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うん、決めた!
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「んぐ、んぐ……」
「じゃあもうそろそろ僕は帰りますね」
「ぷはぁ……そ、そうか、また明日な……」
最近、依頼が終わり僕が帰ろうとするとクレアさんが凄く寂しそうな顔をする。
「それじゃあおやすみなさい」
「あぁ、お、おやすみ……レオ」
後ろ髪を引かれる思いでクレアさんの元を後にし自分の宿に帰る。
クレアさん…… いっそクレアさんと同じ宿を取ろうかな? 最近はお金に余裕もあるし…… いや、贅沢をしたらあっという間にお金が無くなってしまう。
クレアさんが宿のグレードを落としてくれれば僕も…… 明日ちょっとクレアさんと相談してみるか。
そして次の日……
「今日はどんな依頼にする?」
「そうですね…… その前にクレアさん、宿を変える気はないですか?」
「宿~? う~ん…… あそこの宿は気に入ってるからなぁ」
「そうですか…… じゃあ無理ですね」
「ん? 何がだ?」
僕は、最近クレアさんが寂しそうだからとは言わなかったが、クレアさんと同じ宿にすれば帰る時間を気にしなくて済む事、でもクレアさんが泊まっている宿だとお金がかかり大変だから諦めた事を所々ぼかしながら伝えると……
「レオ…… 私がいないと寂しくて眠れないのか…… 貧乏だったから私達のお金の心配も…… 本当にレオは可愛いやつだな……ブツブツ……」
「あの…… 1人でブツブツ言ってどうしたんですか?」
「いや…… うん、決めた! レオは何も心配いらないぞ! わははっ!」
何だか分からないが…… クレアさんの笑顔を見ているとちょっと不安になってきた。
僕の思いはちゃんと伝わったのかな?
とりあえず依頼を受ける前の打ち合わせの続きに戻り、今日は昼くらいに終わりそうな簡単な依頼を受ける事となった。
「レオ!」
「はい!」
バフをかけクレアさんを援護する。
暴れトカゲの小さな群れはクレアさんの能力を使うまでもなく一蹴された。
「レオとパーティーを組んでから調子がいいな! ありがとなレオ!」
「そ、そんな……こちらこそありがとうございます」
「さて、今日は忙しいし早く帰るか!」
「……忙しい? あっ、待って下さい!」
まだ昼前だがあっという間に依頼達成した僕達は、いつものように手を繋ぎながらギルドへと戻り報酬を受け取った。
「じゃあ私は急ぐから! 夜にいつもの酒場で待ち合わせな?」
「お、おつかれさ…… あぁ、行っちゃった……」
何を急いでいたんだろう? 別れの挨拶が済む前にクレアさんは走っていなくなってしまった。
僕は…… 備品を補充するために買い物にでも行くかな?
携帯食が無くなりそうだったな、あっ、あと解体用のナイフを研ぐ砥石も必要だ。
『お徳用! ごくうす! ぱぴぷぺオリジナル♥️』
インチキくさい名前だけど少し安いしいっぱい入ってる! もしもの時が結構訪れるから……買っておこう。
あとは街をブラブラして良さそうな装備がないか見たり、使えそうな道具がないか探して時間を潰し、夜になって酒場に行くと
「レオ~! こっちだぞ~!」
先に酒場に着いていたクレアさんが僕を見つけ笑顔で手を振っている。
「お待たせしました…… どうしたんですかクレアさん、良いことでもあったんですか?」
僕の顔を見てニコニコしている…… 戦っている時のクレアさんも凛々しくて素敵だけど、笑顔のクレアさんはもっと素敵だなぁ、なんて思いながら尋ねてみる。
「ふっふっふ…… 喜べレオ!」
「な、何ですか?」
「私達の拠点となる家を買ってきた! これでレオが寂しい思いをしなくて済むぞ!」
「きょ、拠点!? 寂しい!?」
な、何を言っているんだクレアさんは? 拠点って事は僕達のパーティーの…… しかも家!? えっ、それって……
「私と宿が別々で寂しくて夜も眠れないレオのために良さそうな物件を急いで見つけてきたんだ! 家具もほとんど揃っているからすぐに住めるぞ?」
「ちょ、ちょっと待って下さい!! それって僕達が一緒に住むって事ですか!? いくらパーティーメンバーでもそれはマズイですよ!」
「何を遠慮してるんだ、パーティーメンバーだからこそ常に一緒にいたっておかしくないじゃないか! それに私だって家事くらいちゃんと出来るぞ?」
家事とかそういう事じゃなくて、パーティーメンバーとはいえ男と女、一緒に暮らすと間違って一線を…… あっ、『発情』でもう一線は越えてたんだ。
う~ん…… たしかにパーティーみんなで暮らしている所もあったよな……
「宿代だって浮くし自炊をすれば食事代だって浮く、お金の心配も減るぞ?」
僕もクレアさんも宿代がかからないのは魅力的だ…… もう買っちゃったみたいだし……
「じゃあ……お世話になります」
「ふふふっ、じゃあ私達の拠点を確保出来た祝いだ! 今日は飲むぞ~!」
「今日もじゃないですか!」
「あははっ! んぐ、んぐ、んぐ…… ぷっはぁ~~!! 別に細かい事はいいじゃないか!」
「もう…… 飲み過ぎはダメですよ?」
「はぁ~い! わははははっ!!」
かなり上機嫌でグビグビとお酒を飲むクレアさんを呆れながら見つつ、そんなクレアさんの笑顔につられ、僕も自然と笑顔になった。
