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番外編
センバの騎士学園 5
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ギニタス視点
びっくりした。
殿下って、こんなに何も出来ない子だった?
ってか、考えない子だったっけ?
これは早く矯正しないと、王太子殿下のご温情に気付かせないと!種無し処理されて平民か?修道士として教会は引き取るかなぁ?でも聖女様と混ぜるな危険だもんなぁ、拒否されるか?
…ああ、でもそうなったらなったで、オージーが拐うかなぁ?それはそれでアリかなぁ?
まぁ、気付かせるまでが私達の最後のご奉公だと思おう。
後は殿下がどうするか、ご自分で考えて貰おう。
「まずは、着替えって、荷解きからか…
そのままの格好で良いですからね、明日からご自分でするんです、何をどこに片付けたのか、キチンと覚えて置いて下さい」
「何故私が自分でせねばならんのだ?メイドの仕事であろう?」
「殿下、そっからですか…」
いやもう、本当に最初の最初、貴方の立場から説明し直しなんですかね?!
と思ってたら、ヨークが帰ってきた。
「辺境伯様に報告してきたよ!聖女様も同じような状態で、フーティが雷バチバチだって!!
フーティ達は同室になるらしいよ。そんで、生活のあれこれを教えるんだって。
僕達も殿下と同室になって教えろって。なんか、僕達も連帯責任取らされそう!フーティの雷が文字通り脳天に落ちる前に教えた方が良いと思う!!」
ええ、連帯責任にする気満々ですね。
私達も危機感を持って事に当たるべきだということですね!
「殿下、って呼ぶから貴方がご自分の立場をいつまでたっても理解しないんですかね?
いつまでも〝殿下〞というお立場で居られると思ってませんか?」
「私は私だ。兄が王となったとて、王弟、生涯王族であろう!」
「え?違いますけど?」
「はへ?」
「今回、現陛下がおバカな事「父上を馬鹿だと?!」ええ、馬鹿ですね!
陛下という立場にあって、国民の事をひとつも考えない王など、国として害悪なだけです。
だから引きずり下ろされたじゃないですか」
はぁ、とため息をつきます。殿下は青くなってますね?ってか、さっさとベットから降りて荷解きしてくれないかな?自分が納得しないと無理でしょうか?
「ましな第二王子殿下が立太子して、議会が出来た。
貴殿方王族が信用ならないからですよ。
今後、いくら王と言えど、勝手に命令を出せません。
議会の承認が必要です。
そこで貴方です。
王のお子が出来れば血脈も保たれる、なんの功績も秀でる物もない、ただ王の弟だ、と言うだけで、なぜ爵位と領地を渡さねばならんのです。
ならば、公爵家の次男三男だって貰うべきだ。
でもそうじゃない。
貴方も同じ、というか、より悲惨ですよ?
自分の道を探さねば種無し処理されて放逐です」
「たっ、種な…?!」
「もちろんです。
勝手にあちこちに王族の血をばらまかれては困りますから。頭のオカシナ輩はどこにでも沸きますからね。
私達は貴方の血筋に興味がなくてもそうじゃない奴はいます。
貴方を拐って種馬に、王族の血脈がぁ、とかって問題を起こされるのを防止するためです。
でも、貴方が〝自分は国のためにこれをする!〞と道を見つければ、がんばれ?って恩情は出るでしょう」
「がんばれ、に疑問符がついてたような?」
なんでそこに無駄に気づくかな?
「そんな事はどうでもよろしい。
貴方が国のために出来ること。
何かの研究で成果を上げる?無理でしょう?外交官になって国と国を結ぶ?傲慢な態度の人間など、なんの調整も出来ません。言うことを聞け、って聞く必要などないのですから。
そうなると、城で働く官吏になる、騎士団に入る、位しか貴方に道は残されていない。
でも、貴方、無駄に領地経営科でしょう?官吏科じゃない。今さら勉強して官吏科の人間を押し退けて試験に受かるって、出来ると思ってます?もし受かっても、貴方は無位の一般人として、今まで下に見ていた子爵令息とかの指示で動けます?
そしたら、騎士団一択じゃないですか。
そこで死なないように、王太子殿下の恩情で、今回学べって送り出されたんですよ?」
「ギーニーから怒りを感じる」
ヨーク、私だって腹が立つ時だってあります。フーティの雷直撃したくないですし。
ちょっと殿下、あ、エクリューシ様?
顔が赤くなったり青くなったりしてますけど、理解出来てます?
