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第三部
極悪恋愛小説家編-6
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目の前にモラーナがいる。
間近で見るモラーナは先日と違い、余計に芋臭い。眉毛は芋虫のように太く、目も離れているので、どう見ても美人ではない。鼻も潰れ、口も大きく、歯並びも悪い。猫背でスタイルも中の下と言ったところ。フィリスを散々田舎者だと思っていたが、モラーナほど芋臭くは無い事にも気づいてしまう。
その割にモラーナは身の丈に合っていないドレスを着ていた。ヘッドドレスもつけていたが、似合っていない。居た堪れないファッションだ。フローラは「お気の毒に」と言いたげな表情を見せた。
「奥さん、その表情は何?」
「え、ええ。頑張ってという意味よ」
まさか本当の事など言えない。田舎者のフィリスより芋臭くて可哀想など決して口に出せず、フローラは慌てて紅茶を飲んだ。
客間のテーブルの上には豪華なティーセット。紅茶も一流のものを使っていた。菓子は今朝焼いたチョコレートマフィンだが、まだふんわりと甘い匂いが漂う。
「何それ、感じ悪!」
モラーナはガツガツとチョコレートマフィンを食べていたが、その仕草も品がない。ポロポロとマフィンのカスも落としていた。
「感じ悪くて結構よ。あなたはどこの家の方?」
フローラはそう言うと、背筋を伸ばし、モラーナを見つめた。この芋臭いモラーナとフローラの容姿も所作も圧倒的に差があったが、もモラーナは全く気づいておらず、挑発的な視線まで向けてきた。
「私は庶民の家の子です。でも、お高く止まっている貴族には負けないわ。実際、私は恋愛小説家として成功もしてるんですから。奥さんは何か芸術的な才能はある?」
「ないわ」
「ふふ、私の勝ち! 私って勝ち組!」
モラーナはますます調子に乗ってきたが、フローラは白けるばかりだった。
「合コンは楽しい?」
「ええ。公爵さまとイチャイチャするのが楽しいですぅ~!」
モラーナは仕事のマウントでフローラにダメージを与えられない事に気づいたのだろう。今度は夫の事を持ち出し、いかに楽しい合コンだったか笑顔で話す。
「それに私と公爵さまは同業ですから。創作談義で盛り上がったよ。プロットの作り方とか私と全然違くて、びっくりしちゃった。それに公爵さまって実体験しか書けないとか言ってたな。私との関係もぜひ小説にしてって頼んじゃったー☆」
モラーナは笑顔で攻撃を続けていた。フローラの頬は引き攣り、もう紅茶すら飲んでいない。目の奥には怒りも滲んでいたが、モラーナはそれはスルーし、より挑発してきた。
「たぶん、私と公爵さまは深い関係になると思う。うん、近い将来、私と公爵さまが教会で誓いの言葉を語っている姿が見えるわ。ふふ!」
フローラのこめかみはピクピクとしてきた。モラーナの攻撃に我慢がならないが、ここで負けるわけにもいかない。
「でもあなた、友達のセシリーを深く傷つけているじゃない。聞いたわ。何でもセシリーの真似っこしてるんですよね? そういえば小説も夫の作品の劣化コピーっぽいけど、それでいいの? 文学界隈であなた、評判悪いそうよ」
フローラは公爵夫人らしく、余裕の微笑みを見せた。内心は全く違うが、作り笑いは慣れている。
「夫は女の趣味が悪いけれど」
「ブーメランですね!」
「いいから聞きなさい。夫はそんなつまらない女は全くタイプじゃないわ。あなた、そんな真似っこしていて面白い女になれる?」
ここでモラーナは推し黙った。
「うちのメイドは鈍臭いけど、何故か推理のカンがあってね。あなた、セシリーの事を脅してるんじゃないかって言ってたわ。どう? セシリーの弱味でも握ってるんじゃなくて?」
今までずっと挑発的だったモラーナだったが、押し黙った。不貞腐れたように紅茶も飲んでいる。これはフィリスの推理が当たった可能性が高い。セシリーの弱みはやっぱりアドルフだろうか。
「何をネタに脅してるの。言いなさいよ」
フローラはあえて厳しく詰めたが、モラーナはクスクスと笑う始めた。
「ふふふ、公爵夫人。私は作家よ。本当の事なんて言うわけないじゃない」
「え?」
