貴方の憎しみ譲ってください

REON

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二章

9

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「公園に行かない?飲み物をご馳走して貰った時の公園」
「ああ。訶梨帝の」
「訶梨帝に戻っておけば予定の時間に慌てなくて済むし」
「ありがとうございます」

店を出てから彼の提案で以前行った公園に行くことになった。
気晴らしが目的で行く場所はノープランだったから、彼も自分も地元の訶梨帝であれば帰る時に楽だと言うことで。

パスで改札を抜けホームに上がってすぐ来た車両に乗る。

見渡した車両に居るのは彼と俺の二人だけ。
平日の昼過ぎとはいっても珍しいと思いつつまたいつも乗る時の癖で座席に座らずドアに背を向け立つと、彼も昨日と変わらず俺の前に立った。

「すみません、癖でつい。座りますか?」
「ううん。良いよ。この方が優一の顔を見て話せるから」

彼は会話をする時に人の目を見て話す。
だから真正面に居る方が話し易いということなのだろうけど、コミュニケーション下手な俺には少し照れくさい。

「あの、昔会ったことがあるって言ってましたけど、それっていつ頃の話ですか?小学校や幼稚園とか?」

目の前の彼に今更緊張してしまって、それに気づかなれないよう目線は下に向けたまま話題を探して質問する。

「前回は100年前だった」
「え?」

予想していなかった答えに顔をあげると彼と目が合う。

「100年前と400年前の君は女性、200年前と300年前の君は男性だった」

俺と目を合わせたまま言った彼は口唇で弧を描く。

「最初は2800年前。確か紀元前8~9世紀頃。今度こそ最期にしたい」

彼なりの冗談?
笑みの形に弧を描いている彼の口元が近付いて重なった。

「大丈夫そ?固まってるけど」

またからかわれた。
笑っている彼を見てハッと我に返り、重ねられた口唇を押さえて苦笑する。

「優一ってキス避けないよね。なんで?」
「えっと……いつもいつの間にかだから?」

今も昨日も公園の時にも、気付いたらされていた。
顔が近付いて来ることは分かっているから普通は突然キスされそうになれば性別関係なく避けると思うのだけど、目を合わせて話す彼の会話を聞いてる時に近寄ってきても〝避ける〟という選択肢が出て来ない。

家族以外の人と目を合わせることに慣れてないから?
自分が人と目を合わせて会話をすることが得意じゃないから、まっすぐに俺の目を見て話す彼との時はつい聞き入ってしまうのかも知れない。

