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ダンジョンは地下深く
ダンジョンは地下深く
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名前:レーベルブリュームヒェン(前世:小見千夏おうみちか)
種族:エルフ
職種:魔王
レベル:10
HP:100
MP:360
筋力:14
耐久:400
機敏:250
魔力:100000
器用:1000
幸運:666
ユニークスキル:森の乙女
スキル:アイテムボックス・鑑定Lv2
称号:元深窓の乙女・偽りのエルフ・深淵の森の大古の魔王求愛拒絶中
ポイント:700
これが現在の私のステータス。
そして、私のダンジョンは現在地下深く、かなり深くにある。
周囲は先程のドラゴンさんが某ゴジ〇並みな火炎放射で焼け野原となり、かなり先の方に山々が見えるが森林と言う木々は何も無い。
尚崖下には海が見えるけどかなりな高度を保っており、このまま崖から降りる勇気は私には無い。
「アイツが来ると何時もこうなるんだよな」
何でも度重なる、と言うか重ね過ぎてしまったドラゴン災害まがいな行為により、現在アデルは重度なドラゴンさん嫌い状態に為って居るのだとか。
「一番最初に出会った時等、私のダンジョン周囲が黒焦げになってな。…暫くの間、食料確保に遠出をしたものだ」
つまり、今現在のこの場所の状態もそんな感じでしょうか…。
「そうなるな」
ごはん。
わたしのごはん…。
最も狩とか採取とかしないと、レベル1な状態だったから食べ物を上手く摂取出来るかどうか分からなかったけどね。
そもそもこの世界の動植物良く分からないし。
鑑定があるから毒物かどうかは見分けが付くか…いや、レベルが低いから動植物の名前だけ判明って事もあるかも知れない。
「飯なら当分の間は分けてやる」
「いいの!?」
「良いのも何も、彼奴が来る段階でこうなるってのは分かってるからな……」
あ~ドラゴン災害凄まじいって事ですよね。
あれ、という事は、
「最近は災害になって無かったの?」
「私のダンジョンがある場所には寄らせない様にして居たからな。そもそもアイツ、私のダンジョンには入ったら最後迄出て来れないし。一度入って泣き付いて来てから二度と入らなくなったんだよ」
「それって…」
「あのトカゲ、図体デカイだけで弱いから」
アデルが強いだけじゃなかろうか。
もしくはドラゴンさんが大き過ぎて壁に引っ掛かったり嵌ったりして出られなかったとか。
少なくともこの周辺黒焦げに為って居る辺り、私より強いと思うよ。
* * *
アデルが幾つかの食料を取り出して渡してくれたのでお礼を言って受け取り、即アイテムボックスへ入れる。生肉とかもあったから腐ると嫌だし、何より大事な食料に埃とか付けたくない。それと飲み水も頂いた。
生活用水も何もあのダンジョンには何も無いからね。
何せ王座らしきモノとステンドガラスしか無い空間だし。
川とか地下水とか後程見付けるなんなりしないと死活問題だよなぁ。魔王が病に掛かるか知らないけど、身綺麗にして置きたいからお風呂にも入りたいし。
今後考えて行かないといけない。
その後は一先ず自身が産まれたダンジョンへと帰る事にした。
アデルに急かされたことで焦って居たのでダンジョンを地下深くへ移動させてしまったのでどうしようと思って居たけど、アデルの助言で難なきを得た。要するに「地上まで通路を魔力を使用して作る」って事。
何とこの魔力、MPと表示がダブって居るのかなって思って居たけど、使用する用途が全く別物だったらしい。MPは文字通り火とか水とか風とかの魔法を作り出す事に使用するのだけど、魔力はダンジョンを作り出すのに使うのだとか。
どうりで多いと思ったよ数値。
さて、それならと魔力を使用して早速ダンジョンへ帰ろう。
延々続く階段だとキツイと思い、途中なだらかなカーブがある”滑り台”を細かく作って置いて置いたのだけど、正直……
絶叫系ジェットコースターみたいで……
面白かった!!
ひゃっふーっ!
真っ暗で怖いと思い、合間に明かりを作って置こうと一番コストが掛からなかった『ヒカリ苔』と言うのを壁に配置しておいたのだけど、(性能は名前のまんま薄ボンヤリと光っているだけって言う感じ)配置の仕方が悪かったのか視界が悪く、かえって迫力が増してしまった。
薄暗くて某ネズミーランドのスペー〇マウンテンみたいで面白かったんだよね。
迫力があって中々。
うん?ス○ースマウンテン面白くないって言う苦情は聞かないよ?
