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第四話「起死回生の方法とその代償について」
上官の懺悔
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比乃が目を覚ましたのは、作戦終了から丸三日経った時であった。
身体中に鈍痛、微かに消毒液の臭い、ぼうっとする頭で少し考える。それが麻酔によるものだと理解すると、ここが医務室のベットの上であることに気付いた。
最後の記憶は、あの白い西洋鎧にとどめを刺したと確信した事まで。それははっきりと覚えていたが、その先からはない。そこで意識を失ったのだろう、と比乃はその時の状況を今更ながら思い返す。
(よく生きてたなぁ……我ながら)
あの戦闘は、今思い返して見ても無茶苦茶だった――Tk-9も、あそこまでコクピットを大破した状態でよく動いてくれた物だ。もしもTk-7であの一撃を受けていたら、自分は跡形も無く消し飛ばされていただろう。
相転移装甲様様だ……動作不良を起こすのは、流石に勘弁願いたいが。と比乃は苦笑する。
だが、それだけの大健闘をして、自分の命を救ってくれた一番機は、残念ながら廃棄になるだろう。
修復するにしても、Tk-7との共有部品以外は予備部品などほとんどない。貴重なワンオフの試験機である。直して再度配備すること自体が無駄であるし、そも、通常戦力として数えられていない機体なのだ。
技本の研究員や、経理の事務員に嫌味の一つ貰うことは、ほぼ間違いない。
そして、相手が未知の強敵だったとは言え、試験機を実戦で大破させるとは、テストパイロットとしてはかなりの落ち度だ。と比乃は内心で肩を落として少し落ち込んだ。別段、キャリアなどは気にしていないが、単純に仕事を失敗したことに対する罪悪感が、ふつふつと浮かぶのだ。
落ち込んでいる比乃だが、実際は、コクピット後部に、AIや補助操作系と共に収められていた学習データは無傷で回収されていた。とても貴重なデータである。それこそ、技本の職員が不謹慎にも小躍りしてしまうようなものだった。
それに、実戦以外の性能評価試験はすでに終えている。機体の損失による次期主力機に関係する計画への影響は、比乃が心配しているよりかなり小さく済む可能性があった。むしろ、今回の件は以降のTk-9の改良計画に良い“失敗経験”として活かされることになる。
が、エスパーでもない比乃がそんなことをわかる訳もなく、ただただ、溜息だけが出た。
(部隊長にも怒られちゃうかなぁ、早く治して名誉挽回しないと……?)
と、意識が少しはっきりしてきた比乃は、ある違和感に気づいた。
最初は麻酔によるものだと思っていた。だが、AMWに乗った時の様に、意識して身体を順番に動かすと、その違和感と、嫌な予感が実感を帯びてくる。試しに、半分固定されているらしい身体を少し動かそうとする。
手はギプスでがっちりと固定されていても、指先は僅かに動いた。
腰も動くし、背中にはシーツの感触が感じられる。
目線を左右に動かす、顔面の麻痺も見られない。
なのに、だとういうのに、
両足、太腿の半ばから下……付け根から下が、いくら力を入れても、感覚がない。いやむしろ、“足の断面の感触”という、通常ならば有り得ない感覚がある。
それが意味することは一つだった。それを理解した比乃の背に、ぶわっと脂汗が滲んだ。
呆然とすること数秒、比乃はやっと、一言呟けた。
「……マジかぁ」
様々な感情が、思わず漏れた言葉の中に押し込められていた。その圧縮された呟きだけ漏らして、放心しかけた。それよりも、理性が働き、麻酔でふわついていた脳が一気に覚醒した。思考が加速する。これからのことが、頭の中で即座に計算される。
両足を失ってはリハビリをしたとしても、まともに動けるようになるか判らない。ましてや、自衛官としては致命的だろう。普通の隊員であれば、このまま労災扱いとなり、様々な手続きと補助の申請をして、除隊することになる。
しかし、比乃にはその先がない。思い浮かばない。
除隊してどうする? 組織内や社会における自身の扱いは、かなり特殊である自覚はあった。前例のない十七歳の機士。普通ではありえない存在。そんな物が、今更、普通の社会に戻れるものだろうか。
比乃が自衛官として活動して社会的な地位を持っていられるのは、そのほとんどが部隊長による様々な根回しがあってこそだ。
