前世が特殊災害指定生物でしたが今世は平凡に生きたいです。

シア風

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今世 第二章 まずは何する?働こう。

絶滅危惧種、狭間、検問

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プロムナード、別名プロムキャット。プロムと言うとても貴重な貴金属が尾になっている猫の魔物である。性格は温厚で、怒ることは滅多にないが、怒ると大量のナードと言う毒液を霧状にしたものを吐き出す危険な魔物だ。

しかし、基本的に何されても温厚であるため、貴重なプロムを狩りまくられた。尾を切ると怒る為、殺されてから刈り取られていた。貴金属プロムと毒液ナードでプロムナードである。クリスタも見たのは初めてである。

「なるほど、プロムナードか。うい、それでは逃がしてきますね。」

と行ったあと、奥方に

「では、またあとで集会酒場前で会いましょう。」

と耳打ちをしておいた。奥方はさっきまでの罵声はどこへ行ったのか笑顔で検問の方向へ向かった。

クリスタはと言うと、木の影に潜み、リュミエルに習っておいた狭間魔法で狭間に入った。自分ごと行う理由は、体力が回復薬を使わないと持たないからだ。

狭間に入り、プロムナードを置いて回復薬を飲んでいると、ヌウッと何処からともなくリュミエルが現れた。

「あら?お早いお帰りで。」

そう言うリュミエルに「地図、迷ったよ」と言うとリュミエルは目を逸らした。ついでなので、この子のめんどうを見てもらうことにした。

「え?プロムナードじゃない。……クリスタ、プロムナードは」

「人間の法では捕獲を禁じられている……ってとこ?」

そう言うとリュミエルはうんうんと頷いた。

「安心して。ちょっとした交渉するだけだから。」

そう言うと、回復薬とバッグを持って狭間を出た。何やらリュミエルが不安そうな顔をしていた。本当にお母さん見たいで複雑な気持ちだ。

馬車の方に戻ると、かなりの検問が終わっていた。自分たちの番はもうすぐとのことだった。すると

「クリスタちゃん!クリスタちゃんが行ってから進み始めたの!なにしたのかわからないけど、ありがとう!」

と、突然のお礼に少しビビった。他の人たちも次々にお礼を言ってくれたので、満更でもなく嬉しかった。すると、

「次!そこの馬車!」

と呼ばれ行くと、いきなり兵士に睨まれた。なので、

「ちゃんと逃がしてきましたよ。ほら、入ってたケージはこれですよ?」

そう言うが、疑いは晴れない。服の下に隠してる可能性があるので身体検査をすると言うので、言ってやった。

「この服を脱げって事ですか?……いいですけど、下着をみたら心の慰謝料いただきますよ?1000万ほど。」

そう言うと両手を横に広げ、無防備になった。一枚くらいは大丈夫だろうと思ったらしく、兵士がボタンに手をかけた時に、

「あ、ちなみにこの服の下は下着しか着けてないですから。」

と言うと、服の上からのボディチェックだけになった。びびりだなぁ。この服厚いから意味ないってのに。
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