「くぅぅ~、美味い! あははっ、楽しいなレオ!」
「じゃあもうそろそろ僕は帰りますね」
「ぷはぁ……そ、そうか、また明日な……」
最近、依頼が終わり僕が帰ろうとするとクレアさんが凄く寂しそうな顔をする。
「それじゃあおやすみなさい」
「あぁ、お、おやすみ……レオ」
後ろ髪を引かれる思いでクレアさんの元を後にし自分の宿に帰る。
クレアさん…… いっそクレアさんと同じ宿を取ろうかな? 最近はお金に余裕もあるし…… いや、贅沢をしたらあっという間にお金が無くなってしまう。
クレアさんが宿のグレードを落としてくれれば僕も…… 明日ちょっとクレアさんと相談してみるか。
そして次の日……
「今日はどんな依頼にする?」
「そうですね…… その前にクレアさん、宿を変える気はないですか?」
「宿~? う~ん…… あそこの宿は気に入ってるからなぁ」
「そうですか…… じゃあ無理ですね」
「ん? 何がだ?」
僕は、最近クレアさんが寂しそうだからとは言わなかったが、クレアさんと同じ宿にすれば帰る時間を気にしなくて済む事、でもクレアさんが泊まっている宿だとお金がかかり大変だから諦めた事を所々ぼかしながら伝えると……
「レオ…… 私がいないと寂しくて眠れないのか…… 貧乏だったから私達のお金の心配も…… 本当にレオは可愛いやつだな……ブツブツ……」
「あの…… 1人でブツブツ言ってどうしたんですか?」
「いや…… うん、決めた! レオは何も心配いらないぞ! わははっ!」
何だか分からないが…… クレアさんの笑顔を見ているとちょっと不安になってきた。
僕の思いはちゃんと伝わったのかな?
とりあえず依頼を受ける前の打ち合わせの続きに戻り、今日は昼くらいに終わりそうな簡単な依頼を受ける事となった。
「レオ!」
「はい!」
バフをかけクレアさんを援護する。
暴れトカゲの小さな群れはクレアさんの能力を使うまでもなく一蹴された。
「レオとパーティーを組んでから調子がいいな! ありがとなレオ!」
「そ、そんな……こちらこそありがとうございます」
「さて、今日は忙しいし早く帰るか!」
「……忙しい? あっ、待って下さい!」
まだ昼前だがあっという間に依頼達成した僕達は、いつものように手を繋ぎながらギルドへと戻り報酬を受け取った。
「じゃあ私は急ぐから! 夜にいつもの酒場で待ち合わせな?」
「お、おつかれさ…… あぁ、行っちゃった……」
何を急いでいたんだろう? 別れの挨拶が済む前にクレアさんは走っていなくなってしまった。
僕は…… 備品を補充するために買い物にでも行くかな?
携帯食が無くなりそうだったな、あっ、あと解体用のナイフを研ぐ砥石も必要だ。
『お徳用! ごくうす! ぱぴぷぺオリジナル♥️』
インチキくさい名前だけど少し安いしいっぱい入ってる! もしもの時が結構訪れるから……買っておこう。
あとは街をブラブラして良さそうな装備がないか見たり、使えそうな道具がないか探して時間を潰し、夜になって酒場に行くと
「レオ~! こっちだぞ~!」
先に酒場に着いていたクレアさんが僕を見つけ笑顔で手を振っている。
「お待たせしました…… どうしたんですかクレアさん、良いことでもあったんですか?」
僕の顔を見てニコニコしている…… 戦っている時のクレアさんも凛々しくて素敵だけど、笑顔のクレアさんはもっと素敵だなぁ、なんて思いながら尋ねてみる。
「ふっふっふ…… 喜べレオ!」
「な、何ですか?」
「私達の拠点となる家を買ってきた! これでレオが寂しい思いをしなくて済むぞ!」
「きょ、拠点!? 寂しい!?」
な、何を言っているんだクレアさんは? 拠点って事は僕達のパーティーの…… しかも家!? えっ、それって……
「私と宿が別々で寂しくて夜も眠れないレオのために良さそうな物件を急いで見つけてきたんだ! 家具もほとんど揃っているからすぐに住めるぞ?」
「ちょ、ちょっと待って下さい!! それって僕達が一緒に住むって事ですか!? いくらパーティーメンバーでもそれはマズイですよ!」
「何を遠慮してるんだ、パーティーメンバーだからこそ常に一緒にいたっておかしくないじゃないか! それに私だって家事くらいちゃんと出来るぞ?」
家事とかそういう事じゃなくて、パーティーメンバーとはいえ男と女、一緒に暮らすと間違って一線を…… あっ、『発情』でもう一線は越えてたんだ。
う~ん…… たしかにパーティーみんなで暮らしている所もあったよな……
「宿代だって浮くし自炊をすれば食事代だって浮く、お金の心配も減るぞ?」
僕もクレアさんも宿代がかからないのは魅力的だ…… もう買っちゃったみたいだし……
「じゃあ……お世話になります」
「ふふふっ、じゃあ私達の拠点を確保出来た祝いだ! 今日は飲むぞ~!」
「今日もじゃないですか!」
「あははっ! んぐ、んぐ、んぐ…… ぷっはぁ~~!! 別に細かい事はいいじゃないか!」
「もう…… 飲み過ぎはダメですよ?」
「はぁ~い! わははははっ!!」
かなり上機嫌でグビグビとお酒を飲むクレアさんを呆れながら見つつ、そんなクレアさんの笑顔につられ、僕も自然と笑顔になった。
「くぅぅ~、美味い! あははっ、楽しいなレオ!」
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