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第23話 イギリスから来たクロフネ
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「ふわあぁぁぁ~。
おはよ~、タクミおにいちゃん、兄貴ぃ」
ぺたぺた
頭に盛大に寝癖を付け、お腹をポリポリと掻きながらパジャマ姿のユウナがリビングに入ってくる。
いつにもましてだらしない恰好だが、今日は週の半ばの飛び石連休で完全オフ。
少しくらいは大目に見てやろう
「む……ユウナ」
だが、敏腕プロデューサーであるマサトさんは見逃してくれない。
鋭い視線がむき出しの腹に注がれる。
「余分な肉がついてアンダーバストが11㎜増えているぞ」
「あと3㎜増えるとカップ数がDからCに落ちるから気を付けるんだ。
”DカップJK配信者”という属性の価値、お前も分かっているだろう?」
「ひょ、ひょええええぇぇぇええ!?
妹のプロポーションをミリ単位で把握しないでよ、兄貴!!」
「ふむ、体重もだな。このままでは16歳女子の平均体重を……」
「駄目ええぇぇぇええ!!」
「ユウナ、女の子は少しくらいムチムチしてた方が可愛いと思うぞ」
「フォローになってねぇ!?」
少しスイーツをキメさせ過ぎたかもしれない。
いつも通りのやり取りをしながら、手早く朝食を作る俺。
この兄妹は全く料理が出来ないのだ。
『臨時ニュースをお送りします』
「……お?」
つけっぱなしだったテレビが、軽妙な音楽を奏でる。
『昨日神戸港に到着したアリス・ブラックシップさんですが、緊急記者会見が行われることになりました。
それでは現場に繋いでみましょう』
「……ねぇ兄貴、アリス・ブラックシップって誰?」
「お前も一応はアイドル配信者なのだから、最低限の芸能事情くらい把握しておきなさい」
「うっ」
マサトさんに叱られているユウナだが、かくいう俺もイギリスで人気沸騰中の少女アイドル……というくらいしか知らない。
「わずか半年で、イギリスのみならずユーロ圏のトップアイドルに上り詰めた風雲児……誰が呼んだか”クロフネ・アリス”」
「え、そのまんま……」
「デビュー曲の再生回数は1億回を超え、ビルボードの一位にランク。
この度、アジア市場の開拓を目指し来日したらしいね」
珍しくまっとうなツッコミをするユウナは置いといて、そこまで凄かったのか……。
正に世界を股にかけるアイドルである。
ゆゆの楽曲デビュー?
彼女は少し音痴なのが愛嬌なのだ。
「それだけじゃないぞ?」
読みかけていた新聞をテーブルに置き、居住まいを正すマサトさん。
「彼女は世界初のヴァナランド人とのハーフで、類まれなる魔法の才能を持つらしい。ふむ、もしかして……」
『あ! アリス・ブラックシップの姿が見えました!!』
レポーターの歓声が聞こえ、俺はテレビに視線を移す。
港に隣接する国際会議場。
広い会見場には数百人の報道陣が集まっていた。
「Nice to meet you、ニッポンの皆様」
笑顔のアリスが手を振ると、無数のフラッシュが焚かれ、
画面にテロップが表示される。
<<アリス・ブラックシップ(11)
イギリスロンドン生まれ EUROアカデミー賞最年少受賞、デビュー曲の再生回数1億回突破>>
あどけなさの残る顔にすらりとした体躯。
なにより左右で色の違う緑と赤の瞳が、見る者に強烈な印象を残す。
「ほぉ……」
「わぁ、可愛くてエキゾチック!」
生まれながらにして持ったスター性というヤツだろうか。
まあ、ゆゆも負けてないけどな!!
