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王立魔術院編
第12話
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殿下達とのお茶会の後客間に戻ってきた自分は今までの疲れがでていたので早々に夢の世界に旅立つ事に
寝る直前に明日は午後から服の打ち合わせがあるだけなので、ゆっくり寝てていいとメイドのミシュリーさんに教えてもらったので、遠慮無く惰眠を貪る事にした訳であるが…
何でずっと居るんでしょうかね、ミシュリーさん?
お気になさらずとニコニコしてるのが何か怖いんですが…
とは言え疲れからの睡魔には勝てなかったので、すぐに夢の世界に旅立っていった
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
目が覚めた
目が合った
何を言っているか判らないと思うが、自分でも判らない
ちなみに尻尾が邪魔で仰向けに寝れなかったので横を向いて寝ていた訳なのだが、目が覚めたら人様にはあまりお見せできない、だらしない顔をした女性と目が合った
ベットサイドに屈んで居た女性は、何事も無かったように立ち上がり、先ほどのだらしない顔はどこえやら、キリリとした顔になっている
服装からしてミシュリーさんの同僚のメイドさんらしい
「おはようございますランディ様、お着替えをお持ちいたしました」
「あ、ありがとう」
目が合ってからの一連の流れに呆気にとられていたが、何とか返事できた自分を褒めて欲しい
衝撃的な寝起きのために若干頭がぼんやりしているが、のそのそとベットから這い出す
ちなみにベットがダブルベット位のサイズがあって、さすがに王宮だなと驚いたけど、これでも最低限のゲストルームらしい
で、先ほどのメイドさんだけど何故か退室してくれない
着替えを置いたワゴンの傍で待機している
えーコレは『お着替えお手伝いします』ってヤツですか?
こちとら元子爵家とは言え三男坊ですから1人でやってましたから…
っと言い出せないほどメイドさんの目が期待に満ちております
ついでに鼻息もちょっと荒くてコワいです
クールビューティー系なのに残念だよメイドさん!
空気を読んで、着替えを手伝ってもらい居間で遅い朝食……ちょっと早い昼食を頂いてから、お茶を用意してもらい仕立屋が来るのを待っている
何でも今回はミシュリーさんが御贔屓にしている仕立屋さんが来るらしい
ミシュリーさん、メイドとして働いているけどセロフトス伯爵家の奥様なんだよね
セロフトス伯爵家の紹介する仕立屋だから、安心して欲しいと言われてなんだか気を遣わせすぎて申し訳ないと思うのは、きっと前世の記憶が日本人だった影響だと思う
しばらくしてミシュリーさんが仕立屋の2人を連れてきた
1人はいかにも助手というような小柄な女性
問題はもう1人、デカいのだ
具体的には180cmぐらいあるだろうか?
「初めまして、ランドラゴン準男爵様、私仕立屋を営んでいますミネアと申します、以後お見知りおきを」
「こちらこそよろしくお願いします」
自分を恐れる様子者無く朗らかに挨拶をしてくるミネアさん
小さくなったため見上げるようにして挨拶を交わす
正直女性の衣類には全くよくわからないけれど、青いマーメイドラインぽいドレスが大柄の彼女には良く映える
「そしてこちらが、助手を務める……」
促されて小柄な女性の方を見ると、ばっちり目があってしまった
「ひっひぃ、たっ助け……」
瞬間恐ろしいほどの殺気が立ち上り自分も動けなくなる
「失礼しました、どうやらこの子は具合が悪いようですね。すぐに下がらせますので」
「・・・・・・・そうですねわね、ルーミィその方のご案内をよろしく」
「かしこまりました」
有無を言わさず連行されて扉の外に消えていく助手さん
あの残念メイドさんはルーミィさんというのか
「さぁさぁ、私今日を楽しみにしていましたのよ。まずは採寸をして服の打ち合わせをいたしましょか」
「えぇ、そうしましょうルーミィもすぐに戻ってきますので、戻り次第始めましょうか」
現実逃避をしようとしたら速攻で戻されました
さっきの殺気といい、2人とも目がコワい
コレは逆らっちゃいけんヤツだ
何事も無かったようにルーミィさんも戻ってきて参加
裸にひんむかれて全部測られました…
その後はお茶を交えつつ服の打ち合わせ
3人がヒートアップしてどう考えても高位貴族が着るようなランクの物になりそうだったので流石に止めた
とりあえず式典用に、準男爵が着るような標準的な生地で1着、後は普段使い出来る物と、演習なので激しく動くので丈夫な生地の物を数点お願いした
9日後の式典用のを最優先にしてもらうので、当分シャツとローブのお世話になるらしい
寝る直前に明日は午後から服の打ち合わせがあるだけなので、ゆっくり寝てていいとメイドのミシュリーさんに教えてもらったので、遠慮無く惰眠を貪る事にした訳であるが…
何でずっと居るんでしょうかね、ミシュリーさん?