そしてその根回しは、AMWに乗れるという自身の価値があるからこそ行われた物。少なくとも比乃はそう考えていた……だからこそ、訓練がどんなに辛くても続けて来たし、困難と言われた作戦も遂行してきた。それを利用して、自分の願いを叶え続けてきた。
AMWに乗って、テロリストと戦い、人々を守る。その些細な願い、それだけを支えにして生きて来たのに、それが失われてしまったら。
なによりも、部隊長に――父親に“役立たず”として捨てられてしまうかもしれない。そこまで考えが至って、比乃はこれまでで一番、恐怖した。
例え、自分が、部隊長から都合の良い戦闘力として扱われていたとしても……それでも、自分を救ってくれて、願いを叶える場所を与えてくれて、仲間に出会わせてくれた恩人に、
「……嫌だ……捨てられたく……ない」
か細く漏れた言葉は、自衛官の日比野 比乃ではなく。まだ十七歳という子供の日比野 比乃が吐露した、偽らざる本心であった。
比乃が目を覚ましたことを知って、部隊長は腹を括って病室に入った。まず最初に目に映ったのは、何かに怯えるように、あるいは、懇願するような目をこちらに向ける、自分の養子だった。
それでも、部隊長に気づいた少年は、気丈に冷静さを見せるように「おはようございます、部隊長」と挨拶して見せた。それでも表情は硬く、その瞳は動揺を隠せていないように揺れている。
それだけで、部隊長は比乃が自分に何が言いたいのか、手に取るように判った……判ってしまった。ポケットに突っ込んでいた握り拳に、力が篭る。
それでも、普段通りに「よう、寝呆すけ」と言ってみせた。だが、それまでだ。部隊長はぼろぼろになった比乃の身体を直視できず、目線を逸らした。
気まずい、重たい空気が流れる中、部隊長の後ろから病室を覗き込んだ白衣の男、この駐屯地の医官である白崎一尉が「ゴホン」と業とらしく咳をした。部隊長を半場押し退ける様にして病室に入って来る。
「一先ず、医者として今の状態を説明するぞ……大丈夫か?」
大丈夫か、というのは、現実を受け入れられるかどうか、という意味だ。比乃はすぐに頷いた。
「……大丈夫です、お願いします」
比乃の返事を持って「うむ」と椅子を引っ張り出す。白崎は比乃に視線の高さを合わせるように座り、身体の状態をつらつらと説明し始める。
「まず、折れたのはすべて外傷骨折、両腕は封鎖骨折……小柄なのが幸いだったな、ぽっきり折れただけだから麻痺は残らない、肋骨も皹が入ったが内臓は傷つけなかった。神経にも異常は見られない。全身打撲状態だからしばらくは痛むだろうが、この辺りは三ヶ月もすれば治る……だが」
白崎は言いよどんだ。しかし決心をすると、比乃の顔を真っすぐ見て、自衛官としての、実質上の死刑勧告を告げた。
「気づいてると思うが、両足の太腿から先は……両脚大腿部開放骨折と粉砕骨折で、切断する他なかった……すまん」
白崎は「俺ではどうにもできなかった」と頭を下げた。比乃は硬いままの表情を崩さない。
しかし、その目に白崎を責めている様子は微塵も感じられない、ただ、自分の失敗を悔いている。そんな表情で、自嘲するように表情を緩めた。
「謝らないでください……そもそもの原因は、僕の判断ミスです。不安定な機体で、敵機の撃破を焦って、そのツケが回っただけです。時間を稼いでおけば、志度と心視が敵を撃破して援護に回って来てくれることくらい、わかっていたことなのに……功を焦ったんですかね、ははっ」
らしくもない、と力なく笑う比乃の言葉を、部隊長は無言で聞いていた。
今すぐにでも「違う、欠陥がある機体で出撃命令を出したのは俺だ。責は俺にある」そう叫びたかった。
五年前、お前の両親を守れなかった。それだけでなく、まだ十七歳のお前の両足を、将来まで潰えさせたのこの俺だと、頭を地面に擦り付けたかった。立場など無視して、自分を罵ってくれてもいいとすら思った。
しかし、目の前にいる。年齢の割に生真面目な子供は、そんなことしないだろう。どれだけこちらの責任だと言っても、自分が悪いのだと言って、抱え込むだろう。
そして、こう言ってくるだろう『AMWに乗れなくても、なんでもします。捨てないでください』と。依存先から切り捨てられないように懇願する。部隊長には、一字一句手に取るように想像できた。
そう言われたなら、せめて、非情に思われてでも「自衛官を辞めろ、その足では無理だ」とはっきり言ってやってから「今からでも普通の十七歳の子供としてやり直せ、その為に必要なことは、俺が出来る限り全力で手伝ってやる」こう言って、自分の元から離れさせるのが、最善だろう。
