幼馴染 【R18】

文字の大きさ
上 下
16 / 25

待ってたよ? 螭目線

しおりを挟む
俺が緋色の部屋に充満させておいた気体の薬ですぐに眠ってくれた。

合鍵なんて持ってない俺がどうして緋色の家に入れたのかは秘密だよ。

そっと緋色を抱き上げてベッドに寝かせる。起きた時に抵抗されないように一応手錠をして。

調教してまず俺がいなきゃダメな身体にするんだ。身体が堕ちたら心も俺に依存させる。とりあえず俺以外の誰とも喋らないようにしなきゃ。どっから悪影響が及ぼすかわかんないからね。


固定し終わって緋色の顔を見る。すごく可愛いんだけど本人に自覚がないから困るんだ。

俺は一目惚れしたんだ。顔で選ぶなんてって言われるかもしれないけど顔で選んじゃうくらい可愛かったんだから仕方ない。

そっからは他の男が近寄らないように警戒してて、一番近くにいるようにしてたから内面もちゃんと見てきた。

内面も綺麗とか反則だよね。過ごすうちに俺は緋色がいないと生きていけないって思うようにまでなってしまった。緋色は俺のこと好きって言ってくれたけどそこまでじゃないでしょ?

だから、同じようになってもらうんだ。俺がいなきゃ生きていけないように身体と心に刻み込む。

俺の裏の顔見せても怖がんないでくれるかな?嫌いになんないかな?それだけが不安。だって初めて会った時から緋色だけにはいい顔しかしてないから。

緋色は優しいから自分の気持ち押し殺して俺の言うことそのまま言っちゃうから。自分の意思で言ってもらわないとね。

起きた時に飲みたいかなって思って水を持ってこようと一旦部屋を出る。

でも、薬強かったかな。起きるの遅いんだ。もうちょっと早いと思ったんだけどな。大丈夫かな。思っちゃったら心配でたまらなくてコップの水をこぼさないようにしながら急いで戻ると・・・緋色が起きてた。

安心した俺は優しく声をかけたんだ。緋色を安心させるために・・・。

「目、覚めた?・・・」




さぁ、調教の始まりだ。
しおりを挟む

処理中です...