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センバでほのぼの?サバイバル
プロポーズ?
ライ様達一行が帰ってきたのは次の日の夜だったので、果物狩りに参加した者の家族だけでなく、領民も呼んでの大々的な肉祭りとなるため、お肉の解体や祭りの準備も間に合わないと、肉祭りは翌日に持ち越し。
今日は朝から使用人の皆さんが大わらわで動いています。
「何かお手伝い出来ること、あるかしら?」
お母様に聞いてみると、
「相変わらずリアちゃんは優しいわねぇ。祭りの準備は任せた方がいいわ。私達は逆に邪魔になるからね。
なんだったら、ニワトコがソワソワして落ち着かないから、ニワトコの執務手伝う?」
「「そっちで」」
お兄様と即答しましたわ。絶対、そっちの方が役立ちますわ。
実際に手伝ったら、ケヤキに救世主呼ばわりされましたわ。
そんなこんなで夕方から、肉祭りが始まる、と玄関にお兄様と一緒に行きました。
一歩外に出ると、もうそこは人でごったがえし。思わずのけぞってしまいましたわ。
領民、だいぶお越しのようです?
「リオリア!!!」
階段の下のお父様が、手を振って呼んでいます。
「よし、まずは飲み物持ったな?」
そう言って私達に飲み物を手渡し、お母様を始め、皆もう揃っていたんですのね。
お父様が特設ステージに上ると
「よし、準備は良いか、野郎共!!!
まずはメシを食え!!それから、年に一度のプロポーズ肉祭り!!開催だぁ!!」
「「「おおおおおおお!!!」」」
雄叫びと共にお肉をかっこむ皆様。
か、乾杯じゃないんだ?なぜ飲み物持たせた?いいんだ?そっか。
まずはご飯。うん、大事。
お父様があれも食え、コレも食えと甲斐甲斐しくお肉を運んで来てくれます。
私もお兄様も、あのお肉提供場に突撃して勝ち取ってくる自信が無いので助かります。
皆でもっきゅもっきゅとお肉を食べていると、
いつのまにやらお父様が特設ステージに立っています。
パン!パン!!パン!!!
柏手を打つようにお父様が手を叩く音が会場中に響きます。
「スゲーな、こんなザワザワした外の広い場所にこんだけ音を広げるって、どうなってんだ?」
お兄様が首をかしげていますが、もうセンバだから、で良いんじゃないですか?
「よし!!ある程度食ったな?!ではオレから行くぞ!!
オレの女神とアカシア!!こっちに来てくれ!!」
「「「うおおおおおおお!!!!」」」
ニコニコしたお母様がアカシア君を抱っこしてステージに上ります。
これ、いちいち雄叫びでのお出迎なんでしょうか?!
「オレの女神とアカシア!!おまえたちのために取ってきた!オレの所に来てくれて、生まれて来てくれてありがとう!これからもよろしく頼む!受け取ってくれ!!!」
お父様が片膝ついてお母様とアカシア君に桃を差し出しています。
「ありがとう、愛してるわ」「父上!おちご、お仕事もちゃんとしたら満点でしゅ!」
2人がお父様に抱きつきます。
「「「うおおおおおおおお!!!」」」「「アカシアさま、可愛すぎぃ!!」」
大歓声に包まれます。
なんとお父様、お母様とアカシア君を軽々と抱き上げ、叫びます。
「次!イチイとシラヌイ!!」「「ハイ!!!」」
指名制でしたの?!
チィちゃんとライ様がステージに上がり、一礼しました。
「「リオリア様!!来て下さい!!」」
「「「「うおおおおおおぉぉぉおお!!!」」」」
「呼ばれたぁ!なに、アレするの?!完全な見世物でしょう?!」
「お兄様、あきらめましょ?