人それぞれだからね。私は好きだし。
絶叫と言うには少しだけスピードが物足りないけど。
それにしても滑り台の背景はコスト削減の為、ただのゴツゴツした土壁とか岩肌なので折角のスピード感が味わえなくて残念仕様。今度是非修正し、もっと地球産のジェットコースターっぽくしてみたいな。勿論安全装置なんて無しで。だってココはダンジョンだもん。
自分が楽しむ遊園地作ってどうするんだって話だよね。
でも折角だからちょっとは楽しみたいな。
そして何故かダンジョンの奥地まで付いて来たアデルは………
滑り台の一番下、白目向いて数分程倒れてた。
尚蜘蛛の足はぴくぴく痙攣していてちょっと怖かったです。
種族:エルフ
職種:魔王
レベル:10
HP:100
MP:360
筋力:14
耐久:400
機敏:250
魔力:100000
器用:1000
幸運:666
ユニークスキル:森の乙女
スキル:アイテムボックス・鑑定Lv2
称号:元深窓の乙女・偽りのエルフ・深淵の森の大古の魔王求愛拒絶中
ポイント:700
これが現在の私のステータス。
そして、私のダンジョンは現在地下深く、かなり深くにある。
周囲は先程のドラゴンさんが某ゴジ〇並みな火炎放射で焼け野原となり、かなり先の方に山々が見えるが森林と言う木々は何も無い。
尚崖下には海が見えるけどかなりな高度を保っており、このまま崖から降りる勇気は私には無い。
「アイツが来ると何時もこうなるんだよな」
何でも度重なる、と言うか重ね過ぎてしまったドラゴン災害まがいな行為により、現在アデルは重度なドラゴンさん嫌い状態に為って居るのだとか。
「一番最初に出会った時等、私のダンジョン周囲が黒焦げになってな。…暫くの間、食料確保に遠出をしたものだ」
つまり、今現在のこの場所の状態もそんな感じでしょうか…。
「そうなるな」
ごはん。
わたしのごはん…。
最も狩とか採取とかしないと、レベル1な状態だったから食べ物を上手く摂取出来るかどうか分からなかったけどね。
そもそもこの世界の動植物良く分からないし。
鑑定があるから毒物かどうかは見分けが付くか…いや、レベルが低いから動植物の名前だけ判明って事もあるかも知れない。
「飯なら当分の間は分けてやる」
「いいの!?」
「良いのも何も、彼奴が来る段階でこうなるってのは分かってるからな……」
あ~ドラゴン災害凄まじいって事ですよね。
あれ、という事は、
「最近は災害になって無かったの?」
「私のダンジョンがある場所には寄らせない様にして居たからな。そもそもアイツ、私のダンジョンには入ったら最後迄出て来れないし。一度入って泣き付いて来てから二度と入らなくなったんだよ」
「それって…」
「あのトカゲ、図体デカイだけで弱いから」
アデルが強いだけじゃなかろうか。
もしくはドラゴンさんが大き過ぎて壁に引っ掛かったり嵌ったりして出られなかったとか。
少なくともこの周辺黒焦げに為って居る辺り、私より強いと思うよ。
* * *
アデルが幾つかの食料を取り出して渡してくれたのでお礼を言って受け取り、即アイテムボックスへ入れる。生肉とかもあったから腐ると嫌だし、何より大事な食料に埃とか付けたくない。それと飲み水も頂いた。
生活用水も何もあのダンジョンには何も無いからね。
何せ王座らしきモノとステンドガラスしか無い空間だし。
川とか地下水とか後程見付けるなんなりしないと死活問題だよなぁ。魔王が病に掛かるか知らないけど、身綺麗にして置きたいからお風呂にも入りたいし。
今後考えて行かないといけない。
その後は一先ず自身が産まれたダンジョンへと帰る事にした。
アデルに急かされたことで焦って居たのでダンジョンを地下深くへ移動させてしまったのでどうしようと思って居たけど、アデルの助言で難なきを得た。要するに「地上まで通路を魔力を使用して作る」って事。
何とこの魔力、MPと表示がダブって居るのかなって思って居たけど、使用する用途が全く別物だったらしい。MPは文字通り火とか水とか風とかの魔法を作り出す事に使用するのだけど、魔力はダンジョンを作り出すのに使うのだとか。
どうりで多いと思ったよ数値。
さて、それならと魔力を使用して早速ダンジョンへ帰ろう。
延々続く階段だとキツイと思い、途中なだらかなカーブがある”滑り台”を細かく作って置いて置いたのだけど、正直……
絶叫系ジェットコースターみたいで……
面白かった!!
ひゃっふーっ!
真っ暗で怖いと思い、合間に明かりを作って置こうと一番コストが掛からなかった『ヒカリ苔』と言うのを壁に配置しておいたのだけど、(性能は名前のまんま薄ボンヤリと光っているだけって言う感じ)配置の仕方が悪かったのか視界が悪く、かえって迫力が増してしまった。
薄暗くて某ネズミーランドのスペー〇マウンテンみたいで面白かったんだよね。
迫力があって中々。
うん?ス○ースマウンテン面白くないって言う苦情は聞かないよ?
人それぞれだからね。私は好きだし。
絶叫と言うには少しだけスピードが物足りないけど。
それにしても滑り台の背景はコスト削減の為、ただのゴツゴツした土壁とか岩肌なので折角のスピード感が味わえなくて残念仕様。今度是非修正し、もっと地球産のジェットコースターっぽくしてみたいな。勿論安全装置なんて無しで。だってココはダンジョンだもん。
自分が楽しむ遊園地作ってどうするんだって話だよね。
でも折角だからちょっとは楽しみたいな。
そして何故かダンジョンの奥地まで付いて来たアデルは………
滑り台の一番下、白目向いて数分程倒れてた。
尚蜘蛛の足はぴくぴく痙攣していてちょっと怖かったです。
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