「私は学園の頃からセシリーに憧れた。美人で優しくて、頭も良くて。学園のマドンナだったから。私はセシリーになりたい。セシリーそのものになりたいわぁ」
お花畑全開のモラーナにゾクゾクとしてきた。今までの夫の愛人達と全くタイプが違う。こんな絶妙にイライラさせるような態度はとってこなかった。一緒に会話しているだけで調子が狂わされる。フローラの目はさらに怒りで燃え、頬は引き攣り、奥歯を噛み締めていた。
「このドレスもカバンも靴も全部セシリーと同じものよ。ねえ、私はセシリー。私はセシリーになるんだから」
「冗談はおよしなさい。あなたはモラーナでしょう」
一瞬、モラーナに憐れみを持った。何故だろう。フローラも夫も似たような代替品でいいと思ったからだろうか。他人になろうとしているセシリーを見ていたら、急に怒りが抜け落ちた。
「あなた、自分ってものはある? 自分を大切にしてる?」
そう言うフローラも自信はない。夫の不倫のせいでメンヘラになり、死にたいと思う事もあった。フィリスと出会いそれは辞めたが、目の前にいるモラーナも一種の自傷行為をしているようにしか見えない。
「そんなもの要らない。私は芋臭い自分が嫌い。セシリーになるんだから!」
「そのためにアドルフとそっくりな夫も欲しいのね?」
「ええ。そうすれば私は幸せになれる。公爵夫人、私はあなたから彼を奪います!」
略奪宣言もされたが、モラーナが気の毒になってきた。
とはいえ、このまま好きにはさせない。こんな下らない理由で夫を奪われるわけにいかない。それに……。
「夫はアドルフじゃない。世界でたった一人しかいない存在よ。あなたを幸せにするアクセサリーでもペットでもないけど?」
「いいえ、サレ公爵夫人が何と言おうと私は奪いますから!」
モラーナは最後にまた略奪宣言すると、公爵家から去っていった。
「奥さん、どうしますか?」
フィリスもさすがにこのモラーナに呆れ、ウンザリしたような声を出していた。
「そうね。極悪恋愛小説家だったけど、放置なんてできないわ」
「他の合コン相手はどうしますか? 調べます?」
「ええ」
フローラは頷き、フィリスに笑顔を向けていた。この笑顔は嘘くさくない。これからモラーナを調べると思うと、少しだけ楽しくなってきた。
間近で見るモラーナは先日と違い、余計に芋臭い。眉毛は芋虫のように太く、目も離れているので、どう見ても美人ではない。鼻も潰れ、口も大きく、歯並びも悪い。猫背でスタイルも中の下と言ったところ。フィリスを散々田舎者だと思っていたが、モラーナほど芋臭くは無い事にも気づいてしまう。
その割にモラーナは身の丈に合っていないドレスを着ていた。ヘッドドレスもつけていたが、似合っていない。居た堪れないファッションだ。フローラは「お気の毒に」と言いたげな表情を見せた。
「奥さん、その表情は何?」
「え、ええ。頑張ってという意味よ」
まさか本当の事など言えない。田舎者のフィリスより芋臭くて可哀想など決して口に出せず、フローラは慌てて紅茶を飲んだ。
客間のテーブルの上には豪華なティーセット。紅茶も一流のものを使っていた。菓子は今朝焼いたチョコレートマフィンだが、まだふんわりと甘い匂いが漂う。
「何それ、感じ悪!」
モラーナはガツガツとチョコレートマフィンを食べていたが、その仕草も品がない。ポロポロとマフィンのカスも落としていた。
「感じ悪くて結構よ。あなたはどこの家の方?」
フローラはそう言うと、背筋を伸ばし、モラーナを見つめた。この芋臭いモラーナとフローラの容姿も所作も圧倒的に差があったが、もモラーナは全く気づいておらず、挑発的な視線まで向けてきた。
「私は庶民の家の子です。でも、お高く止まっている貴族には負けないわ。実際、私は恋愛小説家として成功もしてるんですから。奥さんは何か芸術的な才能はある?」
「ないわ」
「ふふ、私の勝ち! 私って勝ち組!」
モラーナはますます調子に乗ってきたが、フローラは白けるばかりだった。
「合コンは楽しい?」
「ええ。公爵さまとイチャイチャするのが楽しいですぅ~!」
モラーナは仕事のマウントでフローラにダメージを与えられない事に気づいたのだろう。今度は夫の事を持ち出し、いかに楽しい合コンだったか笑顔で話す。
