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第三章:堕ちた月、騎士たちの誓約
第43話・フィンとの夜
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ルナフィエラが静かに寝息を立て始めると、フィンはそっと一息ついた。
(……よかった。ちゃんと眠れてる)
彼女がよく眠れるよう、今日は意図的に色々な場所へ連れ出し、気を紛らわせるように過ごさせた。
中庭でのお茶、森の散歩、フルーツ採取――どれも無理のない範囲で楽しめるものを選んだつもりだった。
ルナフィエラの寝顔を見つめながら、フィンはそっと彼女の髪を撫でる。
「……お疲れさま、ルナ」
優しく囁くように言いながら、治癒魔法をかけた。
傷はすでにふさがり、表面的には健康そうに見えるが、彼女の身体はまだ完全には回復していない。
ここ数日は、誰かと一緒に寝ることで比較的しっかり睡眠が取れているようだった。
それでも、手指にはまだ力が入らず、完全に自力で立ち歩くには不安が残る。
(……血を抜かれすぎた影響は、やっぱり大きいな)
失ったものがあまりにも多すぎる。
時間が経てば回復するものもあるだろうが、身体だけでなく、彼女の”心”も壊れてしまっている。
治癒魔法では、心までは癒せない。
それだけは、彼女自身が乗り越えるしかないのかもしれない。
フィンはルナフィエラの寝顔を見つめながら、そっと彼女の手を握った。
(どうか、少しでも穏やかに過ごせますように……)
祈るような気持ちで、フィンは彼女の隣で静かに目を閉じた。
朝、柔らかな朝日がカーテンの隙間から差し込み、部屋を淡く照らしていた。
フィンはゆっくりと目を開ける。
まだ微睡む頭で隣を見ると、ルナフィエラが静かに寝息を立てていた。
昨日の疲れが残っているのか、いつもより深く眠っているようだった。
(……可愛い)
穏やかな寝顔を見つめていると、自然と頬が緩んでしまう。
目元も、唇も、どこをとっても愛らしくて、つい抱きしめたくなった。
フィンはそっとルナフィエラを引き寄せ、ぎゅっと抱きしめる。
「ん……」
抱きしめられたルナフィエラが、小さく身じろぎする。
しばらくすると、もぞもぞと動きながら、薄く瞳を開いた。
「……ん……フィン?」
「おはよう、ルナ」
フィンは柔らかく微笑みながら、ルナフィエラの額にそっと チュッ と軽くキスをした。
「……っ!?///」
ルナフィエラは一瞬固まり、その後、驚いたように額を抑えた。
「な、なに……?」
「うーん、おはようのキス?」
フィンは無邪気に微笑むが、ルナフィエラの顔は一気に真っ赤になる。
「っ……!」
恥ずかしさに耐えられず、思わず後退しようとするが――
「……あれ? 動けない」
ルナフィエラが戸惑いながら動こうとするも、フィンの腕がしっかりと彼女を抑えていて、逃げられない。
「もうちょっとこのままでいいでしょ? せっかく一緒に寝たんだし」
「よくない……」
小さく呟きながら、ルナフィエラは顔をそむける。
そんな彼女の反応を見たフィンは、さらに楽しげな笑みを浮かべ――
「じゃあ、こっちにも」
今度はルナフィエラの頬にチュッと優しくキスをした。
「~~っ!!///」
ルナフィエラの顔はますます赤くなり、今にも蒸気を上げそうなほどだった。
「ルナ、やっぱり可愛いね」
フィンは満足そうに微笑みながら、まだ彼女を逃がそうとはしない。
「……恥ずかしい……」
ルナフィエラは小さく呟くが、その声はとても小さく、フィンには届かなかった。
フィンはまだルナフィエラを抱きしめながら、ふと 「もう一つやりたいことがある」 と思い立った。
それは――
ルナのお世話!
