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明日が有る、という幸せ
クズの置き土産
乗り込んだのは、籠。
網目はきつめですので下は見えません。
そこに、クッションや毛布などを沢山持ち込み4人で、もこもこと座ります。
上を見上げれば、龍様が籠を掴んでいる手相が見えますわ?
思ったほど揺れませんし、快適な空の旅です。
オムツ様は既にもしゃもしゃとおやつを食べます。お茶も水筒で持ち込んでいます。
「おい、オムツ、トイレないからな?ほどほどにしとけよ?」
「大丈夫じゃ!ワシには羽がある。外で済ますわい」
「「天使の排泄物の雨…」」
「光栄じゃろ?」
「んな訳あるかぁ!!撤収!!」
お兄様がすかさずオムツ様からおやつを取り上げます。
「お兄様!そのためのオムツですわ!」
「あ、確かに?」
「嬢ちゃん?!」
「ブホッ!」
ミツバがたまらず吹き出し、ナターリエは私達の様子をあんぐりと口を開けて見ています。
「まぁ、茶番はこれぐらいにして。で?ナターリエがどうしたって?」
お兄様がナターリエとミツバを交互に見ます。
「えっと、では、私から」
ナターリエが話し始めます。
「夜会でエアグラフのおじ様にエスコートしていただいて出席しました。
お兄様達とご挨拶出来る機会を伺ってたのですが、私、婚約者候補じゃなくなったっていきなり言われたし?センバで魔獣暴走が起きたとお兄様も退席なさってしまったので、私とおじ様も帰って良くね?って帰ろうとしたんです。
そしたら、あの父親に私だけ呼び止められて、私だけ奥に連れてかれたんです。
で、おじ様が嫌な予感がしたらしく、屋敷のミツバに連絡取ってくれてたんです。
私は父親に連れられてえらく豪華な部屋に通されて、知らないオジサンがそこに居て、その人が言うには
聖女サマが私の義姉となって、エクリューシ殿下と婚約し、卒業後、結婚となる事。
爵位は入婿の殿下が継ぐ事。
なので殿下がエアトル侯爵、聖女様が侯爵夫人となり王都で社交をするから、私が第二夫人となって領地に引っ込み、領地をやっていけと。
なんか、書類を広げて説明されて、サインしろって言われて。
いやいやいや、第二夫人とかそんな制度ないよね?!
って、一夫一婦制だよね?側妃とかっても王族にも今ないですよね?って拒否したんです。
そしたら、教会にも特例で認めて貰った、エアトル領地は聖女様の領地でもあるから、聖女様の発案の事業の生産とかするから、これから栄えますよ?
とか言われて、いやいやいやいや、じゃ教会で領地代行の官僚とか置いて聖女様の事業の補佐すれば良いだけでしょう?
って、拒否しまくってたら、
父親が、娘は当主の言うことを聞け、お前を育ててやったんだ、役に立て、役立たずなど勘当だ!追い出されてたってお前などどうも出来ないだろう!!
って言われて、いや、勘当万歳!と思って、出ていきます!!って叫んで親子喧嘩になってたら
城が襲われただの、魔物が出ただの大騒ぎになって、王族と一緒に避難しろって、お兄様達が乗り込んで来たあそこに連れて行かれて、現在に至ります」
「「おおぅ…」」
「…この娘の父親が、エミリオ達と同じ父親なのか?本気でクズじゃったんじゃの?」
お兄様と絶句していると、オムツ様が排泄物父親のクズっぷりに呆れています。
「次は私が」
ミツバが話し始めます。
「エアグラフ様から連絡いただいて、直ぐに王城へ入りました。で、わりと直ぐにナターリエ様を見つけたんですけど部屋で宰相を前にクズと言い争ってるんで、隠れて見てました。
そしたら、衛兵に連れられて避難始めようと、宰相が書類をバタバタと集めてるんで、
〝私がやります、執務室へお届けすれば?〞と聞いたら、〝そうしろ〞というので、
センバの屋敷の執務室へ持ってきました!それがこちらです」
「おおぅ…」
行動力に驚くオムツ様。
「でかしたミツバ!!」
受け取った書類を早速確かめるお兄様。
「まぁ、あの混乱じゃ、私の事など後回しになると思うのです。
その、本当に勘当してもらって、お姉様達と一緒にセンバで平民として生きていけないかなぁなんて思って…」
モジモジとナターリエは私を上目遣いで見ます。
美少女のおねだり、いただいちゃいましたわ!!!