そんな身内びいきはともかく、魔法使いっぽい制服(ハ○ー・ポ○ターと言えば伝わるだろうか)に身を包んだアリスは、報道陣の前でクルリと一回転するサービスを披露し、会見場の席に座る。
アリスが座ると同時に、スーツ姿の女性がマイクを握る。
「本日はお集まりいただきありがとうございます。
わたくし、ミウス・プロモーションのレイニと申します」
「アリス・ブラックシップのプロデュース全般を担当させていただいておりますので、今後ともお見知りおきを」
褐色肌に尖った耳。
「ヴァナランドの人かな?」
「そうみたいだな」
ヴァナランドに住むダークエルフという種族の特徴だ。
人口の差もあるが、こちらの世界に来て働くヴァナランド人はあまり多くないので珍しい。
「皆様ご存じのように、アリス嬢はわたくしたちの故郷であるヴァナランドの男性と皆様方の世界の女性の間に生まれた愛の結晶です。
そのご縁でわたくしたちがプロデュースを担当させていただくことになりました」
レイニの言葉に嬉しそうに頷くアリス。
会見場の照明にきらりと光る双眸。
やはり目を引く子だ。
「わたくしたちは、ここ日本だけでなく……ヴァナランドにもアリス嬢の人気を広げていきたいと考えております。まずは彼女から、ここ日本での意気込みを語っていただきます」
おぉ……
ヴァナランドへの展開も考えている……そう語るレイニの言葉にどよめく会見場。
「それでは」
すくっと立ち上がったアリスがマイクを手に取る。
盛大にフラッシュが焚かれ、会見場の注目がアリスに集まった。
「あらためまして、アリス・ブラックシップです。
本日はこのわたしが、ニッポンで何をするのかAnnouncementさせて頂くわ!」
「このアリス……」
そこでいったん言葉を切り、にこりと笑顔。
報道陣の注意がさらに自分に集まったことを確信すると、優雅な仕草でクルリと一回転。
「ダンジョン配信にさんにゅ!!
むぐっ!?」
キメ台詞の所で舌を噛んでしまったのか、口を押え涙目になるアリス。
ぷるぷると震えている。
(かわいい……)
(かわいい……)
(かわいい……)
報道陣と視聴者、みんなの心が一致した。
「だ、だんじょん配信にさんにゅ~するわ!」
意図せずあどけない口調になってしまったアリス。
フラッシュが焚かれるなか、ぴしりとポーズだけは決める。
「そして」
「ニッポンにはWonderfulなダンジョン配信アイドルがすでにいるわよね。
このアリス・ブラックシップ……JKアイドル配信者、ゆゆに勝負を挑むことを、ここに宣言しますっ!!」
おお!!
衝撃の宣言に、どよめく報道陣。
「マジか……!?」
「ふおぉ!?」
「むぅ!!」
それはこちら側も同様で、のんびりとした休日の朝の空気など、いっぺんに吹き飛んでしまったのだった。
おはよ~、タクミおにいちゃん、兄貴ぃ」
ぺたぺた
頭に盛大に寝癖を付け、お腹をポリポリと掻きながらパジャマ姿のユウナがリビングに入ってくる。
いつにもましてだらしない恰好だが、今日は週の半ばの飛び石連休で完全オフ。
少しくらいは大目に見てやろう
「む……ユウナ」
だが、敏腕プロデューサーであるマサトさんは見逃してくれない。
鋭い視線がむき出しの腹に注がれる。
「余分な肉がついてアンダーバストが11㎜増えているぞ」
「あと3㎜増えるとカップ数がDからCに落ちるから気を付けるんだ。
”DカップJK配信者”という属性の価値、お前も分かっているだろう?」
「ひょ、ひょええええぇぇぇええ!?
妹のプロポーションをミリ単位で把握しないでよ、兄貴!!」
「ふむ、体重もだな。このままでは16歳女子の平均体重を……」
「駄目ええぇぇぇええ!!」
「ユウナ、女の子は少しくらいムチムチしてた方が可愛いと思うぞ」
「フォローになってねぇ!?」
少しスイーツをキメさせ過ぎたかもしれない。
いつも通りのやり取りをしながら、手早く朝食を作る俺。
この兄妹は全く料理が出来ないのだ。
『臨時ニュースをお送りします』
「……お?」
つけっぱなしだったテレビが、軽妙な音楽を奏でる。
『昨日神戸港に到着したアリス・ブラックシップさんですが、緊急記者会見が行われることになりました。
それでは現場に繋いでみましょう』
「……ねぇ兄貴、アリス・ブラックシップって誰?」
「お前も一応はアイドル配信者なのだから、最低限の芸能事情くらい把握しておきなさい」
「うっ」
マサトさんに叱られているユウナだが、かくいう俺もイギリスで人気沸騰中の少女アイドル……というくらいしか知らない。
「わずか半年で、イギリスのみならずユーロ圏のトップアイドルに上り詰めた風雲児……誰が呼んだか”クロフネ・アリス”」
「え、そのまんま……」
「デビュー曲の再生回数は1億回を超え、ビルボードの一位にランク。
この度、アジア市場の開拓を目指し来日したらしいね」
珍しくまっとうなツッコミをするユウナは置いといて、そこまで凄かったのか……。
正に世界を股にかけるアイドルである。
ゆゆの楽曲デビュー?
