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学園へ
助けて、セラえもん! 2
「さ、こちらの事情はこんな感じよ。
エアトル家の要望は?」
フロスティ様が、散々愚痴ってスッキリしたのか、爽やかな顔で尋ねてきます。
「まぁ、噂でご存知かと思いますが、我が家の身内がクズでして」
「言い切ったわぁ」
「清々しい程、断言したな」
「えっ?えっ?えっ?」
お兄様が語り始めると、フロスティ様、イーリアン様が呆れたように、オージーヌ様はビックリしてオロオロしています。
「簡単に言うと、働かないクズ共のせいで、私達双子が領地の仕事をしています。
学園に入ってからも、仕事をしています。長期休暇はすぐに領地へ帰ります。
私達は飛び級制度を利用するつもりで、
この1年で3年分の一般教養を
来年は、イチイが入学するので、どうしても一緒に学園生活をしたいというので、
私達は魔法科に在籍して1年で終わらせ
イチイが同じように飛び級出来るようなら、次の1年で3人一緒に領地経営科を受講する予定です。
つまり、3年で学園を卒業、高等学園の領地経営科へ入学して、
15歳で、センバが後見人となり、仮爵位を継いで領地へ帰る予定です。
と、このように、ギチギチに予定を詰めています。
私達が大事なのは、お互いと、領地、それから協力してくれてるセンバとアスビル商会です。
王家に関わってる暇はないんです。
放っておいて欲しいのです」
「君達、仕事してるの?!しかも飛び級って?!」
「もーーーー、優秀すぎる…王家が欲しがるわけだ…」
「………」
イーリアン様、フロスティ様、ポカーンとしてるオージーヌ様。
「センバが後見人としてついてるのに、こんだけちょっかい出すって意味、わかってるんですかね?」
お兄様がイライラしたように言い放ちます。
「最近、大人しくしすぎたのかしらね?」
いきなり声がしたので振り向くと、夫人が頬に手を当て首をかしげていらっしゃいます。
そんな仕草も優雅です。
「エアトル家の双子はセンバのお気に入りなのに。
やりたいことを思いっきりさせてあげるのがセンバなのに。
もちろんダメなものはダメよ?
でも、この子達がやってるのは領地のためと、親達の尻拭いじゃない。
こんな健気な子達をセンバが応援しないわけないのにねぇ。
しかも、イチイとシラヌイの唯一だから、もう身内よ?
エミリオくん、
王家がお茶会で、アンポンタンな事を言ってくるようなら、キッパリ断って良いからね?
それでもなんやかんや言うようなら、こっちもそれ相応の事はするわ。
あら、逆かしら?
何も、なぁ~んにも、しないかも?」
ウフフフフと笑う夫人。
「まぁ!!では、ライド家は、センバと繋がりが深いと、勝手に思っておりますが、いかがでしょう?」
何かに気づいたフロスティ様、夫人に確認します。
「ヒサギと仲がよろしいんですのよね?」
「もちろんですわ!」
「「ウフフフフ」」
ソレハソレハ良い笑顔で笑ってらっしゃいます。
「イーリーもオージーも今日の夕食は家族と楽しく食事するわよね?」
「お、おぅ」「ハイ…」
「今日のお茶会の様子を詳しくお話しておいた方がよろしくってよ!!」
「「あ、ハイ…」」
イーリアン様とオージーヌ様は首をかしげながらも、承知なさいました。
「こうやって社交界は女性が牛耳っていく…」
お兄様はブルッと一つ身震いします。
チィちゃんとライ様も、ぽやーんと見守るだけです。
「イチイ、貴女、エミリオくんの隣に立つのでしょう?
あとでお話しましょうね?」
夫人が、笑ってない目でチィちゃんを促します。
「ははははハイ!!!」
ガクブルしながら返事をするチィちゃん。
「で、シラヌイ?
第一王子殿下が出てこないように、高等学園の噂を払拭しなさい?」
「どどどどどどどうやってでしょう?!」
矛先をライ様に変えた夫人。
「まぁ、まずは、週明け、変装させたハジカミ達と訓練をしなさい。
ちょっと激しめに。でもちょっとよ、ちょっと。
訓練の最中に、ハジカミ達に変装を解かせなさい。カツラだけでなく、メイクもよ?
そうなってから、貴方が怒るのよ。
〝変装が解けてどうする?!影武者にならないだろうが!それでもセンバか?!〞
ついでに、ちょっと惚気てきなさい。
それでやっと、センバの訓練だとわかるんじゃないかしら?
センバがエアトルの双子に影武者まで用意させてるってのも噂になれば、囲ってるのも伝わるでしょう?