チィちゃんのあのキラキラした目、ぴょんぴょん飛んで手を振ってますわ。
アレを無視出来るほど、私、精神力無いですわ」
「ぐぬぬぬぬぬ、見世物か、逃げ出すか…究極の選択だ」
「いや、逃げ出したら捕獲されると思いますわ。余計に見世物具合が上がりません?」
「…確かに。…ディ、行くか」
お兄様と手を繋いでステージに上ります。
「リオリア様!私の全部差し出します!一緒に居てください!!」
チィちゃんが片膝ついてリンゴを差し出します。
「リア、オレの全てで貴女を守ります。リオ、生涯貴方に忠誠を誓おう」
ライ様が片膝ついてデコポンを差し出します。
…デコポン、この世界にあったのね?
お兄様と顔を見合わせてうなずきあって
「イチイ、ありがとう。ディとまとめてよろしく」
「ライ様、嬉しいです。お兄様と私、2人まとめて面倒見てください」
お兄様はチィちゃんに、私はライ様に抱きつきました。
「うっひょー!!!今日が人生で一番嬉しい日です!!」
「ああ、最良の日だ!!」
チィちゃんとライ様はお兄様と私それぞれ抱き上げてくるくる回り始めました。
「「「うおおおおおおぉぉぉおお!!!」」」「お幸せに!」「センバも安泰だ!」
幸せいっぱい夢いっぱい、と思ったら。
「ちょっと待て!!今思い出した!
俺とディがセンバに養子に入ったけど、婚約の契約書類、エアトルの名前から変わってるか?
破棄されてないよな?!」
ぬええええええ?!忘れてましたわ!!!
お母様も青ざめてます。
「これからヒサギに鳥を送るわ!!アナタ!!執務室直行!!」「ハイ!!」
「ごめんなさい!皆は続けちょうだい!!!」
大慌てで捌ける領主夫妻。
ポカーンとする領民。
「…よし、次はワシじゃぁあ!!初孫のポプラの為にじぃじは頑張ったんだぁあ!!」
「じぃじ、かっちょいい!だいちゅき!!」
2歳ぐらいのお子様を抱っこし、頬にすりすりされてる初老のオジサマの登場。
きゅ、救世主はココに居ましたわ!
「孫からの大好きだと?」「孫のすりすり?!」「孫の視線を独り占めだと?!」
「「「来年はワシも行くぞぉぉぉぉ!!!」」」
…来年は、初老の参加者が増えそうです。
今日は朝から使用人の皆さんが大わらわで動いています。
「何かお手伝い出来ること、あるかしら?」
お母様に聞いてみると、
「相変わらずリアちゃんは優しいわねぇ。祭りの準備は任せた方がいいわ。私達は逆に邪魔になるからね。
なんだったら、ニワトコがソワソワして落ち着かないから、ニワトコの執務手伝う?」
「「そっちで」」
お兄様と即答しましたわ。絶対、そっちの方が役立ちますわ。
実際に手伝ったら、ケヤキに救世主呼ばわりされましたわ。
そんなこんなで夕方から、肉祭りが始まる、と玄関にお兄様と一緒に行きました。
一歩外に出ると、もうそこは人でごったがえし。思わずのけぞってしまいましたわ。
領民、だいぶお越しのようです?
「リオリア!!!」
階段の下のお父様が、手を振って呼んでいます。
「よし、まずは飲み物持ったな?」
そう言って私達に飲み物を手渡し、お母様を始め、皆もう揃っていたんですのね。
お父様が特設ステージに上ると
「よし、準備は良いか、野郎共!!!
まずはメシを食え!!それから、年に一度のプロポーズ肉祭り!!開催だぁ!!」
「「「おおおおおおお!!!」」」
雄叫びと共にお肉をかっこむ皆様。
か、乾杯じゃないんだ?なぜ飲み物持たせた?いいんだ?そっか。
まずはご飯。うん、大事。
お父様があれも食え、コレも食えと甲斐甲斐しくお肉を運んで来てくれます。
私もお兄様も、あのお肉提供場に突撃して勝ち取ってくる自信が無いので助かります。
皆でもっきゅもっきゅとお肉を食べていると、
いつのまにやらお父様が特設ステージに立っています。
パン!パン!!パン!!!
