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センバでほのぼの?サバイバル
主様の頼み事
なんと、グーちゃんに乗ってそのまま王都へ向かったお父様。
お父様は居るだけで威圧になるから、だそうで、グーちゃんには夜通し頑張ってもらい、
朝一でヒサギ様と一緒に確認へ行ってくれるとのこと。
だって、私達の継承権外された時、勇者の再来の唯一はセンバに婿に入るのが望ましい、っていう
要望と言う名の王命だったわけで。
私達の婚約は王家が認めたものだったので、それ、センバに名前変わっても認めてるよね?
っていうお父様の威圧付きの確認。
「体力オバケだから心配しないで?」
お父様、頼りになります。
天気も良いし風も心地よいので、お庭で4人でピクニック気分で昼食を取ることに。
バスケットに沢山つまったサンドイッチを4人でもしゃもしゃ味わって、ああ平和だ幸せだ、と心地良い時間を満喫したところで。
「昨日いただいたリンゴとデコポンなんですが、4人で頂きたいんですの」
「あれはリオリア様に献上したものです!」
「うむ、2人で食べてくれ」
「持ってきた人間が食べてはいけない決まりがありますの?」
「??無いと思います」
「ならば、ご一緒に頂きましょう?お兄様にも許可は頂いてますの」
「ああ、ディが皆で食いたいなら、皆で食えばいいじゃん?」
「はい!せっかくですので!苦労して取って来て下さったんですもの。
取った人も、皆で美味しさを分かち合いたいですわ!!
そんなわけで、さぁ!私がリンゴを切りますわ!!めざせウサギさんですわ!!」
「ディ!怖いから止めて!!セリ!奪還しろ!!」
ああ、セリ、早すぎます。
「なら、イチイが潰してジュースにします!」
「却下!!」
お兄様と同意見です。手で握り潰したジュースはちょっと…
「リアが手ずから切ってくれるリンゴ…末代までの家宝に」
「食えよ!腐るわ!!」
そうです、食べ物を粗末にしちゃダメです。
そんなしてる間に、既にセリが切り分けて、目の前に出してくれました。
あ。ウサギさんですわ♪
「リアが切ってない…」
ライ様、残念ですか、そうですか、私もです。私、練習致しますわ!!
「ディ!握り拳しない!何かを決意しないで?!」
「ユーディリア様、止めてください」
セリにまで止められた?!解せませんわ!
「アーッハッハッハッハ!!!」
陽気な笑い声が上から降ってきます。
見上げると、あ、主様。
私達が木陰にしていた木の枝に座っています。
「主様!!」
「っっ?!!!」
「あ、主様!!ちょうどこれから果物頂くところですの!!」
「来すぎじゃねぇ?」
「ブッファーっハッハッハ!!
イチイは可愛い。シラヌイ硬直。リオリア、自由過ぎって、面白すぎる!!」
確かに、チィちゃんは立ち上がって手をブンブン振ってますわ。うん、可愛い。
「ココまでお越し下さるとは?!なななななにか、不手際など御座いましたか?!」
我に返ったライ様、片膝ついてかしこまってます。
「シラヌイ、お主真面目よのう。
よいよいリオリアが気に入って遊びにきただけだから、んもう、堅苦しいのメンドイ。
私もぶっちゃけるから、貴方も楽にして?
リア、食べなさい、どう?美味しい?」
主様の許可がおりたので、リンゴを一口頂きます。
「ッ!!!!!!」
目を見開いてしまいましたわ。
「なにこのシャリシャリとした食感の中に溢れる果汁の洪水。ただ甘いだけじゃなく甘味の中に酸味の絶妙なバランスとともに口一杯に広がり、しかもくどすぎず爽やかに鼻から抜けるリンゴの芳香が」「今まで食べたリンゴでダントツの1位ですわ!!!」「ウッマ!!」
目を瞑ってリンゴに酔いしれていたお兄様の言葉をぶったぎってしまう程の美味しさ。
チィちゃんでさえ、その美味しさにお兄様の言葉を聞いて無かったほどですもの!
「主様!!こんなに素晴らしいリンゴをありがとうございます!!」
「クックック。リオの感想はすごいの。リアにぶったぎられてたけど。
ウンウン。君達は大変素直で正直でよろしい。
ところで、リア、あの言葉は覚えているか?」
「あ、ハイ!こんなに美味しい果物頂いたら、余計に何かお礼をしなければ!」
「ウンウン、良い心がけじゃ。
よし、君達4人に1週間やろう。
1週間後、4人で果樹の庭に来なさい。あのグリフォンで飛んで来るというズルはダメじゃ。
正規のルートで到達せよ」
「主様!!!
1週間でリアにそこまでの体力はつきません!リオもです!!
ミズキがしたように、リーパーに乗ったり、私がおんぶして連れて行ってはダメでしょうか?!!」
ライ様が土下座の勢いで進言します。
「ああ、体力…無いのかぁ。そうか、センバじゃないんだなぁ。魔力は十分なんだがなぁ。
仕方ない、あのセンバの小娘達もそれで入れたし、それは許可しよう。
いいか、1週間後、4人で必ず果樹の庭に到着せよ。
じゃぁな、約束したからな!!」
そう言って主様は消えて行きました。
4人で呆然と顔を見合わせます。
「「ヤベぇーーー!!!」」
お兄様とライ様は頭を抱え
「イチイが!イチイがこれから馬車が通れる道を作ります!!」
「イチイ、ステイ!」「ハイ!」
走り出そうとするチィちゃんを咄嗟に止めたお兄様。
「精霊様?に逆らうわけにいかないし、がんばろう」
ため息混じりのお兄様。
どどどどうしましょう、余計な事言って、ごめんなさい?
お父様は居るだけで威圧になるから、だそうで、グーちゃんには夜通し頑張ってもらい、
朝一でヒサギ様と一緒に確認へ行ってくれるとのこと。
だって、私達の継承権外された時、勇者の再来の唯一はセンバに婿に入るのが望ましい、っていう
要望と言う名の王命だったわけで。
私達の婚約は王家が認めたものだったので、それ、センバに名前変わっても認めてるよね?
っていうお父様の威圧付きの確認。
「体力オバケだから心配しないで?」
お父様、頼りになります。
天気も良いし風も心地よいので、お庭で4人でピクニック気分で昼食を取ることに。
バスケットに沢山つまったサンドイッチを4人でもしゃもしゃ味わって、ああ平和だ幸せだ、と心地良い時間を満喫したところで。
「昨日いただいたリンゴとデコポンなんですが、4人で頂きたいんですの」
「あれはリオリア様に献上したものです!」
「うむ、2人で食べてくれ」
「持ってきた人間が食べてはいけない決まりがありますの?」
「??無いと思います」
「ならば、ご一緒に頂きましょう?お兄様にも許可は頂いてますの」
「ああ、ディが皆で食いたいなら、皆で食えばいいじゃん?」
「はい!せっかくですので!苦労して取って来て下さったんですもの。
取った人も、皆で美味しさを分かち合いたいですわ!!
そんなわけで、さぁ!私がリンゴを切りますわ!!めざせウサギさんですわ!!」
「ディ!怖いから止めて!!セリ!奪還しろ!!」
ああ、セリ、早すぎます。
「なら、イチイが潰してジュースにします!」
「却下!!」
お兄様と同意見です。手で握り潰したジュースはちょっと…
「リアが手ずから切ってくれるリンゴ…末代までの家宝に」
「食えよ!腐るわ!!」
そうです、食べ物を粗末にしちゃダメです。
そんなしてる間に、既にセリが切り分けて、目の前に出してくれました。
あ。ウサギさんですわ♪
「リアが切ってない…」
ライ様、残念ですか、そうですか、私もです。私、練習致しますわ!!
「ディ!握り拳しない!何かを決意しないで?!」
「ユーディリア様、止めてください」
セリにまで止められた?!解せませんわ!
「アーッハッハッハッハ!!!」
陽気な笑い声が上から降ってきます。
見上げると、あ、主様。
私達が木陰にしていた木の枝に座っています。
「主様!!」
「っっ?!!!」
「あ、主様!!ちょうどこれから果物頂くところですの!!」
「来すぎじゃねぇ?」
「ブッファーっハッハッハ!!
イチイは可愛い。シラヌイ硬直。リオリア、自由過ぎって、面白すぎる!!」
確かに、チィちゃんは立ち上がって手をブンブン振ってますわ。うん、可愛い。
「ココまでお越し下さるとは?!なななななにか、不手際など御座いましたか?!」
我に返ったライ様、片膝ついてかしこまってます。
「シラヌイ、お主真面目よのう。
よいよいリオリアが気に入って遊びにきただけだから、んもう、堅苦しいのメンドイ。
私もぶっちゃけるから、貴方も楽にして?
リア、食べなさい、どう?美味しい?」
主様の許可がおりたので、リンゴを一口頂きます。
「ッ!!!!!!」
目を見開いてしまいましたわ。
「なにこのシャリシャリとした食感の中に溢れる果汁の洪水。ただ甘いだけじゃなく甘味の中に酸味の絶妙なバランスとともに口一杯に広がり、しかもくどすぎず爽やかに鼻から抜けるリンゴの芳香が」「今まで食べたリンゴでダントツの1位ですわ!!!」「ウッマ!!」
目を瞑ってリンゴに酔いしれていたお兄様の言葉をぶったぎってしまう程の美味しさ。
チィちゃんでさえ、その美味しさにお兄様の言葉を聞いて無かったほどですもの!
「主様!!こんなに素晴らしいリンゴをありがとうございます!!」
「クックック。リオの感想はすごいの。リアにぶったぎられてたけど。
ウンウン。君達は大変素直で正直でよろしい。
ところで、リア、あの言葉は覚えているか?」
「あ、ハイ!こんなに美味しい果物頂いたら、余計に何かお礼をしなければ!」
「ウンウン、良い心がけじゃ。
よし、君達4人に1週間やろう。
1週間後、4人で果樹の庭に来なさい。あのグリフォンで飛んで来るというズルはダメじゃ。
正規のルートで到達せよ」
「主様!!!
1週間でリアにそこまでの体力はつきません!リオもです!!
ミズキがしたように、リーパーに乗ったり、私がおんぶして連れて行ってはダメでしょうか?!!」
ライ様が土下座の勢いで進言します。
「ああ、体力…無いのかぁ。そうか、センバじゃないんだなぁ。魔力は十分なんだがなぁ。
仕方ない、あのセンバの小娘達もそれで入れたし、それは許可しよう。
いいか、1週間後、4人で必ず果樹の庭に到着せよ。
じゃぁな、約束したからな!!」
そう言って主様は消えて行きました。
4人で呆然と顔を見合わせます。
「「ヤベぇーーー!!!」」
お兄様とライ様は頭を抱え
「イチイが!イチイがこれから馬車が通れる道を作ります!!」
「イチイ、ステイ!」「ハイ!」
走り出そうとするチィちゃんを咄嗟に止めたお兄様。
「精霊様?に逆らうわけにいかないし、がんばろう」
ため息混じりのお兄様。
どどどどうしましょう、余計な事言って、ごめんなさい?
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