《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

文字の大きさ
492 / 563
外伝 センバは続く

わたちのゆくみち 6

つぎのひ、ままとぱぱ、りおじしゃまとちぃおばしゃまと、おちゃししまちた。

「アンジュの唯一がヨークなんだな?」
「ゆいいちゅ?」
りおじしゃま、ゆいいちゅってにゃに?

「ヨーク様以外の人のお嫁さんになりたい?」
「イヤ!!」
まま、かなちいこといわないで!

「うん、決定だなぁ…どうすっかなぁ」
「リオ様、何が問題です?」
「イチイ、問題しかないぞ?
まず、2歳児の婚約を23歳に打診するっつーのが、まずもって貴族的に話題沸騰。良いネタになるだろ?そしたらディもイチイも色々お茶会とか呼ばれてカモにされんだろ。
まぁ、センバだ、っつって無視したって良いけど。
そしたら、ヨークが狙い打ちされんだろう。
んで、そんな幼女との話が出るほど嫁に困ってるならうちの娘を!って、横やりしてくる家もわんさか出るだろ。なんたって、バストン侯爵家の三男だ。高位貴族と繋がりが持てる。まぁ、本人は領地軍に居る爵位なしだけど、思いっきり家族と繋がってる証だし。
そこまで迷惑かけんのもなぁ」
りおじしゃまが、うでをくんで かんがえてましゅ。

「アンジュがもうちょっと大きくなるまで、せめて10歳、学園に入るまで、婚約者、ではなく、センバとの取引として、定期的にうちに来てもらうわけにはいかないかしら?」
「何年待った所で、年の差は縮まないんだけどさぁ。10歳と30歳…逆に犯罪臭濃くなるな?!」
「年齢を具体的に並べられると…どうしましょう、ヨークのロリコン疑惑が濃厚に…」
ままも、ほほにてをあてて、あらたいへん、なんていってましゅ。

「やべぇ、笑っちゃいけないのに笑えてくる。ヨークが焦って否定して回る姿が想像出来る。
否定すればするほど噂が広まるんだろうなぁ。

ああ、なんか、変に強く否定して、アンジュ自体が拒否されたと解釈されそうだな。それでアンジュの価値も貶められても癪だな。そういうの、貴族連中好きだもんなぁ。それを真に受けて学園でアンジュがいじめられても腹立つな。

うちが強く望んでますよ、って大々的にアピールするしかないんだろうなぁ。イチイとライ様でセンバの唯一は広まってるはずだし?アンジュの執着を茶会で見せつける、とかかなぁ。

こっちとしても、ヨークがセンバに来てくれたら助かるし。逃がしたくないしなぁ。
ヨークも、いまいち現実味が無いんだろうけど、そんなに拒絶反応をしてるわけじゃない。
時間をかけたら、囲い込めるんじゃないかな。

うん、アンジュ。あと3年弱。
5歳の鑑定式までに淑女のマナーやお勉強、完璧に出来たら。
自分のためにアンジュはこんなに頑張ってくれたんだね、ってヨークが認めてくれたら。
5歳で、ちゃんとした婚約を打診しようか」
「にゅ?」
りおじしゃまがいっぱいしゃべってるけど、5さいまであえないの?

「お兄様、囲い込み作戦なら、1、2ヶ月に1回ぐらい、ヨークに来てもらえないかしら?アンジュはこんなに可愛いもの、恋愛の情じゃなくても、幼子の成長を見守れば情も沸くわよね!!
アンジュ、貴女がマナーやいろんなお勉強を頑張ったら、2ヶ月に1回ぐらいヨークに来てもらいましょう。
そこで、頑張った結果をヨークに見てもらうのよ!
そしたら、貴女も頑張れるでしょう?」
「にょーくしゃまに、みてもらう!がんばる!!」
こぶちを てんにつきあげましゅ。

「その意気よー!」
ままが、はくちゅでおうえんちてくれましゅ。

「アンジュが、俺の娘の嫁入り先が、決まってしまった…まだ2歳、まだ2歳なのに…
パパと結婚する、って言ってもらう夢が…」
「シラヌイ?イチイも言ったことないよ、それ。センバの子は誰も言わないんじゃないかな?」
「ああ、唯一を求めるんだもんなぁ。唯一が父親なわけないもんな。ライ様、諦めろ!」
「つまり、これから先、娘が新たに生まれても、その夢は叶わないのねぇ」
「リアまで俺に留めを刺してくる…」
ぱぱが、おちこんでる。

