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二人の息
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「ブガッ!?」
アミの一撃が入った。ウタギュウはいきなりの攻撃に驚いているようだ。
「ナイス!」
カサラが間髪入れずに叫びながらナイフを投げた。飛んで行ったナイフは一直線に飛んでいく。それはそのままの勢いでウタギュウの鼻に命中した。
鼻が弱点…?
ウタギュウは鼻にナイフをくらってひるんでいる。
「アンダフラッシュ!」
そのすきを見逃さずアミが一撃。
「メイさん! 準備しといてください!」
先ほどまでとは比べ物にならないくらいに高いテンション。これがあのアミだとは信じられない。
「了解!」
魔力を込める。掌に魔法の前段階となる小さな炎が現れた。
「ンンモオー!」
ウタギュウにナイフを刺したカサラに向かって、ウタギュウの足が迫っている。どうやら潰すつもりらしい。
「っ!」
私が援護をするために魔法を打とうとした瞬間だ。またアミの一撃が入った。ウタギュウがアミに標的を変える。
ここから先も、私が魔法を打つことはなった。
==============================================
「ン、モ…」
ズシンッと地面を揺らしてウタギュウが倒れた。その目の前には冒険者二人。あの牛みたいな巨体が、あっけなく倒されてしまった。
……こんなのって言ってたけど違う気が。
「アミ、ナイス!」
「…うん!」
今日は二人の実力を知られた。とても息ぴったりだったと思う。
「なんか私たちだけで倒しちゃったね」
今回はクエストに来たのに何もしないまま帰ることになった。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
クエストが終わった後、カサラに「ギルドに行こう」と言われてやってきた。扉を開けて中を見る。一応、一応勇者がいないのを確認した。
「…ご飯っ」
アミが小さくつぶやく。
「とりま、メイ初クエストを祝って?」
カサラが財布を取り出した。
アミの一撃が入った。ウタギュウはいきなりの攻撃に驚いているようだ。
「ナイス!」
カサラが間髪入れずに叫びながらナイフを投げた。飛んで行ったナイフは一直線に飛んでいく。それはそのままの勢いでウタギュウの鼻に命中した。
鼻が弱点…?
ウタギュウは鼻にナイフをくらってひるんでいる。
「アンダフラッシュ!」
そのすきを見逃さずアミが一撃。
「メイさん! 準備しといてください!」
先ほどまでとは比べ物にならないくらいに高いテンション。これがあのアミだとは信じられない。
「了解!」
魔力を込める。掌に魔法の前段階となる小さな炎が現れた。
「ンンモオー!」
ウタギュウにナイフを刺したカサラに向かって、ウタギュウの足が迫っている。どうやら潰すつもりらしい。
「っ!」
私が援護をするために魔法を打とうとした瞬間だ。またアミの一撃が入った。ウタギュウがアミに標的を変える。
ここから先も、私が魔法を打つことはなった。
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「ン、モ…」
ズシンッと地面を揺らしてウタギュウが倒れた。その目の前には冒険者二人。あの牛みたいな巨体が、あっけなく倒されてしまった。
……こんなのって言ってたけど違う気が。
「アミ、ナイス!」
「…うん!」
今日は二人の実力を知られた。とても息ぴったりだったと思う。
「なんか私たちだけで倒しちゃったね」
今回はクエストに来たのに何もしないまま帰ることになった。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
クエストが終わった後、カサラに「ギルドに行こう」と言われてやってきた。扉を開けて中を見る。一応、一応勇者がいないのを確認した。
「…ご飯っ」
アミが小さくつぶやく。
「とりま、メイ初クエストを祝って?」
カサラが財布を取り出した。
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