だから一応ミイの独身時代、アパレルメーカーに勤めた時の不倫は分かったんだがな」
そう言ってファイルを見ながら、向井はおでこをかく。
「地元ではいじめっ子で有名。教師を自殺未遂まで追い込めたのも有名な話みたいだった。ただその教師も被害者も結婚して専業主婦だ。今更恨んでるとは思えないな」
「やっぱり地元でいじめっ子っていう噂は本当だったのね」
匿名掲示板の噂といえど、本当だったようだ。匿名とはいえ侮れない。
「ミイがアパレルメーカーに勤めていたときの不倫の奥さん、彼女について向井さん何か知ってる?」
華によればミイの嫌がらせでノイローゼになってしまったという。まだ日常生活に支障があると聞いた。時々抑うつ状態だったり、悪夢に悩まされているらしい。子供も実家に預けていて、あまり会う事もできない。
華を通して会える事になったが、そう長い時間話が聞けるかわからなかった。ただ同じミイに不倫された被害者という事で会っても良いという事になったのだが。ミイの死亡のニュースを聞いて奥さんはだいぶ元気になったと華から聞いた。
「いや、それは初耳だよ。どっから調べたんだ」
「ミイのアンチでブログ書いてる人と連絡とって、アンチ同志でオフ会開いたのよ」
「それは俺はできんな」
そう言って向井は声を立てずに笑った。半分呆れているようだった。
「ミイの旦那は何でここに来たの?」
「ミイが浮気してるんじゃないかって疑っててね」
「どんな人だった?」
「大人しそうなイケメンだった。IT企業に勤めてるって。仕事でミイの事をほったらかしてる事後悔していたよ」
「ミイは裏垢で夫は不倫してるって悲劇のヒロインのようなポエム書いてたんだけど」
「それは誤解だよ。あの旦那さんにそんな暇ない」
向井が言うのだからそうなのだろう。それに殺人現場での浅山武の言動も、不自然ではなく、夫に対して殴り掛かろうとしたのも理解できる。自分が逆の立場だったらもっと怒り狂いパニックになっていたかもしれない。もっとも夫は殺しても死ななそうな図太いタイプに見えるが。
それに被害者ぶって不倫されてると嘘ついていたミイの悪質さに辟易とする。夫にもおそらく似たような事を言っていたのに違いない。
「やっぱり桜村糖子が呪い殺したのかしら?」
「おいおい、そんな非科学的な事はないだろ。占い師の妄想か宣伝だろ。炎上マーケティングってやつだよ」
「そう? まあ確かに桜村糖子にはハッキリとしたアリバイがあるのよね」
「そうだろう。それに占い師から客の素性を調査してくれって時々依頼があるんだよ。まあ、占いなんて全部インチキだ」
文花はため息混じりにつぶやいた。
やはり呪い殺すなんて言うのは非科学的だ。ネットでは呪い殺す事で盛り上がっているが、やはりあり得ない。
「向井さん、私これからどうしたら良い?」
「文花さんが犯人見つけろ」
やけに断定的だった。
警察の仕事ではあるが、動機で言えば自分も疑われてもおかしくない。
ミイの死んだ事は、別に悲しくはない。悲しくはないが、不倫相手の妻に謝罪する機会は永遠に無い事になる。結局ミイは不倫について少し罪悪感を持たずに死んでしまった。そう思うとミイを殺した犯人を見つけたいという気持ちになった。
「でも難しいわ。犯人見つけられるかしらね」
「ミイを恨んでる相手は、だいたいわかってるだろ。そいつらとまず話してみるんだな」
「そんなんでわかるかしら」
「まあ何かあれば、うちに連絡しろよ。こっちは浅山武にも接触してみるかな」
向井は明らかに面白がっていた。
「殺人事件に巻き込まれるなんて、面白いよなぁ。俺なんて浮気調査ばっかりで飽き飽きだよ。殺人事件かぁ、良いな」
「悪趣味」
向井は子供の頃からミステリ好きで探偵になった以前言っていたが、現実はつまらないとぼやいていたのを思い出した。でもだからといって殺人事件が面白いというのは、やはり悪趣味だ。
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