「それに私と公爵さまは同業ですから。創作談義で盛り上がったよ。プロットの作り方とか私と全然違くて、びっくりしちゃった。それに公爵さまって実体験しか書けないとか言ってたな。私との関係もぜひ小説にしてって頼んじゃったー☆」
モラーナは笑顔で攻撃を続けていた。フローラの頬は引き攣り、もう紅茶すら飲んでいない。目の奥には怒りも滲んでいたが、モラーナはそれはスルーし、より挑発してきた。
「たぶん、私と公爵さまは深い関係になると思う。うん、近い将来、私と公爵さまが教会で誓いの言葉を語っている姿が見えるわ。ふふ!」
フローラのこめかみはピクピクとしてきた。モラーナの攻撃に我慢がならないが、ここで負けるわけにもいかない。
「でもあなた、友達のセシリーを深く傷つけているじゃない。聞いたわ。何でもセシリーの真似っこしてるんですよね? そういえば小説も夫の作品の劣化コピーっぽいけど、それでいいの? 文学界隈であなた、評判悪いそうよ」
フローラは公爵夫人らしく、余裕の微笑みを見せた。内心は全く違うが、作り笑いは慣れている。
「夫は女の趣味が悪いけれど」
「ブーメランですね!」
「いいから聞きなさい。夫はそんなつまらない女は全くタイプじゃないわ。あなた、そんな真似っこしていて面白い女になれる?」
ここでモラーナは推し黙った。
「うちのメイドは鈍臭いけど、何故か推理のカンがあってね。あなた、セシリーの事を脅してるんじゃないかって言ってたわ。どう? セシリーの弱味でも握ってるんじゃなくて?」
今までずっと挑発的だったモラーナだったが、押し黙った。不貞腐れたように紅茶も飲んでいる。これはフィリスの推理が当たった可能性が高い。セシリーの弱みはやっぱりアドルフだろうか。
「何をネタに脅してるの。言いなさいよ」
フローラはあえて厳しく詰めたが、モラーナはクスクスと笑う始めた。
「ふふふ、公爵夫人。私は作家よ。本当の事なんて言うわけないじゃない」
「え?」
「私は学園の頃からセシリーに憧れた。美人で優しくて、頭も良くて。学園のマドンナだったから。私はセシリーになりたい。セシリーそのものになりたいわぁ」
お花畑全開のモラーナにゾクゾクとしてきた。今までの夫の愛人達と全くタイプが違う。こんな絶妙にイライラさせるような態度はとってこなかった。一緒に会話しているだけで調子が狂わされる。フローラの目はさらに怒りで燃え、頬は引き攣り、奥歯を噛み締めていた。
「このドレスもカバンも靴も全部セシリーと同じものよ。ねえ、私はセシリー。私はセシリーになるんだから」
「冗談はおよしなさい。あなたはモラーナでしょう」
一瞬、モラーナに憐れみを持った。何故だろう。フローラも夫も似たような代替品でいいと思ったからだろうか。他人になろうとしているセシリーを見ていたら、急に怒りが抜け落ちた。
「あなた、自分ってものはある? 自分を大切にしてる?」
そう言うフローラも自信はない。夫の不倫のせいでメンヘラになり、死にたいと思う事もあった。フィリスと出会いそれは辞めたが、目の前にいるモラーナも一種の自傷行為をしているようにしか見えない。
「そんなもの要らない。私は芋臭い自分が嫌い。セシリーになるんだから!」
「そのためにアドルフとそっくりな夫も欲しいのね?」
「ええ。そうすれば私は幸せになれる。公爵夫人、私はあなたから彼を奪います!」
略奪宣言もされたが、モラーナが気の毒になってきた。
とはいえ、このまま好きにはさせない。こんな下らない理由で夫を奪われるわけにいかない。それに……。
「夫はアドルフじゃない。世界でたった一人しかいない存在よ。あなたを幸せにするアクセサリーでもペットでもないけど?」
「いいえ、サレ公爵夫人が何と言おうと私は奪いますから!」
モラーナは最後にまた略奪宣言すると、公爵家から去っていった。
「奥さん、どうしますか?」
フィリスもさすがにこのモラーナに呆れ、ウンザリしたような声を出していた。
「そうね。極悪恋愛小説家だったけど、放置なんてできないわ」
「他の合コン相手はどうしますか? 調べます?」
「ええ」
フローラは頷き、フィリスに笑顔を向けていた。この笑顔は嘘くさくない。これからモラーナを調べると思うと、少しだけ楽しくなってきた。
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