3 / 15
私の夢とロロイ様
しおりを挟む
クラスは、男性と女性に別れて2クラスあり、午後からは科ごとに別れて授業を受けます。
中でも優秀な方は、生徒会に入るそうですが、入学したての1年生には関係ありませんわね。
「おはようございます、リーファ様」
「様はいりませんわ、ルミーナ様。私達、もうお友達でしょう?」
パーティーで知り合いになり、それから親しくして頂いてます。
「では、私もルミーナと。ね、リーファは王都暮らしが長いのでしょう?私、領地にずっと住んでいるので、この辺は殆ど知りませんの。お勧めの店等、宜しかったら案内して下さる?」
「勿論、いいですわ!実は新しくオープンしたスイーツ店のパフェが絶品で」
「まあ!楽しみですわ!」
リーファ様は、栗色の髪に、翡翠色の瞳のとても可愛らしい方です。婚約者は騎士団長の子息で、ご本人も、とても強い方のようです。とても仲睦まじくて、お似合いの二人ですわ。
女生徒の殆どは淑女科で、魔法科や騎士科の生徒はとても少ないです。
普通科に行かれる方は、もっと勉学を掘り下げて学ぶ事が出来るので、将来、商売や領地経営に携わるので、一定数いらっしゃいます。
エマニエル家は魔法の名家。同じくハウゼン家も魔法の名家なので、魔法科以外の選択肢はあり得ません。
ましてやお父様は魔法師団の長官。ですからそれ以外の選択肢などなかったのです。
けれど、魔法を学び、自在に操れるようになる事は、とても楽しいです。将来も、どんな形にせよ魔法と関わって行きたいですわ。
最近の私の楽しみは、図書館に通う事。魔石にルーン文字を刻み、誰にでも魔法が扱えるようにする事。魔道具に関する知識。図書館には実家にもなかった本がたくさんあります!
この2年で、魔法に関する全ての書籍を読みたいですわ。
いつものように借りる為の本を集めていると、話し声が聞こえてきました。図書館でお喋りは他の方の迷惑になりますわ。
でも…聞き覚えのある声。ロロイ様?
どなたかと一緒なのでしょうか。甘い、媚びを売るような話し方。
本棚の影からこっそり覗くと、ロロイ様の腕に胸を押し付けるような姿勢で、勉強を教わるピンクの髪…
「ロロイ様…その方は」
「あ…ルミーナ。ええと、マリアナは、平民の学校から転入してきたんだ…だから勉強が出来なくて、ついて行けるように教えてあげたくて」
「そう…なのですか?でも平民の方は学園には…」
「マリアナは、ケント男爵の婚外子で、今までは平民として暮らしてきたんだ。何も悪い事をしていた訳じゃない。それともルミーナは、この程度で不貞を疑うのか?」
いつになく強い口調で言われ、驚きました…そんな表情もなさるのですね…
「いえ、早く慣れると良いですわね」
いたたまれなくて、手にした本だけを持って図書館から出て…思いの他ショックを受けた事にも驚きました。
中でも優秀な方は、生徒会に入るそうですが、入学したての1年生には関係ありませんわね。
「おはようございます、リーファ様」
「様はいりませんわ、ルミーナ様。私達、もうお友達でしょう?」
パーティーで知り合いになり、それから親しくして頂いてます。
「では、私もルミーナと。ね、リーファは王都暮らしが長いのでしょう?私、領地にずっと住んでいるので、この辺は殆ど知りませんの。お勧めの店等、宜しかったら案内して下さる?」
「勿論、いいですわ!実は新しくオープンしたスイーツ店のパフェが絶品で」
「まあ!楽しみですわ!」
リーファ様は、栗色の髪に、翡翠色の瞳のとても可愛らしい方です。婚約者は騎士団長の子息で、ご本人も、とても強い方のようです。とても仲睦まじくて、お似合いの二人ですわ。
女生徒の殆どは淑女科で、魔法科や騎士科の生徒はとても少ないです。
普通科に行かれる方は、もっと勉学を掘り下げて学ぶ事が出来るので、将来、商売や領地経営に携わるので、一定数いらっしゃいます。
エマニエル家は魔法の名家。同じくハウゼン家も魔法の名家なので、魔法科以外の選択肢はあり得ません。
ましてやお父様は魔法師団の長官。ですからそれ以外の選択肢などなかったのです。
けれど、魔法を学び、自在に操れるようになる事は、とても楽しいです。将来も、どんな形にせよ魔法と関わって行きたいですわ。
最近の私の楽しみは、図書館に通う事。魔石にルーン文字を刻み、誰にでも魔法が扱えるようにする事。魔道具に関する知識。図書館には実家にもなかった本がたくさんあります!
この2年で、魔法に関する全ての書籍を読みたいですわ。
いつものように借りる為の本を集めていると、話し声が聞こえてきました。図書館でお喋りは他の方の迷惑になりますわ。
でも…聞き覚えのある声。ロロイ様?