ココまで教えてあげてるんだから、キチンとやりなさい。
ハジカミ達にも、あとで指導だわ」
ウフフフフと嗤う夫人の
目が肉食獣のソレだったのは、見なかった事に致しましょう。
エアトル家の要望は?」
フロスティ様が、散々愚痴ってスッキリしたのか、爽やかな顔で尋ねてきます。
「まぁ、噂でご存知かと思いますが、我が家の身内がクズでして」
「言い切ったわぁ」
「清々しい程、断言したな」
「えっ?えっ?えっ?」
お兄様が語り始めると、フロスティ様、イーリアン様が呆れたように、オージーヌ様はビックリしてオロオロしています。
「簡単に言うと、働かないクズ共のせいで、私達双子が領地の仕事をしています。
学園に入ってからも、仕事をしています。長期休暇はすぐに領地へ帰ります。
私達は飛び級制度を利用するつもりで、
この1年で3年分の一般教養を
来年は、イチイが入学するので、どうしても一緒に学園生活をしたいというので、
私達は魔法科に在籍して1年で終わらせ
イチイが同じように飛び級出来るようなら、次の1年で3人一緒に領地経営科を受講する予定です。
つまり、3年で学園を卒業、高等学園の領地経営科へ入学して、
15歳で、センバが後見人となり、仮爵位を継いで領地へ帰る予定です。
と、このように、ギチギチに予定を詰めています。
私達が大事なのは、お互いと、領地、それから協力してくれてるセンバとアスビル商会です。
王家に関わってる暇はないんです。
放っておいて欲しいのです」
「君達、仕事してるの?!しかも飛び級って?!」
「もーーーー、優秀すぎる…王家が欲しがるわけだ…」
「………」
イーリアン様、フロスティ様、ポカーンとしてるオージーヌ様。
「センバが後見人としてついてるのに、こんだけちょっかい出すって意味、わかってるんですかね?」
お兄様がイライラしたように言い放ちます。
「最近、大人しくしすぎたのかしらね?」
いきなり声がしたので振り向くと、夫人が頬に手を当て首をかしげていらっしゃいます。
そんな仕草も優雅です。
「エアトル家の双子はセンバのお気に入りなのに。
やりたいことを思いっきりさせてあげるのがセンバなのに。
もちろんダメなものはダメよ?
でも、この子達がやってるのは領地のためと、親達の尻拭いじゃない。
こんな健気な子達をセンバが応援しないわけないのにねぇ。
しかも、イチイとシラヌイの唯一だから、もう身内よ?
エミリオくん、
王家がお茶会で、アンポンタンな事を言ってくるようなら、キッパリ断って良いからね?
それでもなんやかんや言うようなら、こっちもそれ相応の事はするわ。
あら、逆かしら?
何も、なぁ~んにも、しないかも?」
ウフフフフと笑う夫人。
「まぁ!!では、ライド家は、センバと繋がりが深いと、勝手に思っておりますが、いかがでしょう?」
何かに気づいたフロスティ様、夫人に確認します。
「ヒサギと仲がよろしいんですのよね?」
「もちろんですわ!」
「「ウフフフフ」」
ソレハソレハ良い笑顔で笑ってらっしゃいます。
「イーリーもオージーも今日の夕食は家族と楽しく食事するわよね?」
「お、おぅ」「ハイ…」
「今日のお茶会の様子を詳しくお話しておいた方がよろしくってよ!!」
「「あ、ハイ…」」
イーリアン様とオージーヌ様は首をかしげながらも、承知なさいました。
「こうやって社交界は女性が牛耳っていく…」
お兄様はブルッと一つ身震いします。
チィちゃんとライ様も、ぽやーんと見守るだけです。
「イチイ、貴女、エミリオくんの隣に立つのでしょう?
あとでお話しましょうね?」
夫人が、笑ってない目でチィちゃんを促します。
「ははははハイ!!!」
ガクブルしながら返事をするチィちゃん。
「で、シラヌイ?
第一王子殿下が出てこないように、高等学園の噂を払拭しなさい?」
「どどどどどどどうやってでしょう?!」
矛先をライ様に変えた夫人。
「まぁ、まずは、週明け、変装させたハジカミ達と訓練をしなさい。
ちょっと激しめに。でもちょっとよ、ちょっと。
訓練の最中に、ハジカミ達に変装を解かせなさい。カツラだけでなく、メイクもよ?
そうなってから、貴方が怒るのよ。
〝変装が解けてどうする?!影武者にならないだろうが!それでもセンバか?!〞
ついでに、ちょっと惚気てきなさい。
それでやっと、センバの訓練だとわかるんじゃないかしら?
センバがエアトルの双子に影武者まで用意させてるってのも噂になれば、囲ってるのも伝わるでしょう?
ココまで教えてあげてるんだから、キチンとやりなさい。
ハジカミ達にも、あとで指導だわ」
ウフフフフと嗤う夫人の
目が肉食獣のソレだったのは、見なかった事に致しましょう。
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