昨日一日一緒に過ごし、ルナフィエラがまだ本調子ではないことを改めて実感したフィンは、どうにかして彼女の負担を減らしたいと思っていた。
そして何より、せっかく一緒に過ごしているのだから、最後までお世話をしたい。
「ねぇ、ルナ。ヴィクトルが来る前に、身支度を整えちゃおうよ!」
そう言うと、フィンはぱっとベッドから抜け出し、楽しそうにルナフィエラの前に立つ。
「え……?」
「まずは髪を梳かそうか。それから服も整えて……顔もちゃんと拭いた方がいいよね」
「……」
ルナフィエラは一瞬言葉を失った。
自分の身支度くらい、自分でできる。
「……自分でできるから」
そう言って止めようとするが――
「えぇ~、でも……」
フィンがうるうるとした子犬のような瞳 でルナフィエラを見つめる。
「僕がするの、嫌……?」
「……っ!」
その表情に、ルナフィエラは完全に言葉を失った。
まるで 「僕を拒否するの?」 と言わんばかりの悲しそうな顔。
(そんな顔……されたら……断れない……)
「……嫌じゃ、ないけど……」
「よかった♪ じゃあ、お世話させてね!」
フィンはぱっと笑顔になり、さっそくルナフィエラの髪に手を伸ばした。
こうして、ルナフィエラの「自分でできるから」という意思は、フィンの圧倒的な子犬パワーによって、もろくも崩れ去ったのだった。
「じゃあ、まずは顔を拭こうね!」
フィンはにこにこと微笑みながら、水を含ませた柔らかい布を手に取った。
「……自分でできる」
ルナフィエラは小さく抗議するが、フィンは「じっとしてて」と優しく言いながら、丁寧に彼女の顔を拭き始めた。
額から頬、そして顎先まで、優しい手つきで布を滑らせる。
「はい、綺麗になった♪」
フィンは満足そうに頷くと、次にルナフィエラの着替えに取り掛かった。
「さて、服を選ばないとね。うーん……これなんてどう?」
フィンが選んだのは、落ち着いた色合いのワンピース。動きやすく、それでいて可愛らしいデザインだった。
「……うん…なんでもいい」
「それじゃあ、これに決定!」
ルナフィエラの意思をあっさりと流しながら、フィンは自然な手つきで着替えを手伝い始めた。
ルナフィエラは慣れない状況に戸惑いながらも、半ば流される形で着替えさせられる。
(……なんでこんなに手際がいいの?)
そんな疑問を抱きながらも、気づけばフィンは次の作業に移っていた。
「じゃあ、髪をとかすね」
そう言って、彼は木製の櫛でルナフィエラの長い髪を優しく梳かし始めた。
「……」
その手つきは驚くほど慣れていて、まるで幼い子供の髪を整えるような自然な動作だった。
「ふふ、ルナの髪、すごく綺麗だね」
「……」
黙っている間に、髪を三つ編みにされ、最後に可愛らしいリボンまで結ばれた。
「……え?」
ルナフィエラは鏡を見て、思わず目を瞬かせた。
(思ってたより、可愛くされてる……)
驚いたようなルナフィエラの反応に、フィンはくすっと笑った。
「びっくりした?」
「……なんでこんなに手際がいいの?」
「んー、実はね、神殿にいたときに孤児院が併設されてて、そこにいた女の子たちの髪をよく整えてあげてたんだ」
さらっとした口調でフィンは言う。
「毎朝、寝癖がついてる子とか、リボンを結べない子とか、そういう子たちの髪を結んであげてたから、もう慣れちゃった」
「……そう」
ルナフィエラは少し納得したように頷く。
「だから、ルナもこうして可愛くしてあげたくて♪ すごく似合ってるよ!」
フィンは満足げに微笑むが、ルナフィエラはまだどこか恥ずかしそうだった。
(……どうしてこうもあっさりと、こんなことができるんだろう)
顔の熱を少し感じながら、ルナフィエラは鏡の中の自分をじっと見つめていた。
ルナの身支度が整ったちょうどその時、扉の向こうから コンコン と控えめなノックが聞こえた。
「ルナ様、失礼いたします」
ヴィクトルの落ち着いた声が響き、扉が静かに開かれる。
部屋に入ってきたのはヴィクトル、ユリウス、シグの三人。
彼らの視線がルナフィエラに向けられた瞬間――
「……これは、少々驚きました」
「へぇ……」
「ほう……」
三人がほぼ同時に目を見開く。
「ルナ様、その髪型は……?」
ヴィクトルが静かに問いかける。
「フィンがやってくれた」
ルナフィエラが小さく答えると、ユリウスが微笑んだ。
「なるほど、道理で丁寧に整えられているわけですね」
