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明日が有る、という幸せ
最終決戦前夜
「うわーーん!!なんで襲うんだ!大人しく暮らしててよぉ!」
私が背中から抱き締め、ミツバとセリが右と左から片腕づつ支え、「せーの」で一緒に腕をおろすと魔法が魔獣に向かって飛んでいきます。
「うわーーん!!魔獣暴走のばかあぁぁ!!!」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら、それでも、目を逸らさずに自分の放った魔法を最後まで見届けるナターリエ。
なんて強い子なんでしょう。
「本当ですよね!魔獣暴走が全部悪い!貴女は強い!大丈夫!どんな貴女でもこれからも私は貴女と一緒に居ますからね!間違ったりしたら容赦なくシバきますから、安心して進みなさい!」
「うわーーん!!」
ミツバがずっと励ましながら、ナターリエに寄り添います。
私とお兄様はセンバに保護されましたが、ナターリエまでは出来ませんでした。
お手紙はちょくちょく出してましたが、こうやって2人で、あのクズ両親の中、生きてきたんでしょう。
強くならなきゃ、折れてたわよね。
そうさせてしまった後悔が出てきました。
「ユーディリアお嬢様は悪くありません」
「でも…」
「当主でもない1人のご令嬢が出来ることは限られてます。ナターリエ様がお嬢様のお手紙でどれだけ癒され、励まされてたか。1人じゃない、お嬢様達の所に行くんだ、って拠り所でしたよ」
「ぞうでずぅぅぅ。おでぇざば、だいずぎでずぅぅぅ!!ぼぅ、いっじょじぐらずんでずぅぅぅ!!」
うん、ナターリエ、大好きをありがとう。
そうよ!これからは一緒に暮らすんですのよ!!そのために皆で生き残るのよ!!
そこにホネマントがやって来て
「エミリオからの伝言だ。
中層の大型魔獣は全部やっつけたぞ。よくやった、ナターリエ。お前が居てくれて助かった。
皆、一旦センバの屋敷に戻るぞ!」
「「「ハイ!!」」」
「ヒッック、ぼ、ほ、褒められたぁぁぁ!!うわーーん!!」
崩れ落ちたナターリエを抱き締め、囲んで、「えらい」「よくやった」「私も大好きよ」と泣きたいだけ泣かせました。
お屋敷に着くと、
「え?お城?!」
真っ赤に泣き腫らした目のナターリエは、今度は呆然とお屋敷を見上げます。
ええ、最初は私もそうでしたわね!!
「リオ君!!リアちゃん!!」
セイラーお母様が私達に飛び付いて来ました。
「ナターリエちゃんも、あら、貴女大泣きした?怖かったわよね、ごめんなさいね、いきなりこんな非常時に連れてこられて、怖かったわよね?もう大丈夫よ?ここは安全だからね?」
お母様は私達から離れ、ナターリエ1人を抱き締めポンポンと背中をたたきます。
「う、う、う、うわーーん!!!!」
「うんうん、怖かったわよね、それでも頑張ったのね、えらかったわ」
「んっ、だ、が、ごわがっだぁぁぁああーーーーん!!」
お母様はそのままナターリエを抱き締め続けていると、
「俺の女神が尊い!!よし、俺がそのまま運ぶ!!」
「「は?」」
いきなり登場したお父様。
ナターリエを抱き締めているお母様ごとヒョイと縦抱きします。
「ふえっ?!」
いきなり宙に浮いたナターリエはびっくりしていますが、
「うふふ。そのままニワトコの腕に座って、私に寄りかかりなさい?」
お母様は慣れているのかナターリエを抱き締めたまま、ナターリエの頭を撫でます。
「ふえぇぇ」
ナターリエは顔を真っ赤にして、でも、お母様の言う通り、どころかお母様に抱きつきます。
あ、そっか。
ナターリエにとって。
初めて、母親らしい愛情を貰った瞬間なんじゃないかしら。
私が背中から抱き締め、ミツバとセリが右と左から片腕づつ支え、「せーの」で一緒に腕をおろすと魔法が魔獣に向かって飛んでいきます。
「うわーーん!!魔獣暴走のばかあぁぁ!!!」
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら、それでも、目を逸らさずに自分の放った魔法を最後まで見届けるナターリエ。
なんて強い子なんでしょう。
「本当ですよね!魔獣暴走が全部悪い!貴女は強い!大丈夫!どんな貴女でもこれからも私は貴女と一緒に居ますからね!間違ったりしたら容赦なくシバきますから、安心して進みなさい!」
「うわーーん!!」
ミツバがずっと励ましながら、ナターリエに寄り添います。
私とお兄様はセンバに保護されましたが、ナターリエまでは出来ませんでした。
お手紙はちょくちょく出してましたが、こうやって2人で、あのクズ両親の中、生きてきたんでしょう。
強くならなきゃ、折れてたわよね。
そうさせてしまった後悔が出てきました。
「ユーディリアお嬢様は悪くありません」
「でも…」
「当主でもない1人のご令嬢が出来ることは限られてます。ナターリエ様がお嬢様のお手紙でどれだけ癒され、励まされてたか。1人じゃない、お嬢様達の所に行くんだ、って拠り所でしたよ」
「ぞうでずぅぅぅ。おでぇざば、だいずぎでずぅぅぅ!!ぼぅ、いっじょじぐらずんでずぅぅぅ!!」
うん、ナターリエ、大好きをありがとう。
そうよ!これからは一緒に暮らすんですのよ!!そのために皆で生き残るのよ!!
そこにホネマントがやって来て
「エミリオからの伝言だ。
中層の大型魔獣は全部やっつけたぞ。よくやった、ナターリエ。お前が居てくれて助かった。
皆、一旦センバの屋敷に戻るぞ!」
「「「ハイ!!」」」
「ヒッック、ぼ、ほ、褒められたぁぁぁ!!うわーーん!!」
崩れ落ちたナターリエを抱き締め、囲んで、「えらい」「よくやった」「私も大好きよ」と泣きたいだけ泣かせました。
お屋敷に着くと、
「え?お城?!」
真っ赤に泣き腫らした目のナターリエは、今度は呆然とお屋敷を見上げます。
ええ、最初は私もそうでしたわね!!
「リオ君!!リアちゃん!!」
セイラーお母様が私達に飛び付いて来ました。
「ナターリエちゃんも、あら、貴女大泣きした?怖かったわよね、ごめんなさいね、いきなりこんな非常時に連れてこられて、怖かったわよね?もう大丈夫よ?ここは安全だからね?」
お母様は私達から離れ、ナターリエ1人を抱き締めポンポンと背中をたたきます。
「う、う、う、うわーーん!!!!」
「うんうん、怖かったわよね、それでも頑張ったのね、えらかったわ」
「んっ、だ、が、ごわがっだぁぁぁああーーーーん!!」
お母様はそのままナターリエを抱き締め続けていると、
「俺の女神が尊い!!よし、俺がそのまま運ぶ!!」
「「は?」」
いきなり登場したお父様。
ナターリエを抱き締めているお母様ごとヒョイと縦抱きします。
「ふえっ?!」
いきなり宙に浮いたナターリエはびっくりしていますが、
「うふふ。そのままニワトコの腕に座って、私に寄りかかりなさい?」
お母様は慣れているのかナターリエを抱き締めたまま、ナターリエの頭を撫でます。
「ふえぇぇ」
ナターリエは顔を真っ赤にして、でも、お母様の言う通り、どころかお母様に抱きつきます。
あ、そっか。
ナターリエにとって。
初めて、母親らしい愛情を貰った瞬間なんじゃないかしら。
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