柏手を打つようにお父様が手を叩く音が会場中に響きます。
「スゲーな、こんなザワザワした外の広い場所にこんだけ音を広げるって、どうなってんだ?」
お兄様が首をかしげていますが、もうセンバだから、で良いんじゃないですか?
「よし!!ある程度食ったな?!ではオレから行くぞ!!
オレの女神とアカシア!!こっちに来てくれ!!」
「「「うおおおおおおお!!!!」」」
ニコニコしたお母様がアカシア君を抱っこしてステージに上ります。
これ、いちいち雄叫びでのお出迎なんでしょうか?!
「オレの女神とアカシア!!おまえたちのために取ってきた!オレの所に来てくれて、生まれて来てくれてありがとう!これからもよろしく頼む!受け取ってくれ!!!」
お父様が片膝ついてお母様とアカシア君に桃を差し出しています。
「ありがとう、愛してるわ」「父上!おちご、お仕事もちゃんとしたら満点でしゅ!」
2人がお父様に抱きつきます。
「「「うおおおおおおおお!!!」」」「「アカシアさま、可愛すぎぃ!!」」
大歓声に包まれます。
なんとお父様、お母様とアカシア君を軽々と抱き上げ、叫びます。
「次!イチイとシラヌイ!!」「「ハイ!!!」」
指名制でしたの?!
チィちゃんとライ様がステージに上がり、一礼しました。
「「リオリア様!!来て下さい!!」」
「「「「うおおおおおおぉぉぉおお!!!」」」」
「呼ばれたぁ!なに、アレするの?!完全な見世物でしょう?!」
「お兄様、あきらめましょ?
チィちゃんのあのキラキラした目、ぴょんぴょん飛んで手を振ってますわ。
アレを無視出来るほど、私、精神力無いですわ」
「ぐぬぬぬぬぬ、見世物か、逃げ出すか…究極の選択だ」
「いや、逃げ出したら捕獲されると思いますわ。余計に見世物具合が上がりません?」
「…確かに。…ディ、行くか」
お兄様と手を繋いでステージに上ります。
「リオリア様!私の全部差し出します!一緒に居てください!!」
チィちゃんが片膝ついてリンゴを差し出します。
「リア、オレの全てで貴女を守ります。リオ、生涯貴方に忠誠を誓おう」
ライ様が片膝ついてデコポンを差し出します。
…デコポン、この世界にあったのね?
お兄様と顔を見合わせてうなずきあって
「イチイ、ありがとう。ディとまとめてよろしく」
「ライ様、嬉しいです。お兄様と私、2人まとめて面倒見てください」
お兄様はチィちゃんに、私はライ様に抱きつきました。
「うっひょー!!!今日が人生で一番嬉しい日です!!」
「ああ、最良の日だ!!」
チィちゃんとライ様はお兄様と私それぞれ抱き上げてくるくる回り始めました。
「「「うおおおおおおぉぉぉおお!!!」」」「お幸せに!」「センバも安泰だ!」
幸せいっぱい夢いっぱい、と思ったら。
「ちょっと待て!!今思い出した!
俺とディがセンバに養子に入ったけど、婚約の契約書類、エアトルの名前から変わってるか?
破棄されてないよな?!」
ぬええええええ?!忘れてましたわ!!!
お母様も青ざめてます。
「これからヒサギに鳥を送るわ!!アナタ!!執務室直行!!」「ハイ!!」
「ごめんなさい!皆は続けちょうだい!!!」
大慌てで捌ける領主夫妻。
ポカーンとする領民。
「…よし、次はワシじゃぁあ!!初孫のポプラの為にじぃじは頑張ったんだぁあ!!」
「じぃじ、かっちょいい!だいちゅき!!」
2歳ぐらいのお子様を抱っこし、頬にすりすりされてる初老のオジサマの登場。
きゅ、救世主はココに居ましたわ!
「孫からの大好きだと?」「孫のすりすり?!」「孫の視線を独り占めだと?!」
「「「来年はワシも行くぞぉぉぉぉ!!!」」」
…来年は、初老の参加者が増えそうです。
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