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10 二人一緒に② *
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「真尋、もっと強くしても大丈夫か……?」
「え……?」
アルクが聞いてくるが、余裕がなくて答えられない。
「じゃあ、行くよ……」
アルクがそう言った瞬間、さらに強い力で握り込まれた。
「ひあっ……!」
あまりの強さに、一瞬意識が飛びかける。だが、そんなことはお構いなしにアルクが動かしてきた。
「ああ、すごいな……」
アルクが熱に浮かされたように呟く。一体何がすごいのか分からなかったが、そんなことを聞き返す余裕もない。
「あ、あぁ……っ!」
アルクは二人のモノを密着させている指を固定し、そのままゆっくりと腰を動かし始めた。とろとろ溢れ出しているお互いの先走りが塗り込まれていく。ぬるぬるとした感触に、快感がせり上がってきた。
「あっ、これ、やばいぃっ……」
「真尋……、もうイキそうだ……」
切羽詰まったアルクの声が聞こえる。パンパンに膨らんだそれは、もうすぐ絶頂を迎えようとしているようだ。
「ああ、俺も……っ!」
動きがどんどん早くなり、俺ももう限界だった。アルクの動きに合わせて、腰を振ってしまう。アルクもラストスパートのように激しく腰を動かした。
「ああっ、イクよ……真尋……っ!」
「あっ、俺もっ……あ、あ、あああ……っ!」
次の瞬間、俺たちはほぼ同時に達した。大量の精液が噴き出し、浴室の壁を汚していく。
信じられないほど気持ち良い。こんな感覚は生まれて初めてだ。
「はぁ……はぁ……」
絶頂を迎えた後も、余韻に浸りながら呆然としていた。今まで経験したことのない強烈な快楽に、完全に酔いしれてしまっていたのだ。
「はぁ……真尋……」
アルクは満足そうな表情を浮かべながら俺の肩を掴み、じっと見つめてくる。
「アルク……んっ……」
まだ息も整っていないうちに、唇を重ねられた。アルクの舌が入り込んできて口内を犯される。
「んむっ……ん……」
突然のことに驚きながらも、必死に受け止めた。アルクの舌は気持ち良くて、幸せな気分になってくる。
アルクの唾液が流れ込んでくるが、不思議と嫌な感じはしなかった。むしろ逆だ。もっともっと欲しくなってくる。
「ん……んんっ……」
気がつけば、夢中でアルクの唇を求めていた。アルクの首に手を回し、舌を深く絡め合う。蕩けるような感覚の中で、再び下半身に血が集まっていくのを感じた。
「ぷはっ……」
しばらくして、ようやく口を離す。離れてしまうのが名残惜しい。長い時間口を塞がれていたせいで息苦しいが、それでも離れたくないという欲求の方が勝っていた。
「真尋……」
アルクが耳元で囁いてくる。それすら心地良くて、身体の奥が疼いてしまった。
「ああ、アルク……気持ちいい……」
「ああ、僕もだよ」
アルクに抱きしめられる。身体中を包まれるような安心感を覚えた。
こんな風に誰かに甘えるなんて、今までの人生で一度もなかったことだ。
ずっとこうしていたかったが、そういうわけにもいかない。
「そろそろ出ないと風邪ひいちゃうな……」
「そうだね……」
俺の言葉に、アルクも同意する。このままだと本当に体調を崩しかねない。
「じゃあ、続きはまた後で……」
「ああ……」
シャワーを出して、互いの身体についた泡を流し合う。タオルで身体の水気を取り、浴室を出た。
アルクにもパジャマを貸してやり、二人でパジャマを着る。俺より背が高いのでちょっと手足の長さが足りていないが、まあ仕方ないだろう。
「ふう、ようやく落ち着いたな……」
「そうだね」
ソファに座って一休みしていると、不意に眠気が襲ってきた。
今日も仕事があって疲れていた上に、風呂であんなことまでしたので、体力的にも精神的にもかなりヘトヘトだ。
「じゃあ、そろそろ寝ようか」
アルクはそう言うと、ベッドの方へ歩いていく。腕を引っ張られて、俺もついていった。
「うぅ……やっぱり一緒に寝るのか?」
「もちろんだよ」
アルクは笑顔で答えると、俺を抱き寄せた。そのまま倒れ込むようにして横になると、ぎゅっと抱き締められる。
「ちょ、待ってくれ……!」
「どうしたんだ?」
慌てる俺を見て、アルクが首を傾げた。
「その……恥ずかしいからさ……」
「何を言っているんだ?僕たちは恋人同士なんだから、別に構わないだろう?」
「それは、そうだけど……」
こんな風に密着されていては平常心ではいられない。それに、さっきまでの行為で身体がまだ火照っているのだ。そんな状態で抱き締められると、変な気分になってしまいそうだ。
「大丈夫だよ。何もしないから」
俺の心を見透かすように、アルクが微笑んでくる。そして、ゆっくりと目を閉じた。本当に眠るつもりらしい。
俺は興奮して眠れないかと心配していたが、アルクの体温を感じるうちにだんだん落ち着いてきた。アルクの温もりに包まれていると安心する……。
「おやすみ、真尋」
「ああ、おやすみ……」