ぱぱ、あんじゅといっちょにおべんきょうちたら、ままにほめてもらえりゅと おもうよ!
感想 69

あなたにおすすめの小説

【完結】カノン・クライスラーはリンカネーション・ハイである。~回数制限付きでこの世界にある魔法なら何でも使えるという転生特典を貰いました

Debby
ファンタジー
【最終話まで予約投稿済み】 カノン・クライスラーは、辺境に近い領地を持つ子爵家の令嬢である。 頑張ってはいるけれど、家庭教師が泣いて謝るくらいには勉強は苦手で、運動はそれ以上に苦手だ。大半の貴族子女が16才になれば『発現』するという魔法も使えない。 そんなカノンは、王立学園の入学試験を受けるために王都へ向かっている途中で、乗っていた馬車が盗賊に襲われ大けがを負ってしまう。危うく天に召されるかと思ったその時、こういう物語ではお約束──前世の記憶?と転生特典の魔法が使えることを思い出したのだ! 例えそれがこの世界の常識から逸脱していても、魔法が使えるのであれば色々試してみたいと思うのが転生者の常。 リンカネーション(転生者)・ハイとなった、カノンの冒険がはじまった! ★ 覗いてくださりありがとうございます(*´▽`人) このお話は「異世界転生の特典として回数制限付きの魔法をもらいました」を(反省点を踏まえ)かなり設定を変えて加筆修正したものになります。

異世界で悪役令嬢として生きる事になったけど、前世の記憶を持ったまま、自分らしく過ごして良いらしい

千晶もーこ
恋愛
あの世に行ったら、番人とうずくまる少女に出会った。少女は辛い人生を歩んできて、魂が疲弊していた。それを知った番人は私に言った。 「あの子が繰り返している人生を、あなたの人生に変えてください。」 「………はぁああああ?辛そうな人生と分かってて生きろと?それも、繰り返すかもしれないのに?」 でも、お願いされたら断れない性分の私…。 異世界で自分が悪役令嬢だと知らずに過ごす私と、それによって変わっていく周りの人達の物語。そして、その物語の後の話。 ※この話は、小説家になろう様へも掲載しています

ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~

翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……

【完結】子爵令嬢の秘密

りまり
恋愛
私は記憶があるまま転生しました。 転生先は子爵令嬢です。 魔力もそこそこありますので記憶をもとに頑張りたいです。

伯爵令嬢アンマリアのダイエット大作戦

未羊
ファンタジー
気が付くとまん丸と太った少女だった?! 痩せたいのに食事を制限しても運動をしても太っていってしまう。 一体私が何をしたというのよーっ! 驚愕の異世界転生、始まり始まり。

貧乏で凡人な転生令嬢ですが、王宮で成り上がってみせます!

小針ゆき子
ファンタジー
フィオレンツァは前世で日本人だった記憶を持つ伯爵令嬢。しかしこれといった知識もチートもなく、名ばかり伯爵家で貧乏な実家の行く末を案じる毎日。そんな時、国王の三人の王子のうち第一王子と第二王子の妃を決めるために選ばれた貴族令嬢が王宮に半年間の教育を受ける話を聞く。最初は自分には関係のない話だと思うが、その教育係の女性が遠縁で、しかも後継者を探していると知る。 これは高給の職を得るチャンス!フィオレンツァは領地を離れ、王宮付き教育係の後継者候補として王宮に行くことになる。 真面目で機転の利くフィオレンツァは妃候補の令嬢たちからも一目置かれる存在になり、王宮付き教師としての道を順調に歩んでいくかと思われたが…。

追放令嬢、辺境王国で無双して王宮を揺るがす

遊鷹太
ファンタジー
王国随一の名門ハーランド公爵家の令嬢エリシアは、第一王子の婚約者でありながら、王宮の陰謀により突然追放される。濡れ衣を着せられ、全てを奪われた彼女は極寒の辺境国家ノルディアへと流される。しかしエリシアには秘密があった――前世の記憶と現代日本の経営知識を持つ転生者だったのだ。荒廃した辺境で、彼女は持ち前の戦略眼と人心掌握術で奇跡の復興を成し遂げる。やがて彼女の手腕は王国全土を震撼させ、自らを追放した者たちに復讐の刃を向ける。だが辺境王ルシアンとの運命的な出会いが、彼女の心に新たな感情を芽生えさせていく。これは、理不尽に奪われた女性が、知略と情熱で世界を変える物語――。

【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。 大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。 そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。 しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。 戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。 「面白いじゃん?」 アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。