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チィちゃん、夢のキラキラ学園生活
てんやわんや
食堂フィーバーも殿下達がいないおかげで平穏に終わり、食堂のおば様達を慰労会としてセンバのお屋敷にお招きし、無礼講のバイキングパーティーを開催、大変ご好評を頂き、おば様達の好感度爆上げに成功したり、
チィちゃんがことあるごとお兄様をお姫さま抱っこし、「本来逆なんだよ…」というお兄様のつぶやきを完全無視した私達への溺愛っぷりを余すところなく見せつけ、
ユラ様の〝男漁り聖女〞の噂も浸透するという、
平和な時間が10日程たった頃。
廊下からザワザワとさざめきが聞こえてきます。
なんだろう?とお兄様と首をかしげていると
「諸君!おはよう!!
しばらく休んでいたが、エリカ共々今日からまたよろしく頼むぞ!
そして、ようやく良い報告が出来そうである!楽しみに待っていて欲しい!」
ニッコニッコの殿下がばーーんと扉を開けて登場しましたが、ウフフフとお兄様ににっこり笑顔を向けた聖女サマを腕にぶら下げています。
男性の腕にしなだれかかったまま、他の男性に秋波を送るって、ユラ様の噂を朝イチで肯定しちゃってるじゃないですか。
「ああ、それと、エリカに護衛がつくことになった。それだけ重要な人物となったんだ。学園には許可を取ってある。皆も受け入れて欲しい」
そう言った殿下の横からザザザっと5人の男前が、そう、色んな系統の男前が現れ、皆に向かって一礼します。
「うわ、ハジカミ?あれ?シチミ?」
お兄様がつぶやくと、茶髪の軽薄そうな男前がウィンクしてきました。そして、この中では一番体の小さな少年は遠い目をしています。
私達はこの2人が強いって知ってますけど、それ以外は、泣き黒子の色気が駄々漏れの男前に、キリっとしてちょっと神経質そうな雰囲気を醸し出してる男前と、ニコニコと愛嬌抜群、子犬のような男前です。
多分、どこかのお家から派遣された間者さんなんでしょうけど、全く強そうに見えません。
名目は護衛でしたわよね?
「見事に顔で揃えたわね。仮にも護衛でしょうに…筋肉質は範囲外?男漁りの噂の信憑性が増したわ…」
フーティ様のつぶやきが聞こえてしまいましたわ。
これ以上ないくらい事実を突きつけてますね!
「あ、イタズラ思いついた。顔でしか選んでない、って知らしめようか。魔法の授業でやっちゃおっかな?シチミ達にも無様に逃げろって通達しないと」
「ほどほどになさいまし?あ、イーリーに助け出させるのはどうです?」
「「ふふふふふ」」
フーティ様、お兄様と一緒になって悪巧みしないでくださいまし?
「フロスティ?どうした、何かあったか!」
お兄様と話していたフーティ様に殿下が気づきました。
「いえ、シラヌイに雰囲気が似た少年が居るな、と思いまして。
エミリオ様も同じように感じていたようだったので」
「前から思ってたんですけど、フロスティ様、シラヌイ様に馴れ馴れしくないですか?
ね?エミリオ様もそうお感じになりますよね?」
「シラヌイは従兄弟です。小さい頃から交流があったのですから、普通かと思いますが?」
「え?!ならば私をちゃんと紹介してくれたらいいじゃないですか!!んもう!気が利かないって、淑女としてどうかと思いますよ!」
「婚約者の居る男性に女性を紹介する淑女は居ません」
「んもう、女性じゃなくて、聖女です、聖女!!それなら紹介出来るでしょう?皆さんも聖女とお近付きになりたいんですから、聖女が紹介して欲しい人材は喜んで差し出すべきですよ?ね?殿下?」
「うむ、聖女と仲良く出来るものは幸せであろうな」
「エリカ様?我々だけではご不満ですか?これ以上人数が増えてエリカ様との語らいが減ってしまうのは、我々も寂しいのです、なぁ、みんな?」
そう言って泣き黒子な男前は跪くと流れるように手の甲にキスを落とします。
うわぁ、彼を色気魔神と呼びましょう!スゴいですわ!!
「皆を蔑ろにしてるわけじゃないのよ?そうね、もうちょっとみんなと交流を深めてからにいたしましょう」
ウフフフと楽しそうに笑う聖女サマ。
クラスの皆が赤い顔になってきたじゃありませんか!!
