《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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これぞ悪役?シスコン無双

ハニーふらっしゅ!!

「ナターリエね」
お兄様が語り出します。

「あのヘドロ、たぶん今は、長期休暇で暇なんだろ。だからナターリエをかまいに来るんだろ?
だから、忙しくさせてやろうと思って、
いろんな場所で茶会やらサロン?やら、殿下をご招待しまくっている」

「え?どういう事ですの?」

「王家と繋がりたい家、伯爵以下は結構ある。
ナターリエが婚約者候補になったって事は、で婚約者候補になれるって思う家がまぁまぁあるんだよ。

そこで噂を流してもらった。

〝爵位持ちの婿入り、ってだけで候補に名を連ねる〞

そしたら、まぁ、面白いようにご招待が来るらしい。

だって、クソ親父のせいで、悪い意味でナターリエは有名になったんだよ、

ナターリエにはそんな意思微塵もないし、クソ親父の娘には違いないんだけどさ、口さがないのは貴族の常だろ?

そんなだから、我が家は、正統派の跡取りですよ、っていう伯爵家とかが、殿下に媚び売ってて、殿下ウハウハ。
しっかも、ホイホイ行くんだよ。人生最大のモテ期じゃねぇの?

ナターリエにかまってる暇ねぇわ。

一応、ナターリエには教えといたんだ、
ナターリエの貴族の評価ダダ下がりで、それを利用して殿下がオマエを放っておく手段があるけど、たぶん、さらに評価下がるかもしれないけど、どうする?って。
そしたら、私の評価が下がってお義兄様達に迷惑がかかりますか?って聞くんだよ。
なんっていうか、成長したなぁって感慨深くなっちゃってさ、
全く何の問題もない、って言ったら
思いっきりヤって下さい、アレと最大限関わりたくないです、って言うんだもんなぁ。
いさぎいいよねぇ」

「殿下、今はナターリエにあまりちょっかいかけてない?」

「うん、ただ教育は厳しくなってるのは変わってないみたい。
そこまでは、手出し出来なかった。
でも、まぁ、一応?将来どうなるかわからんし。
もしかしたら、本当に婿とって継ぐかもしれないし、
平民になるとしても、貴族のなんたるかを知ってれば、強みになるし、
自分の財産になるから、知識は邪魔にならないから身に付けとけ、って言ってある」

「お兄様、カッコいい!!!」

「いやいやいや、実際頑張ってるのはナターリエだからね、まぁ、力には、なってやりたいよね」
頬をぽりぽり掻きながら言うお兄様。

少なく見積もって男前ですわ!!

「で、殿下を落としそうなご令嬢はいるんですの?」

「それが、ヒサギ様情報によると、
美人系はいるんだよ。
でも美人系って、フロスティ様やイーリアン様を見慣れてる殿下を惚れさせるって、そうそうなくねぇ?
んでもって、ナターリエより可愛い子は居ないらしい。
で、新学期までは忙しくしてもらって、学園が始まったら、どうなるかだよなぁ。

あ、ディ、来週、学園が始まる前に、試験受けに行くから。
で、それが終わったらフロスティ様達と集まって、お茶会してお礼しよう。
ココ、センバのお屋敷使って良いって」

「はい!フロスティ様達にお礼しなくちゃいけませんね。
あ、そうです、お兄様。
思ったんですけど、爵位継がないじゃないですか、飛び級どうします?」

「そうなんだよ、ギチギチに予定入れなくても良くなったんだけどさぁ」

「ではではでは!!!
私と〝イチャコラキャッキャウフフ♡キラキラ学園生活〞してください!!!」

「おおぅ、イチイ、ディより変なネーミングの学園生活、さらにパワーアップしてないか?
でもさぁ、殿下と同じクラスで顔合わせるの面倒くさい…」

「「ああぁ…」」
チィちゃんと2人、思いっきり納得しちゃいましたわ。

「ああ、ここでも〝王家の言い分〞使わせてもらう?
1年分を前期で終わらせて、後期はセンバに籠って魔獣暴走スタンピードの対策に邁進します、って。
イチイも前期で終わらせたら、一緒にセンバに帰れば良い。
あ、シュロスにも言ってみるか?
んー、でも、平民の友達っていう体で、誰か護衛居ないかな?ヒサギ様に相談だな」

とりあえず、試験とフロスティ様達とお茶会ですわ!
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