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第175話 天国(失礼?)
しおりを挟む「それで、本題に入りたいんですけど・・。」
「ん?ああ、メンタルチェックの話だよね?その為に、エストランネも呼んで置いたんだよ!」
「エストランネさんが?」
チラッとエストランネさんの方を見ると、前に腕を組み、真っ白な歯をながら良い笑顔をしていた。・・・二の腕の筋肉ヤバいな。普段から鍛えてるのか?
「ふふっ、意外だったでしょ!こう見えて、その手の資格はちゃんと持ってるし、経験だって豊富なのよ?」
「今のところは、エストランネ一人に任せる形にはなるが、ライバーが増えるにつれて、本格的な部署を作ろうと考えているんだ。それに、ライバーの中からも、興味がある人な「コンッコンッ、失礼しまーす。」っお!皆、本当にいいタイミングで来るね!」
後ろから聞こえた声にビクッとしながら振り返ると、白のセーターとベージュのロングスカート、薄茶色の髪の毛が完璧にマッチしている女性が居た。特に、目元がやや、たれ目になっている為、雰囲気から優しそうなオーラが感じ取れる。別の言い方をするなら、マイペースでふわふわいた印象だ。
さらには、男性10人中9人が視線を向けてしまうだろう、とても大きな胸の自己主張が激しく、視線を外すのに困る人も多い事が伺える。
俺も一応、悪印象を与えない為に、目の前の女性から視線を逸らしてはいるが、大丈夫だろうか?それに多分―――
「えーと、そちらの二人は初めましてですね!私は、二期生でデビューした、母美津 歌恋です!どうぞ、よろしくお願いしますぅ!」
「あらあら!こんなにも可愛い子が同期なのね!!私、とっても嬉しいわ!!!歌恋ちゃん、同じく二期生のエストランネよ!仲良くしましょうね!!!」
「あっ、一期生の鬼道 奈落です。よろしくお願いします。」
・・・・凄いな。
シリウスさんとエストランネさんのVビジュアルが、本人と瓜二つだったから、何となくもう一人も予想していたけれど、まさか本当に、本人をモデルにした姿でVTuberデビューしていたとはな。
はぁ。昨日の歌恋さんのデビュー配信内で、『なんか、ちょっとぽっちゃりじゃない?もしかして、デブ?www』のようなクズコメントが、いくつか目に付いたのだが、実際に見てみると、結構引き締まっているように見える。
もしかしたら、健康志向か筋トレが趣味だったりするのかも。
・・・・こんなこと配信で言ったら、大炎上だよな。
「エストランネ。この前話していた通り、メンタルケアの仕事の助手として、ライバーの中からも募集すると言っていたけれど、彼女がその一人目に立候補してくれたから、色々と頼むよ!」
「えっ⁉本当に⁉歌恋ちゃん、一緒に頑張っていこうね!!困ったら、どんどん質問して良いから!」
「こちらこそ、よろしくお願いしますぅ!前から、こういう仕事にも憧れていたので、良かったです!」
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