俺も目を閉じると、すぐに睡魔が訪れる。心地よい疲労感もあって、いつの間にか眠りに落ちていった。
「え……?」
アルクが聞いてくるが、余裕がなくて答えられない。
「じゃあ、行くよ……」
アルクがそう言った瞬間、さらに強い力で握り込まれた。
「ひあっ……!」
あまりの強さに、一瞬意識が飛びかける。だが、そんなことはお構いなしにアルクが動かしてきた。
「ああ、すごいな……」
アルクが熱に浮かされたように呟く。一体何がすごいのか分からなかったが、そんなことを聞き返す余裕もない。
「あ、あぁ……っ!」
アルクは二人のモノを密着させている指を固定し、そのままゆっくりと腰を動かし始めた。とろとろ溢れ出しているお互いの先走りが塗り込まれていく。ぬるぬるとした感触に、快感がせり上がってきた。
「あっ、これ、やばいぃっ……」
「真尋……、もうイキそうだ……」
切羽詰まったアルクの声が聞こえる。パンパンに膨らんだそれは、もうすぐ絶頂を迎えようとしているようだ。
「ああ、俺も……っ!」
動きがどんどん早くなり、俺ももう限界だった。アルクの動きに合わせて、腰を振ってしまう。アルクもラストスパートのように激しく腰を動かした。
「ああっ、イクよ……真尋……っ!」
「あっ、俺もっ……あ、あ、あああ……っ!」
次の瞬間、俺たちはほぼ同時に達した。大量の精液が噴き出し、浴室の壁を汚していく。
信じられないほど気持ち良い。こんな感覚は生まれて初めてだ。
「はぁ……はぁ……」
絶頂を迎えた後も、余韻に浸りながら呆然としていた。今まで経験したことのない強烈な快楽に、完全に酔いしれてしまっていたのだ。
「はぁ……真尋……」
アルクは満足そうな表情を浮かべながら俺の肩を掴み、じっと見つめてくる。
「アルク……んっ……」
まだ息も整っていないうちに、唇を重ねられた。アルクの舌が入り込んできて口内を犯される。
「んむっ……ん……」
突然のことに驚きながらも、必死に受け止めた。アルクの舌は気持ち良くて、幸せな気分になってくる。
アルクの唾液が流れ込んでくるが、不思議と嫌な感じはしなかった。むしろ逆だ。もっともっと欲しくなってくる。
「ん……んんっ……」
気がつけば、夢中でアルクの唇を求めていた。アルクの首に手を回し、舌を深く絡め合う。蕩けるような感覚の中で、再び下半身に血が集まっていくのを感じた。
「ぷはっ……」
しばらくして、ようやく口を離す。離れてしまうのが名残惜しい。長い時間口を塞がれていたせいで息苦しいが、それでも離れたくないという欲求の方が勝っていた。
「真尋……」
アルクが耳元で囁いてくる。それすら心地良くて、身体の奥が疼いてしまった。
「ああ、アルク……気持ちいい……」
「ああ、僕もだよ」
アルクに抱きしめられる。身体中を包まれるような安心感を覚えた。
こんな風に誰かに甘えるなんて、今までの人生で一度もなかったことだ。
ずっとこうしていたかったが、そういうわけにもいかない。
「そろそろ出ないと風邪ひいちゃうな……」
「そうだね……」
俺の言葉に、アルクも同意する。このままだと本当に体調を崩しかねない。
「じゃあ、続きはまた後で……」
「ああ……」
シャワーを出して、互いの身体についた泡を流し合う。タオルで身体の水気を取り、浴室を出た。
アルクにもパジャマを貸してやり、二人でパジャマを着る。俺より背が高いのでちょっと手足の長さが足りていないが、まあ仕方ないだろう。
「ふう、ようやく落ち着いたな……」
「そうだね」
ソファに座って一休みしていると、不意に眠気が襲ってきた。
今日も仕事があって疲れていた上に、風呂であんなことまでしたので、体力的にも精神的にもかなりヘトヘトだ。
「じゃあ、そろそろ寝ようか」
アルクはそう言うと、ベッドの方へ歩いていく。腕を引っ張られて、俺もついていった。
「うぅ……やっぱり一緒に寝るのか?」
「もちろんだよ」
アルクは笑顔で答えると、俺を抱き寄せた。そのまま倒れ込むようにして横になると、ぎゅっと抱き締められる。
「ちょ、待ってくれ……!」
「どうしたんだ?」
慌てる俺を見て、アルクが首を傾げた。
「その……恥ずかしいからさ……」
「何を言っているんだ?僕たちは恋人同士なんだから、別に構わないだろう?」
「それは、そうだけど……」
こんな風に密着されていては平常心ではいられない。それに、さっきまでの行為で身体がまだ火照っているのだ。そんな状態で抱き締められると、変な気分になってしまいそうだ。
「大丈夫だよ。何もしないから」
俺の心を見透かすように、アルクが微笑んでくる。そして、ゆっくりと目を閉じた。本当に眠るつもりらしい。
俺は興奮して眠れないかと心配していたが、アルクの体温を感じるうちにだんだん落ち着いてきた。アルクの温もりに包まれていると安心する……。
「おやすみ、真尋」
「ああ、おやすみ……」
俺も目を閉じると、すぐに睡魔が訪れる。心地よい疲労感もあって、いつの間にか眠りに落ちていった。
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