お気になさらずとニコニコしてるのが何か怖いんですが…
とは言え疲れからの睡魔には勝てなかったので、すぐに夢の世界に旅立っていった
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
目が覚めた
目が合った
何を言っているか判らないと思うが、自分でも判らない
ちなみに尻尾が邪魔で仰向けに寝れなかったので横を向いて寝ていた訳なのだが、目が覚めたら人様にはあまりお見せできない、だらしない顔をした女性と目が合った
ベットサイドに屈んで居た女性は、何事も無かったように立ち上がり、先ほどのだらしない顔はどこえやら、キリリとした顔になっている
服装からしてミシュリーさんの同僚のメイドさんらしい
「おはようございますランディ様、お着替えをお持ちいたしました」
「あ、ありがとう」
目が合ってからの一連の流れに呆気にとられていたが、何とか返事できた自分を褒めて欲しい
衝撃的な寝起きのために若干頭がぼんやりしているが、のそのそとベットから這い出す
ちなみにベットがダブルベット位のサイズがあって、さすがに王宮だなと驚いたけど、これでも最低限のゲストルームらしい
で、先ほどのメイドさんだけど何故か退室してくれない
着替えを置いたワゴンの傍で待機している
えーコレは『お着替えお手伝いします』ってヤツですか?
こちとら元子爵家とは言え三男坊ですから1人でやってましたから…
っと言い出せないほどメイドさんの目が期待に満ちております
ついでに鼻息もちょっと荒くてコワいです
クールビューティー系なのに残念だよメイドさん!
空気を読んで、着替えを手伝ってもらい居間で遅い朝食……ちょっと早い昼食を頂いてから、お茶を用意してもらい仕立屋が来るのを待っている
何でも今回はミシュリーさんが御贔屓にしている仕立屋さんが来るらしい
ミシュリーさん、メイドとして働いているけどセロフトス伯爵家の奥様なんだよね
セロフトス伯爵家の紹介する仕立屋だから、安心して欲しいと言われてなんだか気を遣わせすぎて申し訳ないと思うのは、きっと前世の記憶が日本人だった影響だと思う
しばらくしてミシュリーさんが仕立屋の2人を連れてきた
1人はいかにも助手というような小柄な女性
問題はもう1人、デカいのだ
具体的には180cmぐらいあるだろうか?
「初めまして、ランドラゴン準男爵様、私仕立屋を営んでいますミネアと申します、以後お見知りおきを」
「こちらこそよろしくお願いします」
自分を恐れる様子者無く朗らかに挨拶をしてくるミネアさん
小さくなったため見上げるようにして挨拶を交わす
正直女性の衣類には全くよくわからないけれど、青いマーメイドラインぽいドレスが大柄の彼女には良く映える
「そしてこちらが、助手を務める……」
促されて小柄な女性の方を見ると、ばっちり目があってしまった
「ひっひぃ、たっ助け……」
瞬間恐ろしいほどの殺気が立ち上り自分も動けなくなる
「失礼しました、どうやらこの子は具合が悪いようですね。すぐに下がらせますので」
「・・・・・・・そうですねわね、ルーミィその方のご案内をよろしく」
「かしこまりました」
有無を言わさず連行されて扉の外に消えていく助手さん
あの残念メイドさんはルーミィさんというのか
「さぁさぁ、私今日を楽しみにしていましたのよ。まずは採寸をして服の打ち合わせをいたしましょか」
「えぇ、そうしましょうルーミィもすぐに戻ってきますので、戻り次第始めましょうか」
現実逃避をしようとしたら速攻で戻されました
さっきの殺気といい、2人とも目がコワい
コレは逆らっちゃいけんヤツだ
何事も無かったようにルーミィさんも戻ってきて参加
裸にひんむかれて全部測られました…
その後はお茶を交えつつ服の打ち合わせ
3人がヒートアップしてどう考えても高位貴族が着るようなランクの物になりそうだったので流石に止めた
とりあえず式典用に、準男爵が着るような標準的な生地で1着、後は普段使い出来る物と、演習なので激しく動くので丈夫な生地の物を数点お願いした
9日後の式典用のを最優先にしてもらうので、当分シャツとローブのお世話になるらしい
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