シグは腕を組みながら、じっくりとルナの姿を眺める。
「よく似合ってるじゃねぇか」
「本当に、お似合いです。とても素敵ですよ」
ヴィクトルが穏やかに微笑みながらそう言うと、ルナは思わず視線を逸らした。
(……褒められた)
嬉しいような、少し気恥ずかしいような気持ちが胸に広がる。
「ふふ、でしょ? ルナは元がいいから、ちょっと整えただけでも可愛さが増すんだよ♪」
フィンが満足げに言うと、ルナフィエラの顔がじわりと熱を帯びる。
「……そんな、大げさ」
「決して、大げさではございません。本当にお似合いです」
ヴィクトルの真摯な言葉に、ルナはさらに頬を赤らめた。
「まぁ、ルナが気に入っているなら、それが一番だな」
シグが軽く肩をすくめる。
「朝食の準備が整いましたので、こちらへお持ちしました。ルナ様、ゆっくり召し上がってください」
ヴィクトルが丁寧に言葉を添えると、ルナフィエラは小さく頷いた。
髪を褒められたことが、思いのほか嬉しかった。
自然と足取りが少し軽くなった気がした。
(……よかった。ちゃんと眠れてる)
彼女がよく眠れるよう、今日は意図的に色々な場所へ連れ出し、気を紛らわせるように過ごさせた。
中庭でのお茶、森の散歩、フルーツ採取――どれも無理のない範囲で楽しめるものを選んだつもりだった。
ルナフィエラの寝顔を見つめながら、フィンはそっと彼女の髪を撫でる。
「……お疲れさま、ルナ」
優しく囁くように言いながら、治癒魔法をかけた。
傷はすでにふさがり、表面的には健康そうに見えるが、彼女の身体はまだ完全には回復していない。
ここ数日は、誰かと一緒に寝ることで比較的しっかり睡眠が取れているようだった。
それでも、手指にはまだ力が入らず、完全に自力で立ち歩くには不安が残る。
(……血を抜かれすぎた影響は、やっぱり大きいな)
失ったものがあまりにも多すぎる。
時間が経てば回復するものもあるだろうが、身体だけでなく、彼女の”心”も壊れてしまっている。
治癒魔法では、心までは癒せない。
それだけは、彼女自身が乗り越えるしかないのかもしれない。
フィンはルナフィエラの寝顔を見つめながら、そっと彼女の手を握った。
(どうか、少しでも穏やかに過ごせますように……)
祈るような気持ちで、フィンは彼女の隣で静かに目を閉じた。
朝、柔らかな朝日がカーテンの隙間から差し込み、部屋を淡く照らしていた。
フィンはゆっくりと目を開ける。
まだ微睡む頭で隣を見ると、ルナフィエラが静かに寝息を立てていた。
昨日の疲れが残っているのか、いつもより深く眠っているようだった。
(……可愛い)
穏やかな寝顔を見つめていると、自然と頬が緩んでしまう。
目元も、唇も、どこをとっても愛らしくて、つい抱きしめたくなった。
フィンはそっとルナフィエラを引き寄せ、ぎゅっと抱きしめる。
「ん……」
抱きしめられたルナフィエラが、小さく身じろぎする。
しばらくすると、もぞもぞと動きながら、薄く瞳を開いた。
「……ん……フィン?」
「おはよう、ルナ」
フィンは柔らかく微笑みながら、ルナフィエラの額にそっと チュッ と軽くキスをした。
「……っ!?///」
ルナフィエラは一瞬固まり、その後、驚いたように額を抑えた。
「な、なに……?」
「うーん、おはようのキス?」
フィンは無邪気に微笑むが、ルナフィエラの顔は一気に真っ赤になる。
「っ……!」
恥ずかしさに耐えられず、思わず後退しようとするが――
「……あれ? 動けない」
ルナフィエラが戸惑いながら動こうとするも、フィンの腕がしっかりと彼女を抑えていて、逃げられない。
「もうちょっとこのままでいいでしょ? せっかく一緒に寝たんだし」
「よくない……」
小さく呟きながら、ルナフィエラは顔をそむける。
そんな彼女の反応を見たフィンは、さらに楽しげな笑みを浮かべ――
「じゃあ、こっちにも」
今度はルナフィエラの頬にチュッと優しくキスをした。
「~~っ!!///」
ルナフィエラの顔はますます赤くなり、今にも蒸気を上げそうなほどだった。
「ルナ、やっぱり可愛いね」
フィンは満足そうに微笑みながら、まだ彼女を逃がそうとはしない。
「……恥ずかしい……」
ルナフィエラは小さく呟くが、その声はとても小さく、フィンには届かなかった。
フィンはまだルナフィエラを抱きしめながら、ふと 「もう一つやりたいことがある」 と思い立った。
それは――
ルナのお世話!