「自分にも理由は分からないですけど避けられない魔法にかけられてるような。あ、シロが羅刹天だから神通力とか?」

昨日聞いた冗談で返すと彼は笑い声を洩らす。
そのあとまた口唇が重なった。

さすがに今は〝いつの間にか〟ではないから顔を逸らそうとすると、トンネルに入ったタイミングで車内が暗くなる。

「え、電気の不具合?」
「真っ暗だね」

避ける前にアクシデントで彼の方から離れて言葉を交わす。
トンネルに入っても明かりが灯るはずなのに真っ暗。

「大丈夫。ここには優一と僕しか居ないから安心して」

真っ暗すぎて彼の姿さえ見えない。
まるで目を塞がれたかのように何も見えない俺の耳元で彼はそう言うと、一度は離した口唇をまた重ねてきた。

今も〝いつの間にか〟ではない。
でも避けようと思わない。
そもそもその選択肢がない。

どうしてなのか分からない。
まだよく知らない人のはずの彼の感触が昔から知っている人のような懐かしい気分になる。

彼は同性なのに不快じゃない。
付き合っている相手でもないのにキスされて不快じゃない。

なぜだろう。
当たり前のことのように受け入れてしまう。
不快どころか少し嬉しい俺はおかしい。


「優一」
「え?」

気付けばトンネルに入る前と変わらぬ光景。
車窓からは景色が見えていて車両内にも光がさしている。

「もう着くよ」
「はい」

短いトンネルを抜ければ訶梨帝。
いつトンネルを抜けたのだろうか。
そもそも短いトンネルなのに真っ暗になったことが奇妙。

「シロ」
「ん?」

彼は何も無かったかのようにいつも通り。
今起きたことに疑問を抱いていないようだ。
そんな彼に何も言えず口を結ぶと訶梨帝駅に着いた電車は止まった。

開いたドアから降りる時に甘い香りがして肌が粟立つ。
ホームに足を降ろした瞬間香りは消えて、人の声や日常音が聞こえる〝現実〟に戻ってきたような気がした。

「どうかしたの?」
「いえ、なんでも」

自分たちしか居なかった車両に乗って行く人たちを見ていると彼から声をかけられ、昨晩眠れなかったから寝不足のせいかと結論づけた。


電車を降りて行った先の公園。
以前来た時のように自動販売機で飲み物を買って、先を歩く彼の後ろを着いて行く。

「この公園、結構な場所にあるんですね」
「ホテル街だから?」
「はい」

前回来た時は深く考えなかったけれど、ホテル街の中心部に公園があるのは良いのだろうか。

「この公園は子供のために造られたんじゃないからね」
「……御社おやしろ?」
「ここは御社おやしろ御神木ごしんぼくを護るために造られた公園」

公園の最奥にあった大木と御社。
どちらも年代は感じるけれど手入れはしっかりされていて、御社には消えそうながらも〝訶梨帝母〟の文字が読み取れる。

「こんな所に御社が」

昨日彼が言っていた訶梨帝母の話。
本当にこの土地は鬼子母神が関係した土地だったようだ。

「オン・ドドマリ・ギャキティ・ソワカ」
「え?」
「訶梨帝母の真言だよ。霊験は夫婦和合、安産成就、恋愛成就。他にも持病治癒や災禍除去があるから、必要な時には真言を唱えてお祈りすると良いよ」

やはり詳しい。
彼は俺に教えてくれながら御神木の方に歩いて行く。

「優一も座ろうよ」
「あの、座っても良いんですか?そこ」
「なんで?」
注連縄しめなわがしてあるので」

俺が御社に手を合わせている間に彼が座っていたのは御神木の根元で、木自体に座っているのではなく芝生の上だけれど立派な注連縄がしてある御神木に背をもたれても良いのだろうか。

「大丈夫だよ?」
「バチが当たりそうな」
「僕はここでよく休んでるけどバチを当てられたことはない」

神聖な場所なのに良いのか些か疑問だったけれど、手招かれて俺も芝生に足を踏み入れ彼の隣に座った。

「風が気持ちいい」

そよ風と太陽光。
神聖な場所という意識があるからだろうけど、なにかに護られているような心地よさを感じる。

「注連縄の意味知ってる?」
「いえ。飾りじゃないんですか?」
「結界だよ。良い印のこともあれば悪い印のこともある」
「……悪い印」
「祟りって言えば分かるかな。この先は神聖な場所ですよって意味でつけられてることもあれば、祟られてる物や場所に結界をはって封じ込めてる場合もある」

神社に行くと必ず見かける注連縄。
鳥居や御社で見かけても今まで気にしたことがなかったけど、彼曰く注連縄は〝顕世(この世の場所や物)と幽世(あの世の場所や物)の境界〟を示しているらしい。

「……この御神木の注連縄は」
「ここは幽世かくりよに居る神が顕世うつしよに降りるための依り代ってだけ。人間にとっては神が降り立った場所だから神聖な木ってことなんだろうね」

この御神木の注連縄の意味が祟りの方だったら……と思って背後を振り返り注連縄を見上げる俺に彼はそう話して笑う。

「じゃあ鬼子母神がこの御神木に降りたってことですか」
「うん。訶梨帝の他にも通り道にしてる神は居るかも」
「他にも?」
「例えばだけど訶梨帝母の夫の般闍迦はんじゃかとか、般闍迦の上司の多聞天たもんてんさまとか、配下の者とかかな」
「多聞天って確か七福神の毘沙門天びしゃもんてんですよね?」
「うん。四天王の一尊だよ」

