《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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チィちゃん、夢のキラキラ学園生活

聖☆筋肉?降臨

思いがけず医務室でまったり?していたら

〝ピンポンパンポ~~ン♪
  教会より重大なお知らせを行います。
  素晴らしい発表です。歴史に残る大発表です。
  皆様お誘い合わせの上、訓練場までお越し下さい。
                パンポンピンポ~~ン♪〞

校内放送、あったんですのね?

「なんで歴史に残る大発表を、学園行事でするんでしょう?」
「ピンクのワガママらしいぞ?」
「はい?」
「世界的な御披露目の前に、学園で発表して予行演習したい、と。アホか?アホだな」
お兄様とそんな会話をしていたら、

〝ピンポンパンポ~~ン♪
  教会より重大なお知らせを行います。
  学園内にいる皆様、全て訓練場にお集まり下さい。
  センバの皆様、特別席を設けています、至急お越し下さい。
                   パンポンピンポ~~ン♪〞

「「はぁぁぁぁ?!」」
お兄様と驚愕していると

「あー、ユラとミズキが嬉々として行くな」
ライ様がポツリと言うので

「あら、確かに学園内にいるセンバだわ?」
「じゃぁ、あの姉妹に任せるか!」
とお兄様と一緒に他人事で再びのんびりしていたら、

〝ピンポンパンポ~~ン♪
  教会より重大なお知らせを行います。
  学園内にいる皆様、全て訓練場にお集まり下さい。
  エミリオ・センバ様、シラヌイ・センバ様、始められません。
  至急訓練場までお越し下さい。
                 パンポンピンポ~~ン♪〞

「名指しかよ?!」「面倒な…」
「始まらないのをお兄様達のせいにしないで欲しいですわ!群衆のヘイト、こっちに向けるなんて!」
「「確かに…」」
「でもチィちゃんはまだ寝てますし、お兄様を掴んでますし…」
「セリ!!居るか?」「はい!」
シュタっと、セリが上から落ちてきます。ビックリしたぁぁぁ!

「会場に飛んでって、ステージに派手に着地して婚約者が具合悪くなって医務室で休んでる、これだけの人出ですし…とかって伝えてくんね?」「わかりました!」
すぐに窓から飛び出していくセリ。

「ま、これで良いだろ」
なんて、安心していたら。

〝プツ
  婚約者なんて放っておきなさいよ!!
  ですから!最高戦力であるイチイお嬢様が、エミリオ様の手を握ったま気絶しておられるんです!ユーディリアお嬢様も心配してそばにお付きでいらっしゃいます!勇者の再来の唯一である双子をシラヌイ様がお守りするのは当然のこと!お側を離れるなど有り得ません!!
  女神の寵児である私の言うことが聞けないというの!!
  そんなもん、勇者の再来やセンバには関係有りません!!〞

校内放送がいきなりオンになり、女性二人の喧嘩内容が駄々漏れです。

「…これ、セリだよな?ピンクの暴露が駄々漏れ…」
「…ええ。セリ、こんなに長くしゃべれたんですのね?」
「ディ?そこじゃないからね?」
そんな会話をお兄様としていたら

「来ます!!!!」「リア!!!!」
いきなりチィちゃんが飛び起き、お兄様を庇うように抱きしめ、私もライ様の腕の中に居ました。

その瞬間

❰我、武神なり!!!❱

ビリビリと空気が震え、声が轟きます。

学園全体、いや、王都全体に広がってるのではないでしょうか。
威圧感に押し潰されそうです。
ライ様の腕の中でガタガタと震えてしまいました。

「リアをこんなにも怖がらせるとは…許すまじ!」
「リオ様!命に代えてもイチイがお守りします!!」
二人の、私達を抱きしめる腕に力がこもったのがわかります。

「うん、わかったから。でもあのクソ駄女神じゃないんだよな?
武神っていったよな?オムツが昔、イツキ様に加護が貰ったって、だからイチイたちにも有るかもって言ってなかったか?
外の様子見てみよう」
お兄様が冷静に言ってくださったので、怖いですが、ライ様の腕の中ですし、皆で窓から外を伺います。


お外に居たのは


巨大な筋肉の塊が仁王立ちで宙に浮き、降臨して居ました。
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