ファッション選び

花乃

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暖かいコートでコーヒー

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田舎にある町の服屋さん。
町にもいくつも店舗を構えるお店だ。
「このコートかわいい」
私はふわふわしたダウンのコートを手にした。
あたたかいコートだった。メールの音がした。スマホを見ると姉のナナからだった。
「ごめん。コーディネートしてもらえない。告白したい男性がいる」以前ナナは彼氏とケンカした時に佳苗にコーディネートしてもらった。仲直りできた。今では仲が良い友達だ。「選んでくれなきゃ恋するコーディネート。噂を流しちゃうよ」噂を流されるのは何とか食い止めないと、わたしの私生活がメチャクチャになるじゃない。恋の悩みを言われるのはお姉ちゃんだけで精一杯だよー。
「お姉ちゃん、今回だけだよ。」
「佳苗かわいくなったじゃん」わたしは自分用にコートを買った。お姉ちゃんはカジュアル量販店の服屋にいる。私のいる駅前から歩いてすぐだ。お姉ちゃんはワントーンコーディネートで来ていた。落ち込んだ日は一色でコーディネートするお姉ちゃんだった。私は「さっき、買った服だよ」服を開いてみせた。かわいい赤いカラーだった。お姉ちゃんはにっこりした。「あんたに頼んでよかったわ。私にも恋するコーディネートをしてちょうだい。」黒をベースとしたコーディネートだった。私はスカートを選んだ。きれいなブルーでロングスカート。
いつもパンツスタイルの姉には新鮮なスカート。「これで告白してみるわ」次の日姉はデートに行った。告白は実ったみたいだ。
わたしは、あったかコートをコンビニのイスに忘れてしまった。店員さんが急いで外まで私に来てくれた。着せてくれた店員さんはイケメンで恋心がうずいた。手にはコーヒーがあったから一人ではコートを着れなかった。七海さん、名札から名前を読んだ。自然と口に出た。コートが暖かすぎたみたいで顔がほてった。
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