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第三章 チャプター1 天使の再臨
表の出来事(天使)
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天族として招いた少女が動かなくなり、ゴンザラートは顔を青ざめた。本格的に自分の娘がおかしいと分かり、更にはおかしくなった理由も何となく理解できた。あの石だ。天族の少女がなにを思ったのかあの石に触れようとしたとたんマニメルは少女を吹き飛ばした。ゴンザラートも何があったか理解が出来なかったが、あのひ弱なマニメルには出来ないことだった。それに、天族とは言え魔族だ。そう簡単に殺れる相手ではなかった。
「ふぅ、うふふふふ、天族だかなんだか知りませんが……。」
マニメルはゴンザラートとナナートの方を向き、ニヤリと笑う。
「天使の力ぁ?それはわたくしが持っているような力を指すんですのよ。ふふ、ふふふふふ。」
天使の力と言われ、ゴンザラートは何も出来ずに棒立ちしてしまった。そして気がついたら謝ってしまっていた。
「も、申し訳ございません!ど、どうかお許しを……」
自分がなにを言っているのか分からず、困惑までし始めた。マニメルはその光景が楽しいのか、笑い声が大きくなり、ゴンザラートの方に手を伸ばした……その時、
「っ!!な、わたくしの……美しい腕が!だ、誰が……誰だ!切り落としやがったのは!!」
マニメルの腕は肘から前が無くなっている。ふと、よく眼を凝らすと、クリスタの側から直立状態で影だけが起き上がっている。その右手には、とても黒く光る美しい刀が握られていた。
「ふん、本性が丸見えだぞ、シャルロット。……アタシを忘れたわけない……よな?」
「!リュミエル……ッチ、今はまだアンタとやりあえるほど力は戻ってねぇよ。」
シャルロット。宗教団体シャルロット教の絶対神と呼ばれる者だが、実際に神になったのはアヴロールただ一人であり、それ以外は堕天、または存在抹消されている。リュミエルはというと実体がなく、影だけの姿をしている。ふと、その影からワインレッドの瞳が開く。どこまでも沈んでしまいそうな暗い瞳をしている。
「どうやって蘇った。アンタはアタシが確実に喰らった筈だ。」
リュミエルがそう言うと、シャルロットと呼ばれた女性はニヤリと笑った。
「あれだよ。アンタの足元でのびてる天族?とか言う魔族が触ろうとしたあの石さ。」
リュミエルはなんの価値もないような石を見る。少し悩んでから眼を見開いた。
「あ、あれは……天上の崩石!?ば、バカな……あれがアンタを選んだって言うの!?」
「そ。さっすが元秀才。よく知ってるじゃない。」
そう言うと、シャルロット(マニメル)は、窓を開けて悪い笑顔を作る。よく見ると、いつのまにか天上の崩石はシャルロットの手元にあった。
「じゃあね、アンタにまた殺されないよう逃げさせてもらうわ。アンタはそこの子でも介抱してなさい。」
そう言うと、シャルロット(マニメル)は窓から飛び降りていった。
「ふぅ、うふふふふ、天族だかなんだか知りませんが……。」
マニメルはゴンザラートとナナートの方を向き、ニヤリと笑う。
「天使の力ぁ?それはわたくしが持っているような力を指すんですのよ。ふふ、ふふふふふ。」
天使の力と言われ、ゴンザラートは何も出来ずに棒立ちしてしまった。そして気がついたら謝ってしまっていた。
「も、申し訳ございません!ど、どうかお許しを……」
自分がなにを言っているのか分からず、困惑までし始めた。マニメルはその光景が楽しいのか、笑い声が大きくなり、ゴンザラートの方に手を伸ばした……その時、
「っ!!な、わたくしの……美しい腕が!だ、誰が……誰だ!切り落としやがったのは!!」
マニメルの腕は肘から前が無くなっている。ふと、よく眼を凝らすと、クリスタの側から直立状態で影だけが起き上がっている。その右手には、とても黒く光る美しい刀が握られていた。
「ふん、本性が丸見えだぞ、シャルロット。……アタシを忘れたわけない……よな?」
「!リュミエル……ッチ、今はまだアンタとやりあえるほど力は戻ってねぇよ。」
シャルロット。宗教団体シャルロット教の絶対神と呼ばれる者だが、実際に神になったのはアヴロールただ一人であり、それ以外は堕天、または存在抹消されている。リュミエルはというと実体がなく、影だけの姿をしている。ふと、その影からワインレッドの瞳が開く。どこまでも沈んでしまいそうな暗い瞳をしている。
「どうやって蘇った。アンタはアタシが確実に喰らった筈だ。」
リュミエルがそう言うと、シャルロットと呼ばれた女性はニヤリと笑った。
「あれだよ。アンタの足元でのびてる天族?とか言う魔族が触ろうとしたあの石さ。」
リュミエルはなんの価値もないような石を見る。少し悩んでから眼を見開いた。
「あ、あれは……天上の崩石!?ば、バカな……あれがアンタを選んだって言うの!?」
「そ。さっすが元秀才。よく知ってるじゃない。」
そう言うと、シャルロット(マニメル)は、窓を開けて悪い笑顔を作る。よく見ると、いつのまにか天上の崩石はシャルロットの手元にあった。
「じゃあね、アンタにまた殺されないよう逃げさせてもらうわ。アンタはそこの子でも介抱してなさい。」
そう言うと、シャルロット(マニメル)は窓から飛び降りていった。
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