彼女は少し音痴なのが愛嬌なのだ。
「それだけじゃないぞ?」
読みかけていた新聞をテーブルに置き、居住まいを正すマサトさん。
「彼女は世界初のヴァナランド人とのハーフで、類まれなる魔法の才能を持つらしい。ふむ、もしかして……」
『あ! アリス・ブラックシップの姿が見えました!!』
レポーターの歓声が聞こえ、俺はテレビに視線を移す。
港に隣接する国際会議場。
広い会見場には数百人の報道陣が集まっていた。
「Nice to meet you、ニッポンの皆様」
笑顔のアリスが手を振ると、無数のフラッシュが焚かれ、
画面にテロップが表示される。
<<アリス・ブラックシップ(11)
イギリスロンドン生まれ EUROアカデミー賞最年少受賞、デビュー曲の再生回数1億回突破>>
あどけなさの残る顔にすらりとした体躯。
なにより左右で色の違う緑と赤の瞳が、見る者に強烈な印象を残す。
「ほぉ……」
「わぁ、可愛くてエキゾチック!」
生まれながらにして持ったスター性というヤツだろうか。
まあ、ゆゆも負けてないけどな!!
そんな身内びいきはともかく、魔法使いっぽい制服(ハ○ー・ポ○ターと言えば伝わるだろうか)に身を包んだアリスは、報道陣の前でクルリと一回転するサービスを披露し、会見場の席に座る。
アリスが座ると同時に、スーツ姿の女性がマイクを握る。
「本日はお集まりいただきありがとうございます。
わたくし、ミウス・プロモーションのレイニと申します」
「アリス・ブラックシップのプロデュース全般を担当させていただいておりますので、今後ともお見知りおきを」
褐色肌に尖った耳。
「ヴァナランドの人かな?」
「そうみたいだな」
ヴァナランドに住むダークエルフという種族の特徴だ。
人口の差もあるが、こちらの世界に来て働くヴァナランド人はあまり多くないので珍しい。
「皆様ご存じのように、アリス嬢はわたくしたちの故郷であるヴァナランドの男性と皆様方の世界の女性の間に生まれた愛の結晶です。
そのご縁でわたくしたちがプロデュースを担当させていただくことになりました」
レイニの言葉に嬉しそうに頷くアリス。
会見場の照明にきらりと光る双眸。
やはり目を引く子だ。
「わたくしたちは、ここ日本だけでなく……ヴァナランドにもアリス嬢の人気を広げていきたいと考えております。まずは彼女から、ここ日本での意気込みを語っていただきます」
おぉ……
ヴァナランドへの展開も考えている……そう語るレイニの言葉にどよめく会見場。
「それでは」
すくっと立ち上がったアリスがマイクを手に取る。
盛大にフラッシュが焚かれ、会見場の注目がアリスに集まった。
「あらためまして、アリス・ブラックシップです。
本日はこのわたしが、ニッポンで何をするのかAnnouncementさせて頂くわ!」
「このアリス……」
そこでいったん言葉を切り、にこりと笑顔。
報道陣の注意がさらに自分に集まったことを確信すると、優雅な仕草でクルリと一回転。
「ダンジョン配信にさんにゅ!!
むぐっ!?」
キメ台詞の所で舌を噛んでしまったのか、口を押え涙目になるアリス。
ぷるぷると震えている。
(かわいい……)
(かわいい……)
(かわいい……)
報道陣と視聴者、みんなの心が一致した。
「だ、だんじょん配信にさんにゅ~するわ!」
意図せずあどけない口調になってしまったアリス。
フラッシュが焚かれるなか、ぴしりとポーズだけは決める。
「そして」
「ニッポンにはWonderfulなダンジョン配信アイドルがすでにいるわよね。
このアリス・ブラックシップ……JKアイドル配信者、ゆゆに勝負を挑むことを、ここに宣言しますっ!!」
おお!!
衝撃の宣言に、どよめく報道陣。
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