毘沙門天(多聞天)は七福神で有名だから知っている。
七福神の中で唯一武将の姿をしている融通招福の神さま。

「まあ多聞天さまは冗談だけど。自分の依り代があるから。訶梨帝と繋がる神々がここを通るって考えたら面白かっただけ」

彼は本当に不思議な人。
まるで自分が見てきたかのように語る。
もちろんそれは彼が今言ったように想像に過ぎない冗談だろうけれど、話題の引き出しがとても多いから聞いていて楽しい。

彼の話を聞いていると白い犬を連れたご老人が来て、御社にお参りに来たのかとその様子を見ていると白い犬がこちらを向いて威嚇するように唸り吠え始めた。

「あらまあ。駄目でしょ?吠えたら」

ご老人が止めても白い犬は吠えるのを止めない。
飼い主以外には吠える犬もいるから彼と俺を敵とみなしているのかも知れない。

「どうしたの?そんなに吠えて」

そうご老人が言って屈もうとすると白い犬は突然耳を垂らして地面に伏せる。
何かに怯えるようなその姿に首を傾げた。

「落ち着いた?訶梨帝母さまにお参りしましょうね」

ご老人に撫でられて白い犬は起きるとまた御社に歩いて行く。
犬だけでなくご老人にも違和感を覚えたけれどその理由は分からないまま、お参りをして帰って行く姿を眺めていた。

「なにか違和感がありませんでしたか?」
「犬?」
「犬もですけどご老人も」
「僕はなにも感じなかったけど」

ご老人の姿が見えなくなった後で聞くと、今まで一緒に黙っていた彼はそう答えて微笑する。

「どんな違和感?」
「分からないですけど……なにかおかしい気がして」
「なんだろう。よく鳴く犬だとは思ったけど」
「突然静かになりましたよね。怯えてたような」
「言われてみれば。不思議だね」

彼も俺も見ていただけで何もしていないのに、散々吠えたあと突然怯えたように耳を垂らして地面に伏せた。
帰る時はもう耳をピンとさせていたけれど。

「あ、優一が睨んだ?」
「そんなことしません。吠えられて怖かったですけど」
「冗談。だから黙ってたの?」
「犬は好きなんですけど子供の頃に噛まれたことがあって。それ以来吠えられると少し怖いです」

子供の時に噛まれてから犬は少し怖い。
好きだけど自分の方から近寄ることは出来ないし、吠えられるのも苦手。

「気が立ってる犬に触ったとか?」
「いえ。幼稚園の帰り道で突然。もう朧気にしか覚えてないですけど白い大きな犬だったことは覚えてます。ただ不思議なんですけど噛まれて痛かったのに怪我をしてなかったんです」

突然横道から出て来た大きな白い犬。
腕を噛まれた痛みはあったのに怪我どころか噛み跡さえもなかった。

「不思議だね。噛まれたのに怪我してないって」
「はい。夢だったのかと思う時もあります」

そんな不思議な体験を彼に話してきかせた。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

海釐
2020.05.04 海釐

この作品は別の場所にて読んでいました。こちらに再投稿されているのを今知り、とても嬉しくて初投稿させて頂きました‼ 今時期とても大変だとは思いますが、頑張って下さい(*^ー^)ノ♪ 投稿されている2つの物語、題材や伏線的なもの等がREONさんらしくて(私の想像的にですが)大好きです💕 無理のないゆっくりペースで投稿お願いします。いつも楽しませて頂きありがとうございます( 〃▽〃)

2020.05.04 REON

感想ありがとうございます。
以前のサイトの使い勝手が悪くなってしまったため、こちらへ移動することにしました。

ファンタジーとホラーの異なるジャンルではありますが、二作品とも人間(生物)の醜さや脆さを軸として書いています。

お綺麗なヒーローなんていない。
だからこそ人間は面白い。
だからこそ人生は楽しい。

以上、厨二病ポエム風に締めてみました。笑

解除

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