どなたかと一緒なのでしょうか。甘い、媚びを売るような話し方。
本棚の影からこっそり覗くと、ロロイ様の腕に胸を押し付けるような姿勢で、勉強を教わるピンクの髪…
「ロロイ様…その方は」
「あ…ルミーナ。ええと、マリアナは、平民の学校から転入してきたんだ…だから勉強が出来なくて、ついて行けるように教えてあげたくて」
「そう…なのですか?でも平民の方は学園には…」
「マリアナは、ケント男爵の婚外子で、今までは平民として暮らしてきたんだ。何も悪い事をしていた訳じゃない。それともルミーナは、この程度で不貞を疑うのか?」
いつになく強い口調で言われ、驚きました…そんな表情もなさるのですね…
「いえ、早く慣れると良いですわね」
いたたまれなくて、手にした本だけを持って図書館から出て…思いの他ショックを受けた事にも驚きました。
613
あなたにおすすめの小説
これが普通なら、獣人と結婚したくないわ~王女様は復讐を始める~
黒鴉そら
ファンタジー
「私には心から愛するテレサがいる。君のような偽りの愛とは違う、魂で繋がった番なのだ。君との婚約は破棄させていただこう!」
自身の成人を祝う誕生パーティーで婚約破棄を申し出た王子と婚約者と番と、それを見ていた第三者である他国の姫のお話。
全然関係ない第三者がおこなっていく復讐?
そこまでざまぁ要素は強くないです。
最後まで書いているので更新をお待ちください。6話で完結の短編です。
婚約破棄でみんな幸せ!~嫌われ令嬢の円満婚約解消術~
春野こもも
恋愛
わたくしの名前はエルザ=フォーゲル、16才でございます。
6才の時に初めて顔をあわせた婚約者のレオンハルト殿下に「こんな醜女と結婚するなんて嫌だ! 僕は大きくなったら好きな人と結婚したい!」と言われてしまいました。そんな殿下に憤慨する家族と使用人。
14歳の春、学園に転入してきた男爵令嬢と2人で、人目もはばからず仲良く歩くレオンハルト殿下。再び憤慨するわたくしの愛する家族や使用人の心の安寧のために、エルザは円満な婚約解消を目指します。そのために作成したのは「婚約破棄承諾書」。殿下と男爵令嬢、お二人に愛を育んでいただくためにも、後はレオンハルト殿下の署名さえいただければみんな幸せ婚約破棄が成立します!
前編・後編の全2話です。残酷描写は保険です。
【小説家になろうデイリーランキング1位いただきました――2019/6/17】
忖度令嬢、忖度やめて最強になる
ハートリオ
恋愛
エクアは13才の伯爵令嬢。
5才年上の婚約者アーテル侯爵令息とは上手くいっていない。
週末のお茶会を頑張ろうとは思うもののアーテルの態度はいつも上の空。
そんなある週末、エクアは自分が裏切られていることを知り――
忖度ばかりして来たエクアは忖度をやめ、思いをぶちまける。
そんなエクアをキラキラした瞳で見る人がいた。
中世風異世界でのお話です。
2話ずつ投稿していきたいですが途切れたらネット環境まごついていると思ってください。
【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない
朝日みらい
恋愛
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。
とある伯爵の憂鬱
如月圭
恋愛
マリアはスチュワート伯爵家の一人娘で、今年、十八才の王立高等学校三年生である。マリアの婚約者は、近衛騎士団の副団長のジル=コーナー伯爵で金髪碧眼の美丈夫で二十五才の大人だった。そんなジルは、国王の第二王女のアイリーン王女殿下に気に入られて、王女の護衛騎士の任務をしてた。そのせいで、婚約者のマリアにそのしわ寄せが来て……。
能ある妃は身分を隠す
赤羽夕夜
恋愛
セラス・フィーは異国で勉学に励む為に、学園に通っていた。――がその卒業パーティーの日のことだった。
言われもない罪でコンペーニュ王国第三王子、アレッシオから婚約破棄を大体的に告げられる。
全てにおいて「身に覚えのない」セラスは、反論をするが、大衆を前に恥を掻かせ、利益を得ようとしか思っていないアレッシオにどうするべきかと、考えているとセラスの前に現れたのは――。
【完結】お父様の再婚相手は美人様
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
シャルルの父親が子連れと再婚した!
二人は美人親子で、当主であるシャルルをあざ笑う。
でもこの国では、美人だけではどうにもなりませんよ。
婚約者は無神経な転生悪役令嬢に夢中のようです
宝月 蓮
恋愛
乙女ゲームのモブに転生したマーヤ。目の前にいる婚約者はそのゲームの攻略対象だった。しかし婚約者は悪役令嬢に救われたようで、マーヤそっちのけで悪役令嬢に夢中。おまけに攻略対象達に囲まれている悪役令嬢も転生者で、何だか無神経発言ばかりで少しモヤモヤしていしまうマーヤ。そんな中、マーヤはゲームには関係ない隣国の公爵令息と仲良くなり……!?
小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる