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2章【逃避行(と言えるのか…?)】
束の間の休息
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この世界のお金――どうやら「ルビー」という単位らしい。
街に来るまでの時に襲ってきたモンスターから、かなり大量に入手できた。
(そもそも何故モンスターがお金を……ああ、多分――――のを持ってたのか)
種類としては、真鍮製っぽい四角いもの、銅製の丸いもの、同じ銅製で一回り大きいもの、銀製の丸いもの、金製の四角いもの、そしてどうやら白金っぽい金属の、一番大きいもの。
「(えっと、鑑定スキルかけたら何かわかるかな)」
――――その結果、
真鍮っぽい感じの四角いのは、「船貨」(船の文様が描かれているから)。
銅製の丸いの、それの一回り大きいのは、それぞれ「銅貨」「大銅貨」。
そして、銀製のと金製のは、単純に「銀貨」と「金貨」でいいらしい。
一番値打ちが高そうなプラチナっぽいのは、そのまま「白金貨」という。
「――――…クラウン、何買ったらいいかなまず一番先に」
「ピューゥ!!(ボクはそんなの知らないよ!!)」
「………そうだよな~、まあ取りあえずは食料類か」
最初の、街の女神様から貰った物の中には、凄く不思議な鞄もあった。
見た目はかなり小振りなのだが、なんとお城の倉庫並みの容量があるらしいのだ。
取りあえず、勘で銅貨&大銅貨以下の硬貨を使ってこの街で買ったもの。
・食料関係色々、およそ4日分(より少し多め)。
・回復薬類など消耗品、持てるだけ沢山。
・「防壁」等防御系魔法のルーン石。(簡易拠点設置用のアイテム)
――――――他、ガラスのような水晶の翼を象った魔導具。
それらを全て鞄にしまい込んだ後、向かったのは「中央広場」と呼ばれる場所。
そこには、「交流掲示板」や、「国からの通知」、「クエスト掲示板」等が設置されている。
「………………………こんなとこにも張り出してるのか、もう、しつっこい…」
レイが見ているのは、「国からの通知」板。その最新のメッセージは、こうなっていた。
>「街にいる皆さまへ」
このセントラルシティの近くにある、「レーザ砦」に、非常に多数の軍勢が入ったという情報があります。どこかの国が「盟約」を破りに来るかもしれません。
そうなればなんとか人命だけは守るつもりですが、緊急事態にも対応できるよう備えはしておいてください。
セントラルシティ守備隊総指揮官
「(盟約とかいうのをどこかが破れば、なんか誘発されそうな国が誘発されるだろうし、はぁ…)」前世では高校生だったレイは、こういうのをなんとなくは理解できるのだ。
「(緊急事態になるかもだし、この街にもう少しいた方がいいか)」
街に来るまでの時に襲ってきたモンスターから、かなり大量に入手できた。
(そもそも何故モンスターがお金を……ああ、多分――――のを持ってたのか)
種類としては、真鍮製っぽい四角いもの、銅製の丸いもの、同じ銅製で一回り大きいもの、銀製の丸いもの、金製の四角いもの、そしてどうやら白金っぽい金属の、一番大きいもの。
「(えっと、鑑定スキルかけたら何かわかるかな)」
――――その結果、
真鍮っぽい感じの四角いのは、「船貨」(船の文様が描かれているから)。
銅製の丸いの、それの一回り大きいのは、それぞれ「銅貨」「大銅貨」。
そして、銀製のと金製のは、単純に「銀貨」と「金貨」でいいらしい。
一番値打ちが高そうなプラチナっぽいのは、そのまま「白金貨」という。
「――――…クラウン、何買ったらいいかなまず一番先に」
「ピューゥ!!(ボクはそんなの知らないよ!!)」
「………そうだよな~、まあ取りあえずは食料類か」
最初の、街の女神様から貰った物の中には、凄く不思議な鞄もあった。
見た目はかなり小振りなのだが、なんとお城の倉庫並みの容量があるらしいのだ。
取りあえず、勘で銅貨&大銅貨以下の硬貨を使ってこの街で買ったもの。
・食料関係色々、およそ4日分(より少し多め)。
・回復薬類など消耗品、持てるだけ沢山。
・「防壁」等防御系魔法のルーン石。(簡易拠点設置用のアイテム)
――――――他、ガラスのような水晶の翼を象った魔導具。
それらを全て鞄にしまい込んだ後、向かったのは「中央広場」と呼ばれる場所。
そこには、「交流掲示板」や、「国からの通知」、「クエスト掲示板」等が設置されている。
「………………………こんなとこにも張り出してるのか、もう、しつっこい…」
レイが見ているのは、「国からの通知」板。その最新のメッセージは、こうなっていた。
>「街にいる皆さまへ」
このセントラルシティの近くにある、「レーザ砦」に、非常に多数の軍勢が入ったという情報があります。どこかの国が「盟約」を破りに来るかもしれません。
そうなればなんとか人命だけは守るつもりですが、緊急事態にも対応できるよう備えはしておいてください。
セントラルシティ守備隊総指揮官
「(盟約とかいうのをどこかが破れば、なんか誘発されそうな国が誘発されるだろうし、はぁ…)」前世では高校生だったレイは、こういうのをなんとなくは理解できるのだ。
「(緊急事態になるかもだし、この街にもう少しいた方がいいか)」
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