機士という立場に依存してしまっている比乃を、無理矢理にでも開放してやること。それが上司として、そして養父としての責務である。
それを果たすべきだ……なのに、部隊長は別の選択を取った。
身体中に鈍痛、微かに消毒液の臭い、ぼうっとする頭で少し考える。それが麻酔によるものだと理解すると、ここが医務室のベットの上であることに気付いた。
最後の記憶は、あの白い西洋鎧にとどめを刺したと確信した事まで。それははっきりと覚えていたが、その先からはない。そこで意識を失ったのだろう、と比乃はその時の状況を今更ながら思い返す。
(よく生きてたなぁ……我ながら)
あの戦闘は、今思い返して見ても無茶苦茶だった――Tk-9も、あそこまでコクピットを大破した状態でよく動いてくれた物だ。もしもTk-7であの一撃を受けていたら、自分は跡形も無く消し飛ばされていただろう。
相転移装甲様様だ……動作不良を起こすのは、流石に勘弁願いたいが。と比乃は苦笑する。
だが、それだけの大健闘をして、自分の命を救ってくれた一番機は、残念ながら廃棄になるだろう。
修復するにしても、Tk-7との共有部品以外は予備部品などほとんどない。貴重なワンオフの試験機である。直して再度配備すること自体が無駄であるし、そも、通常戦力として数えられていない機体なのだ。
技本の研究員や、経理の事務員に嫌味の一つ貰うことは、ほぼ間違いない。
そして、相手が未知の強敵だったとは言え、試験機を実戦で大破させるとは、テストパイロットとしてはかなりの落ち度だ。と比乃は内心で肩を落として少し落ち込んだ。別段、キャリアなどは気にしていないが、単純に仕事を失敗したことに対する罪悪感が、ふつふつと浮かぶのだ。
落ち込んでいる比乃だが、実際は、コクピット後部に、AIや補助操作系と共に収められていた学習データは無傷で回収されていた。とても貴重なデータである。それこそ、技本の職員が不謹慎にも小躍りしてしまうようなものだった。
それに、実戦以外の性能評価試験はすでに終えている。機体の損失による次期主力機に関係する計画への影響は、比乃が心配しているよりかなり小さく済む可能性があった。むしろ、今回の件は以降のTk-9の改良計画に良い“失敗経験”として活かされることになる。
が、エスパーでもない比乃がそんなことをわかる訳もなく、ただただ、溜息だけが出た。
(部隊長にも怒られちゃうかなぁ、早く治して名誉挽回しないと……?)
と、意識が少しはっきりしてきた比乃は、ある違和感に気づいた。
最初は麻酔によるものだと思っていた。だが、AMWに乗った時の様に、意識して身体を順番に動かすと、その違和感と、嫌な予感が実感を帯びてくる。試しに、半分固定されているらしい身体を少し動かそうとする。
手はギプスでがっちりと固定されていても、指先は僅かに動いた。
腰も動くし、背中にはシーツの感触が感じられる。
目線を左右に動かす、顔面の麻痺も見られない。
なのに、だとういうのに、
両足、太腿の半ばから下……付け根から下が、いくら力を入れても、感覚がない。いやむしろ、“足の断面の感触”という、通常ならば有り得ない感覚がある。
それが意味することは一つだった。それを理解した比乃の背に、ぶわっと脂汗が滲んだ。
呆然とすること数秒、比乃はやっと、一言呟けた。
「……マジかぁ」
様々な感情が、思わず漏れた言葉の中に押し込められていた。その圧縮された呟きだけ漏らして、放心しかけた。それよりも、理性が働き、麻酔でふわついていた脳が一気に覚醒した。思考が加速する。これからのことが、頭の中で即座に計算される。
両足を失ってはリハビリをしたとしても、まともに動けるようになるか判らない。ましてや、自衛官としては致命的だろう。普通の隊員であれば、このまま労災扱いとなり、様々な手続きと補助の申請をして、除隊することになる。
しかし、比乃にはその先がない。思い浮かばない。
除隊してどうする? 組織内や社会における自身の扱いは、かなり特殊である自覚はあった。前例のない十七歳の機士。普通ではありえない存在。そんな物が、今更、普通の社会に戻れるものだろうか。
比乃が自衛官として活動して社会的な地位を持っていられるのは、そのほとんどが部隊長による様々な根回しがあってこそだ。
そしてその根回しは、AMWに乗れるという自身の価値があるからこそ行われた物。少なくとも比乃はそう考えていた……だからこそ、訓練がどんなに辛くても続けて来たし、困難と言われた作戦も遂行してきた。それを利用して、自分の願いを叶え続けてきた。
