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第二章
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はじまりの森の最奥……。
こんなところ初めて来たな……。
昨日始めたばかりなんだから初めて来て当然か。
私は周りをキョロキョロと見渡す。
「なぁに、奏波?怖いの?」
と奈々子はニヤニヤしながらいう。
「初めて来た場所だからなんかソワソワするだけだよ!」
「まあ、緊張するよねー。いつどこでモンスターが襲ってくるのか分からないし」
と郷美ちゃんがフォローしてくれる。
それもつかの間、茂みからガサガサと物音がする。
急なことで私たち3人は肩をビクつかせた。
しかし茂みから出てきたのはゴブリンではなく、イタズラピクシーだった。
「なんだ、イタズラピクシーか……。びっくりさせないでよねぇ…」
と奈々子はやれやれと言いたげだ。
「いやでも、こっちに近づいてくるよ!すみもっちゃん、ツッピー!かまえて!」
郷美ちゃんがそういうので私たちは武器を構える。
するとイタズラピクシーはすごい速さで私たちの方へ襲いかかってきた。
「うわわ?!」
私はなんとかそれをかわす。
奈々子や郷美ちゃんも難なくかわせたようだ。
イタズラピクシーはというと不意打ちをかわされたのが気に食わなかったのか「キーッ!!!」と甲高い声を上げプンプンと怒っていた。
まるで子供の癇癪のようだ。
その怒りに任せたまま、たぶんだが私が1番レベルが低いことがわかったのだろう。
私の方に集中攻撃をしてくる。
「わー?!私ばっかり攻撃してくるー?!」
「うわっ!なにあいつ、セッコい真似してくれちゃって!」
と奈々子が私の助けに入ろうと近づいて来てくれたが、既のところでかわされてた。
「げっ?!」
奈々子は当てる気満々だったため、急に攻撃対象にかわされちゃったらその勢いを止めることが出来なかった。
私に魔法攻撃を発動させた武器(昨日ガチャで当てたと言っていた『白薔薇の杖』)が当たるのはまずいと思ったのか、奈々子は武器を投げ捨てそのまま私の方に突っ込んできた。
「奏波ごめーん!!」
「ぎゃー!!!」
そのまま私と奈々子はぶつかって倒れ込む形となる。
「2人とも大丈夫?!」
郷美ちゃんは私たちに声をかける。
「いてて……私はなんとか。奏波は大丈夫?」
「HPが半分くらい削れたけど、なんとか」
「よかった!じゃあツッピーは投げ飛ばした武器の回収しといて!すみもっちゃんはHPの回復するために薬草使って!アタシはなんかこう……頑張ってみる!」
「ごめん、真依!お言葉に甘えさせてもらうわ!」
奈々子は武器を探しに茂みの中へ入っていった。
私もお言葉に甘えさせてもらって薬草を使いHPを回復させてもらった。
「すみもっちゃん、準備は完璧?」
「もちろん!回復したよ!ありがとう!」
「アタシの技と属性じゃイタズラピクシーと相性が悪くて……。アタシどっちかというと防御用の技が多いし、攻撃するのにも時間がかかるから当たる確率低いんだ。だから私がすみもっちゃんをサポートするから、攻撃は任せたよ!」
「が、がんばる!!」
私はそう言いながらレイピアを構えた。
こんなところ初めて来たな……。
昨日始めたばかりなんだから初めて来て当然か。
私は周りをキョロキョロと見渡す。
「なぁに、奏波?怖いの?」
と奈々子はニヤニヤしながらいう。
「初めて来た場所だからなんかソワソワするだけだよ!」
「まあ、緊張するよねー。いつどこでモンスターが襲ってくるのか分からないし」
と郷美ちゃんがフォローしてくれる。
それもつかの間、茂みからガサガサと物音がする。
急なことで私たち3人は肩をビクつかせた。
しかし茂みから出てきたのはゴブリンではなく、イタズラピクシーだった。
「なんだ、イタズラピクシーか……。びっくりさせないでよねぇ…」
と奈々子はやれやれと言いたげだ。
「いやでも、こっちに近づいてくるよ!すみもっちゃん、ツッピー!かまえて!」
郷美ちゃんがそういうので私たちは武器を構える。
するとイタズラピクシーはすごい速さで私たちの方へ襲いかかってきた。
「うわわ?!」
私はなんとかそれをかわす。
奈々子や郷美ちゃんも難なくかわせたようだ。
イタズラピクシーはというと不意打ちをかわされたのが気に食わなかったのか「キーッ!!!」と甲高い声を上げプンプンと怒っていた。
まるで子供の癇癪のようだ。
その怒りに任せたまま、たぶんだが私が1番レベルが低いことがわかったのだろう。
私の方に集中攻撃をしてくる。
「わー?!私ばっかり攻撃してくるー?!」
「うわっ!なにあいつ、セッコい真似してくれちゃって!」
と奈々子が私の助けに入ろうと近づいて来てくれたが、既のところでかわされてた。
「げっ?!」
奈々子は当てる気満々だったため、急に攻撃対象にかわされちゃったらその勢いを止めることが出来なかった。
私に魔法攻撃を発動させた武器(昨日ガチャで当てたと言っていた『白薔薇の杖』)が当たるのはまずいと思ったのか、奈々子は武器を投げ捨てそのまま私の方に突っ込んできた。
「奏波ごめーん!!」
「ぎゃー!!!」
そのまま私と奈々子はぶつかって倒れ込む形となる。
「2人とも大丈夫?!」
郷美ちゃんは私たちに声をかける。
「いてて……私はなんとか。奏波は大丈夫?」
「HPが半分くらい削れたけど、なんとか」
「よかった!じゃあツッピーは投げ飛ばした武器の回収しといて!すみもっちゃんはHPの回復するために薬草使って!アタシはなんかこう……頑張ってみる!」
「ごめん、真依!お言葉に甘えさせてもらうわ!」
奈々子は武器を探しに茂みの中へ入っていった。
私もお言葉に甘えさせてもらって薬草を使いHPを回復させてもらった。
「すみもっちゃん、準備は完璧?」
「もちろん!回復したよ!ありがとう!」
「アタシの技と属性じゃイタズラピクシーと相性が悪くて……。アタシどっちかというと防御用の技が多いし、攻撃するのにも時間がかかるから当たる確率低いんだ。だから私がすみもっちゃんをサポートするから、攻撃は任せたよ!」
「が、がんばる!!」
私はそう言いながらレイピアを構えた。
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