昨日一日一緒に過ごし、ルナフィエラがまだ本調子ではないことを改めて実感したフィンは、どうにかして彼女の負担を減らしたいと思っていた。
そして何より、せっかく一緒に過ごしているのだから、最後までお世話をしたい。
「ねぇ、ルナ。ヴィクトルが来る前に、身支度を整えちゃおうよ!」
そう言うと、フィンはぱっとベッドから抜け出し、楽しそうにルナフィエラの前に立つ。
「え……?」
「まずは髪を梳かそうか。それから服も整えて……顔もちゃんと拭いた方がいいよね」
「……」
ルナフィエラは一瞬言葉を失った。
自分の身支度くらい、自分でできる。
「……自分でできるから」
そう言って止めようとするが――
「えぇ~、でも……」
フィンがうるうるとした子犬のような瞳 でルナフィエラを見つめる。
「僕がするの、嫌……?」
「……っ!」
その表情に、ルナフィエラは完全に言葉を失った。
まるで 「僕を拒否するの?」 と言わんばかりの悲しそうな顔。
(そんな顔……されたら……断れない……)
「……嫌じゃ、ないけど……」
「よかった♪ じゃあ、お世話させてね!」
フィンはぱっと笑顔になり、さっそくルナフィエラの髪に手を伸ばした。
こうして、ルナフィエラの「自分でできるから」という意思は、フィンの圧倒的な子犬パワーによって、もろくも崩れ去ったのだった。
「じゃあ、まずは顔を拭こうね!」
フィンはにこにこと微笑みながら、水を含ませた柔らかい布を手に取った。
「……自分でできる」
ルナフィエラは小さく抗議するが、フィンは「じっとしてて」と優しく言いながら、丁寧に彼女の顔を拭き始めた。
額から頬、そして顎先まで、優しい手つきで布を滑らせる。
「はい、綺麗になった♪」
フィンは満足そうに頷くと、次にルナフィエラの着替えに取り掛かった。
「さて、服を選ばないとね。うーん……これなんてどう?」
フィンが選んだのは、落ち着いた色合いのワンピース。動きやすく、それでいて可愛らしいデザインだった。
「……うん…なんでもいい」
「それじゃあ、これに決定!」
ルナフィエラの意思をあっさりと流しながら、フィンは自然な手つきで着替えを手伝い始めた。
ルナフィエラは慣れない状況に戸惑いながらも、半ば流される形で着替えさせられる。
(……なんでこんなに手際がいいの?)
そんな疑問を抱きながらも、気づけばフィンは次の作業に移っていた。
「じゃあ、髪をとかすね」
そう言って、彼は木製の櫛でルナフィエラの長い髪を優しく梳かし始めた。
「……」
その手つきは驚くほど慣れていて、まるで幼い子供の髪を整えるような自然な動作だった。
「ふふ、ルナの髪、すごく綺麗だね」
「……」
黙っている間に、髪を三つ編みにされ、最後に可愛らしいリボンまで結ばれた。
「……え?」
ルナフィエラは鏡を見て、思わず目を瞬かせた。
(思ってたより、可愛くされてる……)
驚いたようなルナフィエラの反応に、フィンはくすっと笑った。
「びっくりした?」
「……なんでこんなに手際がいいの?」
「んー、実はね、神殿にいたときに孤児院が併設されてて、そこにいた女の子たちの髪をよく整えてあげてたんだ」
さらっとした口調でフィンは言う。
「毎朝、寝癖がついてる子とか、リボンを結べない子とか、そういう子たちの髪を結んであげてたから、もう慣れちゃった」
「……そう」
ルナフィエラは少し納得したように頷く。
「だから、ルナもこうして可愛くしてあげたくて♪ すごく似合ってるよ!」
フィンは満足げに微笑むが、ルナフィエラはまだどこか恥ずかしそうだった。
(……どうしてこうもあっさりと、こんなことができるんだろう)
顔の熱を少し感じながら、ルナフィエラは鏡の中の自分をじっと見つめていた。
ルナの身支度が整ったちょうどその時、扉の向こうから コンコン と控えめなノックが聞こえた。
「ルナ様、失礼いたします」
ヴィクトルの落ち着いた声が響き、扉が静かに開かれる。
部屋に入ってきたのはヴィクトル、ユリウス、シグの三人。
彼らの視線がルナフィエラに向けられた瞬間――
「……これは、少々驚きました」
「へぇ……」
「ほう……」
三人がほぼ同時に目を見開く。
「ルナ様、その髪型は……?」
ヴィクトルが静かに問いかける。
「フィンがやってくれた」
ルナフィエラが小さく答えると、ユリウスが微笑んだ。
「なるほど、道理で丁寧に整えられているわけですね」
シグは腕を組みながら、じっくりとルナの姿を眺める。
「よく似合ってるじゃねぇか」
「本当に、お似合いです。とても素敵ですよ」
ヴィクトルが穏やかに微笑みながらそう言うと、ルナは思わず視線を逸らした。
(……褒められた)
嬉しいような、少し気恥ずかしいような気持ちが胸に広がる。
「ふふ、でしょ? ルナは元がいいから、ちょっと整えただけでも可愛さが増すんだよ♪」
フィンが満足げに言うと、ルナフィエラの顔がじわりと熱を帯びる。
「……そんな、大げさ」
「決して、大げさではございません。本当にお似合いです」
ヴィクトルの真摯な言葉に、ルナはさらに頬を赤らめた。
「まぁ、ルナが気に入っているなら、それが一番だな」
シグが軽く肩をすくめる。
「朝食の準備が整いましたので、こちらへお持ちしました。ルナ様、ゆっくり召し上がってください」
ヴィクトルが丁寧に言葉を添えると、ルナフィエラは小さく頷いた。
髪を褒められたことが、思いのほか嬉しかった。
自然と足取りが少し軽くなった気がした。
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