AMWに乗って、テロリストと戦い、人々を守る。その些細な願い、それだけを支えにして生きて来たのに、それが失われてしまったら。
なによりも、部隊長に――父親に“役立たず”として捨てられてしまうかもしれない。そこまで考えが至って、比乃はこれまでで一番、恐怖した。
例え、自分が、部隊長から都合の良い戦闘力として扱われていたとしても……それでも、自分を救ってくれて、願いを叶える場所を与えてくれて、仲間に出会わせてくれた恩人に、
「……嫌だ……捨てられたく……ない」
か細く漏れた言葉は、自衛官の日比野 比乃ではなく。まだ十七歳という子供の日比野 比乃が吐露した、偽らざる本心であった。
比乃が目を覚ましたことを知って、部隊長は腹を括って病室に入った。まず最初に目に映ったのは、何かに怯えるように、あるいは、懇願するような目をこちらに向ける、自分の養子だった。
それでも、部隊長に気づいた少年は、気丈に冷静さを見せるように「おはようございます、部隊長」と挨拶して見せた。それでも表情は硬く、その瞳は動揺を隠せていないように揺れている。
それだけで、部隊長は比乃が自分に何が言いたいのか、手に取るように判った……判ってしまった。ポケットに突っ込んでいた握り拳に、力が篭る。
それでも、普段通りに「よう、寝呆すけ」と言ってみせた。だが、それまでだ。部隊長はぼろぼろになった比乃の身体を直視できず、目線を逸らした。
気まずい、重たい空気が流れる中、部隊長の後ろから病室を覗き込んだ白衣の男、この駐屯地の医官である白崎一尉が「ゴホン」と業とらしく咳をした。部隊長を半場押し退ける様にして病室に入って来る。
「一先ず、医者として今の状態を説明するぞ……大丈夫か?」
大丈夫か、というのは、現実を受け入れられるかどうか、という意味だ。比乃はすぐに頷いた。
「……大丈夫です、お願いします」
比乃の返事を持って「うむ」と椅子を引っ張り出す。白崎は比乃に視線の高さを合わせるように座り、身体の状態をつらつらと説明し始める。
「まず、折れたのはすべて外傷骨折、両腕は封鎖骨折……小柄なのが幸いだったな、ぽっきり折れただけだから麻痺は残らない、肋骨も皹が入ったが内臓は傷つけなかった。神経にも異常は見られない。全身打撲状態だからしばらくは痛むだろうが、この辺りは三ヶ月もすれば治る……だが」
白崎は言いよどんだ。しかし決心をすると、比乃の顔を真っすぐ見て、自衛官としての、実質上の死刑勧告を告げた。
「気づいてると思うが、両足の太腿から先は……両脚大腿部開放骨折と粉砕骨折で、切断する他なかった……すまん」
白崎は「俺ではどうにもできなかった」と頭を下げた。比乃は硬いままの表情を崩さない。
しかし、その目に白崎を責めている様子は微塵も感じられない、ただ、自分の失敗を悔いている。そんな表情で、自嘲するように表情を緩めた。
「謝らないでください……そもそもの原因は、僕の判断ミスです。不安定な機体で、敵機の撃破を焦って、そのツケが回っただけです。時間を稼いでおけば、志度と心視が敵を撃破して援護に回って来てくれることくらい、わかっていたことなのに……功を焦ったんですかね、ははっ」
らしくもない、と力なく笑う比乃の言葉を、部隊長は無言で聞いていた。
今すぐにでも「違う、欠陥がある機体で出撃命令を出したのは俺だ。責は俺にある」そう叫びたかった。
五年前、お前の両親を守れなかった。それだけでなく、まだ十七歳のお前の両足を、将来まで潰えさせたのこの俺だと、頭を地面に擦り付けたかった。立場など無視して、自分を罵ってくれてもいいとすら思った。
しかし、目の前にいる。年齢の割に生真面目な子供は、そんなことしないだろう。どれだけこちらの責任だと言っても、自分が悪いのだと言って、抱え込むだろう。
そして、こう言ってくるだろう『AMWに乗れなくても、なんでもします。捨てないでください』と。依存先から切り捨てられないように懇願する。部隊長には、一字一句手に取るように想像できた。
そう言われたなら、せめて、非情に思われてでも「自衛官を辞めろ、その足では無理だ」とはっきり言ってやってから「今からでも普通の十七歳の子供としてやり直せ、その為に必要なことは、俺が出来る限り全力で手伝ってやる」こう言って、自分の元から離れさせるのが、最善だろう。
機士という立場に依存してしまっている比乃を、無理矢理にでも開放してやること。それが上司として、そして養父としての責務である。
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