びっくりした。
殿下って、こんなに何も出来ない子だった?
ってか、考えない子だったっけ?
これは早く矯正しないと、王太子殿下のご温情に気付かせないと!種無し処理されて平民か?修道士として教会は引き取るかなぁ?でも聖女様と混ぜるな危険だもんなぁ、拒否されるか?
…ああ、でもそうなったらなったで、オージーが拐うかなぁ?それはそれでアリかなぁ?
まぁ、気付かせるまでが私達の最後のご奉公だと思おう。
後は殿下がどうするか、ご自分で考えて貰おう。
「まずは、着替えって、荷解きからか…
そのままの格好で良いですからね、明日からご自分でするんです、何をどこに片付けたのか、キチンと覚えて置いて下さい」
「何故私が自分でせねばならんのだ?メイドの仕事であろう?」
「殿下、そっからですか…」
いやもう、本当に最初の最初、貴方の立場から説明し直しなんですかね?!
と思ってたら、ヨークが帰ってきた。
「辺境伯様に報告してきたよ!聖女様も同じような状態で、フーティが雷バチバチだって!!
フーティ達は同室になるらしいよ。そんで、生活のあれこれを教えるんだって。
僕達も殿下と同室になって教えろって。なんか、僕達も連帯責任取らされそう!フーティの雷が文字通り脳天に落ちる前に教えた方が良いと思う!!」
ええ、連帯責任にする気満々ですね。
私達も危機感を持って事に当たるべきだということですね!
「殿下、って呼ぶから貴方がご自分の立場をいつまでたっても理解しないんですかね?
いつまでも〝殿下〞というお立場で居られると思ってませんか?」
「私は私だ。兄が王となったとて、王弟、生涯王族であろう!」
「え?違いますけど?」
「はへ?」
「今回、現陛下がおバカな事「父上を馬鹿だと?!」ええ、馬鹿ですね!
陛下という立場にあって、国民の事をひとつも考えない王など、国として害悪なだけです。
だから引きずり下ろされたじゃないですか」
はぁ、とため息をつきます。殿下は青くなってますね?ってか、さっさとベットから降りて荷解きしてくれないかな?自分が納得しないと無理でしょうか?
「ましな第二王子殿下が立太子して、議会が出来た。
貴殿方王族が信用ならないからですよ。
今後、いくら王と言えど、勝手に命令を出せません。
議会の承認が必要です。
そこで貴方です。
王のお子が出来れば血脈も保たれる、なんの功績も秀でる物もない、ただ王の弟だ、と言うだけで、なぜ爵位と領地を渡さねばならんのです。
ならば、公爵家の次男三男だって貰うべきだ。
でもそうじゃない。
貴方も同じ、というか、より悲惨ですよ?
自分の道を探さねば種無し処理されて放逐です」
「たっ、種な…?!」
「もちろんです。
勝手にあちこちに王族の血をばらまかれては困りますから。頭のオカシナ輩はどこにでも沸きますからね。
私達は貴方の血筋に興味がなくてもそうじゃない奴はいます。
貴方を拐って種馬に、王族の血脈がぁ、とかって問題を起こされるのを防止するためです。
でも、貴方が〝自分は国のためにこれをする!〞と道を見つければ、がんばれ?って恩情は出るでしょう」
「がんばれ、に疑問符がついてたような?」
なんでそこに無駄に気づくかな?
「そんな事はどうでもよろしい。
貴方が国のために出来ること。
何かの研究で成果を上げる?無理でしょう?外交官になって国と国を結ぶ?傲慢な態度の人間など、なんの調整も出来ません。言うことを聞け、って聞く必要などないのですから。
そうなると、城で働く官吏になる、騎士団に入る、位しか貴方に道は残されていない。
でも、貴方、無駄に領地経営科でしょう?官吏科じゃない。今さら勉強して官吏科の人間を押し退けて試験に受かるって、出来ると思ってます?もし受かっても、貴方は無位の一般人として、今まで下に見ていた子爵令息とかの指示で動けます?
そしたら、騎士団一択じゃないですか。
そこで死なないように、王太子殿下の恩情で、今回学べって送り出されたんですよ?」
「ギーニーから怒りを感じる」
ヨーク、私だって腹が立つ時だってあります。フーティの雷直撃したくないですし。
ちょっと殿下、あ、エクリューシ様?
顔が赤くなったり青くなったりしてますけど、理解出来てます?
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