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第167話 対策会議
しおりを挟む「俺んところは、まあぼちぼちって感じで収まっては来てるな!」
「私のところだと、もうほとんど居ないですね!」
「それじゃあ残るは、俺の配信だけって事ですよね?はぁぁ、一向に収まる気配は無いんですけど、どうしようかな。」
腹一さんが用意してくれた朝食を食べながら、俺達は話し合いを進める。
現状、不確かな情報がネット上で流れてしまった為に、俺達が炎上している訳なのだが、下手に動くと上げ足を取られかねない。特に、今回の炎上のせいで、緒恋さん側のスタッフ陣にも迷惑が掛かってしまっているようで、『別にこっちは大きな問題にもなって無いから、大丈夫だよ!』との返事は貰ったのだが、あまり負担を掛けてしまうのも申し訳ない。
「やっぱ、触れないのが一番なんじゃないか?どうせ、碌に調べもせず喚いてる奴等ばっかなんだろ?」
「・・・そうした方が賢明かもしれませんね!実際、いつも通り配信をしていた方が、視聴者からのウケも良かったですし!一部のコメントを除いた場合ですが・・・。」
「了解です・・。っと、そうだ!来週、新人が入って来るらしいですよ。スペースオペラ二期生ですね。二期生。高太郎さんが言うには、経費の面も含めて三人にしたらしいですけど・・・・絶対、性格は濃いですよねぇ。」
「はぁ⁉そんな連絡、俺は聞いて無いぞ!」
「・・本当ですか?それなら、ある程度は視聴者側の意識を逸らすことも出来ますかね?いや、新人ライバーをそんな風に捉えるのも、失礼ですね!」
と言いつつも、俺は高太郎さんから事前に、今度入って来るライバーさんの特徴を簡単には聞いている為、それほど心配では無いのだが、ここは教えない方が良さそうだな。高太郎さんも、俺以外のライバーの反応が楽しみらしいし。
「そうですね。事実、スペースオペラが活動を始めてからほとんど、問題ばかり起こるので、何とかしたいですけど・・・無理ですよね。」
「まぁ、諦めろや!よくVtuberは『社会不適合者』だの『一匹狼』だとか言われてるけどよ?世間からの俺達の評価は、言っていれば『ゴミ』『犯罪者』『問題児』だろ?いっそ、企業名も『スペースオペラ』から、スペース・・・・何だっけ?その、ほらっ、宇宙のゴミみたいなやつ!」
「ああ、『デプリ』のことですか?確かに、今のところ少数の間では『スペースデプリ宇宙ゴミ』、そう言われてるらしいですね!・・ですが、城東さんが思っているよりも、そう悪い言葉ではありませんよ?なんせ、宇宙ゴミからは、今の人類にとっては希少な物も数多く見つかっているようですし、宝石の原石ですよ!原石!」
「磨けば光るってことか?まぁ、確かに、要は俺達のやり方次第で、どうとでもなるな!!」
「・・・・なんかいい話に持って行こうとしますけど、俺達、炎上してます(してた)からね?」
「「・・・・」」
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