「「流石プロ…」」「私にはムリだ…」
お兄様とフーティ様のつぶやきが揃い、ハジカミがひきつった顔になってますわ。
チィちゃんがことあるごとお兄様をお姫さま抱っこし、「本来逆なんだよ…」というお兄様のつぶやきを完全無視した私達への溺愛っぷりを余すところなく見せつけ、
ユラ様の〝男漁り聖女〞の噂も浸透するという、
平和な時間が10日程たった頃。
廊下からザワザワとさざめきが聞こえてきます。
なんだろう?とお兄様と首をかしげていると
「諸君!おはよう!!
しばらく休んでいたが、エリカ共々今日からまたよろしく頼むぞ!
そして、ようやく良い報告が出来そうである!楽しみに待っていて欲しい!」
ニッコニッコの殿下がばーーんと扉を開けて登場しましたが、ウフフフとお兄様ににっこり笑顔を向けた聖女サマを腕にぶら下げています。
男性の腕にしなだれかかったまま、他の男性に秋波を送るって、ユラ様の噂を朝イチで肯定しちゃってるじゃないですか。
「ああ、それと、エリカに護衛がつくことになった。それだけ重要な人物となったんだ。学園には許可を取ってある。皆も受け入れて欲しい」
そう言った殿下の横からザザザっと5人の男前が、そう、色んな系統の男前が現れ、皆に向かって一礼します。
「うわ、ハジカミ?あれ?シチミ?」
お兄様がつぶやくと、茶髪の軽薄そうな男前がウィンクしてきました。そして、この中では一番体の小さな少年は遠い目をしています。
私達はこの2人が強いって知ってますけど、それ以外は、泣き黒子の色気が駄々漏れの男前に、キリっとしてちょっと神経質そうな雰囲気を醸し出してる男前と、ニコニコと愛嬌抜群、子犬のような男前です。
多分、どこかのお家から派遣された間者さんなんでしょうけど、全く強そうに見えません。
名目は護衛でしたわよね?
「見事に顔で揃えたわね。仮にも護衛でしょうに…筋肉質は範囲外?男漁りの噂の信憑性が増したわ…」
フーティ様のつぶやきが聞こえてしまいましたわ。
これ以上ないくらい事実を突きつけてますね!
「あ、イタズラ思いついた。顔でしか選んでない、って知らしめようか。魔法の授業でやっちゃおっかな?シチミ達にも無様に逃げろって通達しないと」
「ほどほどになさいまし?あ、イーリーに助け出させるのはどうです?」
「「ふふふふふ」」
フーティ様、お兄様と一緒になって悪巧みしないでくださいまし?
「フロスティ?どうした、何かあったか!」
お兄様と話していたフーティ様に殿下が気づきました。
「いえ、シラヌイに雰囲気が似た少年が居るな、と思いまして。
エミリオ様も同じように感じていたようだったので」
「前から思ってたんですけど、フロスティ様、シラヌイ様に馴れ馴れしくないですか?
ね?エミリオ様もそうお感じになりますよね?」
「シラヌイは従兄弟です。小さい頃から交流があったのですから、普通かと思いますが?」
「え?!ならば私をちゃんと紹介してくれたらいいじゃないですか!!んもう!気が利かないって、淑女としてどうかと思いますよ!」
「婚約者の居る男性に女性を紹介する淑女は居ません」
「んもう、女性じゃなくて、聖女です、聖女!!それなら紹介出来るでしょう?皆さんも聖女とお近付きになりたいんですから、聖女が紹介して欲しい人材は喜んで差し出すべきですよ?ね?殿下?」
「うむ、聖女と仲良く出来るものは幸せであろうな」
「エリカ様?我々だけではご不満ですか?これ以上人数が増えてエリカ様との語らいが減ってしまうのは、我々も寂しいのです、なぁ、みんな?」
そう言って泣き黒子な男前は跪くと流れるように手の甲にキスを落とします。
うわぁ、彼を色気魔神と呼びましょう!スゴいですわ!!
「皆を蔑ろにしてるわけじゃないのよ?そうね、もうちょっとみんなと交流を深めてからにいたしましょう」
ウフフフと楽しそうに笑う聖女サマ。
クラスの皆が赤い顔になってきたじゃありませんか!!
「「流石プロ…」」「私にはムリだ…」
お兄様とフーティ様のつぶやきが揃い、ハジカミがひきつった顔になってますわ。
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