網目はきつめですので下は見えません。
そこに、クッションや毛布などを沢山持ち込み4人で、もこもこと座ります。
上を見上げれば、龍様が籠を掴んでいる手相が見えますわ?
思ったほど揺れませんし、快適な空の旅です。
オムツ様は既にもしゃもしゃとおやつを食べます。お茶も水筒で持ち込んでいます。
「おい、オムツ、トイレないからな?ほどほどにしとけよ?」
「大丈夫じゃ!ワシには羽がある。外で済ますわい」
「「天使の排泄物の雨…」」
「光栄じゃろ?」
「んな訳あるかぁ!!撤収!!」
お兄様がすかさずオムツ様からおやつを取り上げます。
「お兄様!そのためのオムツですわ!」
「あ、確かに?」
「嬢ちゃん?!」
「ブホッ!」
ミツバがたまらず吹き出し、ナターリエは私達の様子をあんぐりと口を開けて見ています。
「まぁ、茶番はこれぐらいにして。で?ナターリエがどうしたって?」
お兄様がナターリエとミツバを交互に見ます。
「えっと、では、私から」
ナターリエが話し始めます。
「夜会でエアグラフのおじ様にエスコートしていただいて出席しました。
お兄様達とご挨拶出来る機会を伺ってたのですが、私、婚約者候補じゃなくなったっていきなり言われたし?センバで魔獣暴走が起きたとお兄様も退席なさってしまったので、私とおじ様も帰って良くね?って帰ろうとしたんです。
そしたら、あの父親に私だけ呼び止められて、私だけ奥に連れてかれたんです。
で、おじ様が嫌な予感がしたらしく、屋敷のミツバに連絡取ってくれてたんです。
私は父親に連れられてえらく豪華な部屋に通されて、知らないオジサンがそこに居て、その人が言うには
聖女サマが私の義姉となって、エクリューシ殿下と婚約し、卒業後、結婚となる事。
爵位は入婿の殿下が継ぐ事。
なので殿下がエアトル侯爵、聖女様が侯爵夫人となり王都で社交をするから、私が第二夫人となって領地に引っ込み、領地をやっていけと。
なんか、書類を広げて説明されて、サインしろって言われて。
いやいやいや、第二夫人とかそんな制度ないよね?!
って、一夫一婦制だよね?側妃とかっても王族にも今ないですよね?って拒否したんです。
そしたら、教会にも特例で認めて貰った、エアトル領地は聖女様の領地でもあるから、聖女様の発案の事業の生産とかするから、これから栄えますよ?
とか言われて、いやいやいやいや、じゃ教会で領地代行の官僚とか置いて聖女様の事業の補佐すれば良いだけでしょう?
って、拒否しまくってたら、
父親が、娘は当主の言うことを聞け、お前を育ててやったんだ、役に立て、役立たずなど勘当だ!追い出されてたってお前などどうも出来ないだろう!!
って言われて、いや、勘当万歳!と思って、出ていきます!!って叫んで親子喧嘩になってたら
城が襲われただの、魔物が出ただの大騒ぎになって、王族と一緒に避難しろって、お兄様達が乗り込んで来たあそこに連れて行かれて、現在に至ります」
「「おおぅ…」」
「…この娘の父親が、エミリオ達と同じ父親なのか?本気でクズじゃったんじゃの?」
お兄様と絶句していると、オムツ様が排泄物父親のクズっぷりに呆れています。
「次は私が」
ミツバが話し始めます。
「エアグラフ様から連絡いただいて、直ぐに王城へ入りました。で、わりと直ぐにナターリエ様を見つけたんですけど部屋で宰相を前にクズと言い争ってるんで、隠れて見てました。
そしたら、衛兵に連れられて避難始めようと、宰相が書類をバタバタと集めてるんで、
〝私がやります、執務室へお届けすれば?〞と聞いたら、〝そうしろ〞というので、
センバの屋敷の執務室へ持ってきました!それがこちらです」
「おおぅ…」
行動力に驚くオムツ様。
「でかしたミツバ!!」
受け取った書類を早速確かめるお兄様。
「まぁ、あの混乱じゃ、私の事など後回しになると思うのです。
その、本当に勘当してもらって、お姉様達と一緒にセンバで平民として生きていけないかなぁなんて思って…」
モジモジとナターリエは私を上目遣いで見ます。
美少女のおねだり、いただいちゃいましたわ!!!
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