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今世 第二章 まずは何する?働こう。
食レポ?
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[倭の七宝]は、七つの皿で構成された薬膳懐石料理で、それぞれ色鮮やかでいかにも女の子が好きそうなものである。……実際に食べるかは置いておいて。
それぞれ山菜が中心のいかにもな薬膳料理だった。ただ、自然のなかで暮らしていたクリスタにはほとんど見慣れたものであった。ただ、こんな色だったかなと思うものや、なんだこれと言うものもあった。
クリスタはちらりと横をみると、何やらギトギトの中華麺が用意され、グラドーはそれをうまいと言いながら食べていた。とりあえず吐き気がしそうになった。目を戻す。
「あ、もしかして、山菜とかはお嫌いでしたか……?[脂ギットリプロテインラーメン]の方が良かったです…か?」
ハザリナが心配そうに呟く。クリスタは首を必死で横に振り、一番見覚えのある赤い山菜の煮物からいただくことにした。
「……い、いただきます。……ぁむ。んん?……ほえぇ、ほっこり落ち着く味だなぁ。」
その赤さからは想像できないあっさりとした味わい。固い茎までシャクシャクと鳴るほどに適度な固さになっている。身体に染み渡り、体調を崩した時なんかにちょうど良いと考えられた。
「よ、よかったぁ。ほ、他のも食べて!」
ハザリナは凄く嬉しそうだった。そのままの調子で、黄色の漬け物を取る。すると、
「あ、それはね、ご飯と一緒にいった方がいいよ。」
と言われ白くてキラキラしている(気がする)ご飯の上に乗せて、
「はふっ、はふっ、ふはぁ……うん、うまい!」
素朴で単純だが、米一粒一粒からのほんのりとした甘味が酸味のある漬け物を包み込んでうまさを引き立てていた。
こうなると次のを食べるのが楽しみになる。緑色の山菜の胡麻和えを口にすると、胡麻の独特な風味が口いっぱいに広がり、しっとりとした食感が心を洗い流してくる気がした。クリスタはもう言葉が出ていなかった。
紫色は甘露煮だった。皮も実も紫なお芋を口に運ぶと、ものすごく主張する甘味に頬が緩んだ。ハザリナはたまにこの上にメープルシロップをかけるらしい。どれだけ甘党なのだろう、クリスタは流石に少し引いていた。
色鮮やかな中では最も地味な茶色をしている物は初めて見るものだった。恐る恐る口にすると、カリッと音がし、コリコリと歯応えのあるものでクリスタはこの中で一番気に入ったようだ。
「ふうぅ、美味しかったぁ。ご馳走さま。」
満足して席を立とうとすると、グラドーが手を引っ張った。
「クリスタちゃん、もう一品残ってるぞ?ほら、その青いやつだよ。旨いからちゃんと食いなよ。」
皿にはまだ青い木の実のヨーグルト和えが残っていた。しかし、
「……ご免なさい、それは、それだけは食べられないの。」
そう言い、クリスタはお金を置いて駆け足で部屋まで帰った。
それぞれ山菜が中心のいかにもな薬膳料理だった。ただ、自然のなかで暮らしていたクリスタにはほとんど見慣れたものであった。ただ、こんな色だったかなと思うものや、なんだこれと言うものもあった。
クリスタはちらりと横をみると、何やらギトギトの中華麺が用意され、グラドーはそれをうまいと言いながら食べていた。とりあえず吐き気がしそうになった。目を戻す。
「あ、もしかして、山菜とかはお嫌いでしたか……?[脂ギットリプロテインラーメン]の方が良かったです…か?」
ハザリナが心配そうに呟く。クリスタは首を必死で横に振り、一番見覚えのある赤い山菜の煮物からいただくことにした。
「……い、いただきます。……ぁむ。んん?……ほえぇ、ほっこり落ち着く味だなぁ。」
その赤さからは想像できないあっさりとした味わい。固い茎までシャクシャクと鳴るほどに適度な固さになっている。身体に染み渡り、体調を崩した時なんかにちょうど良いと考えられた。
「よ、よかったぁ。ほ、他のも食べて!」
ハザリナは凄く嬉しそうだった。そのままの調子で、黄色の漬け物を取る。すると、
「あ、それはね、ご飯と一緒にいった方がいいよ。」
と言われ白くてキラキラしている(気がする)ご飯の上に乗せて、
「はふっ、はふっ、ふはぁ……うん、うまい!」
素朴で単純だが、米一粒一粒からのほんのりとした甘味が酸味のある漬け物を包み込んでうまさを引き立てていた。
こうなると次のを食べるのが楽しみになる。緑色の山菜の胡麻和えを口にすると、胡麻の独特な風味が口いっぱいに広がり、しっとりとした食感が心を洗い流してくる気がした。クリスタはもう言葉が出ていなかった。
紫色は甘露煮だった。皮も実も紫なお芋を口に運ぶと、ものすごく主張する甘味に頬が緩んだ。ハザリナはたまにこの上にメープルシロップをかけるらしい。どれだけ甘党なのだろう、クリスタは流石に少し引いていた。
色鮮やかな中では最も地味な茶色をしている物は初めて見るものだった。恐る恐る口にすると、カリッと音がし、コリコリと歯応えのあるものでクリスタはこの中で一番気に入ったようだ。
「ふうぅ、美味しかったぁ。ご馳走さま。」
満足して席を立とうとすると、グラドーが手を引っ張った。
「クリスタちゃん、もう一品残ってるぞ?ほら、その青いやつだよ。旨いからちゃんと食いなよ。」
皿にはまだ青い木の実のヨーグルト和えが残っていた。しかし、
「……ご免なさい、それは、それだけは食べられないの。」
そう言い、クリスタはお金を置いて駆け足で部屋まで帰った。
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